投稿

1月, 2017の投稿を表示しています

イギリス観光:ケンブリッジ大カレッジ探訪1、トリニティであるがトリニティでない

イメージ
天気が良い休日には、ケンブリッジ市内へ出かけ、カレッジを探訪しようと思っている今日このごろである。カメラ修行中の身としては、撮影対象が必要であるので、こういう施設が近くにあるのは有り難い。こうしてブログのネタにもなるし。  天気の良い土曜日、そんなに時間はなかったので、取り敢えず一箇所だけ行ってみましょうか、と出かけてきた。まずは、やっぱりトリニティ・カレッジでしょ?と思って、行ってみると、入口の前にこんな表示が・・・。
関係者以外は入れないらしい、試しにケンブリッジ大のIDを見せてみたが、トリニティ・カレッジメンバーオンリーということであった。カレッジ毎に学生証が違ったりするんだろうか?よくわからないが、ダブリンのトリニティ・カレッジ出身であるのだが、ケンブリッジのトリニティ・カレッジで門前払いを食らってしまった。ガウンを着ている人を街でよく見かけたので、卒業式とかそういうイベントが行われていたものと思われる。 ただ、様子を伺っていると、学生風の人は、特に何を見せるわけでもなく何食わぬ顔で中に入っていったので、入ろうと思えば入れたのかもしれない。まあ、カメラをぶら下げて、いかにも観光客風であったので、それではマズイのだろうが。
仕方がないので、お隣のセント・ジョンズ・カレッジへ。ちなみに入場料は8ポンドなんだそうだけど、何食わぬ顔で素通りしてしまえば関係者として入れるんじゃないかという気がしたのだけれど・・・(どこもかしこも、馴染んでいればOKなのか?)。 
セント・ジョンズ・カレッジにも立派なチャペルがあるのだが、この中は撮影禁止。  関係者以外立ち入り禁止となっている橋。通称、ため息橋。 この場合、大学のIDを持っていれば、関係者と言い張って良いのだろうか?
橋へと向かう回廊
回廊の建物を外から見るとこんな感じ。立派なゴシック様式の建物なのだが、立てられたのは19世紀らしい。
運河を渡ると広い芝生があり、暖かい日であれば散歩をするのにちょうど良さそう。 寒いし、時間がなかったので、直ぐに帰ってきた。途中まで順路の表示があるのだけれど、橋を渡ったところからは何もなく、一体何処でお終いなのかがよくわからない。多分、このへんで終わりなんだと思うけれど・・・。  やはり、伝統のある大学だけあって、建物は荘厳な感じのところが多い。アイルランドのトリニティ…

イギリス生活:髪を切る。

イギリスに来て初めて髪の毛を切りに行った。近所の美容室だが、これがまあ、酷かった。注文の仕方が良くないというのは認めるとしても、なんか、ゲジゲジなのである。ま、そんなもんだよな、と思っているので良いのだけれど(良くないけど)・・・。しかし、美容室ということで少しは期待していたのだが、同じダメなら、床屋さんの方が良かったかもしれない。アイルランドでは、何軒か試した結果、大学からちょっとだけ離れたところにある床屋さんが一番いいかなということでそこに落ち着いたが、ケンブリッジでもそんな旅をするのはちょっといただけない。
*相方に指摘されて初めて(少しだけ)思い出したが、アイルランドでも一度は美容室に行ったが、あまりにひどく、やっぱり床屋の方が良くね?ということで床屋に戻ったらしい。
火曜日の日本人ランチで知り合いになった人から、ケンブリッジ唯一の日本人美容師さん情報は得ているのだが、折り悪く日本に帰省中とのことで、今回は近所の美容室を試した。しかし、やはり、ちょっと遠くても日本人の美容師さんに切ってもらったほうが良いだろうな。移動にかかる時間と費用よりも、探索費用とストレスが過大である。流石にロンドンまで行くとなると、その交通費と時間を考慮すると却下せざるを得ないが。
モードの中心はヨーロッパにあるのかもしれないが、モードの末端のクオリティーは圧倒的に日本の方が高い。別にモデルみたいな髪型にしてほしいわけじゃないんだから、それなりの値段で、それなりの髪型が一番だ。

今回、美容室に行って初めて思い出したのだが、髪を洗ってくれる、と言っても、最初に洗って、切り終わってからはそのままなんだよな。一応ドライヤーで吹き飛ばしてはくれるのだけれど、そんなことで細かい髪がきれいに吹き飛ばされるわけもなく、何でそこに?というところにまで切った髪の毛が入り込み、チクチクしてどうしようもなかった。髪の毛を切ってからラボに行こうと思っていたのだけれど、一度家に返って頭を洗い直すことになった。まあ、そういう意味では家の近くで切って正解ということではあるが、なんともストレスである。

イギリス生活:アパート探しinケンブリッジ

比べるのもあれなのだろうが、イギリス、舐めてんなあ・・・と思ったので、書き留めておこう。
イギリスは、日本と同じで、賃貸物件でも不動産屋が管理している場合が多い(オーナーが不動産屋を介して貸し出している)。時々個人で貸し出している場合もあるが、アメリカのようにアパート運営会社みたいなのがやっていて、リーシングオフィスを訪れて契約する物件は今のところ見かけない。
ちなみに、ケンブリッジ市内の物件は、高い、という印象である。サンディエゴよりは、まあ、マシかもしれないけど、マシじゃないかもしれない、くらい。また、部屋が決まった頃には、もう少し詳しくレポートしたいと思う。

私は、家族で住むための物件を探しているのだけれど、ケンブリッジの駅の近くに良さげな物件を不動産のウェブサイトから見つけた。1ベッドルーム、家賃は850ポンド。これもそれなりに高いと思うのだけれど、まあ、許容範囲かなということで、見に行ってみた。 ゲートのあるアパートで、敷地内もキレイで静か、スーパーマーケットに近いし、それ以外もそれなりに便利そうだ。なかなか良いかなと思い、借りたいと不動産屋にお願いした。不動産屋が言うには、landlordにオファーを出すのだという。こういう者なんですけど、貸してくれますか?という感じなのだろう。職業とか、年収とか、家族構成とか、家賃の支払い方法とか(契約期間中一括かマンスリーか)、そんなものをオーナーに伝えるらしい。それでオーナーがOKを出せば、初めて契約の手続きにはいることになる。なるのだが・・・イギリスお決まりのパターンで、ここから奇妙な展開を見せる。 この物件は、数軒の不動産屋が管理しているらしく(よくよくウェブサイトを見ていると、同じものと思われる物件が、違う写真で掲載されている)、それぞれからオファーがオーナーのもとに送られてきたらしい。その数が非常に多く、オーナーは”もしかして、もっと高くても借りてもらえるんじゃねぇ?”と思ったらしい。不動産屋から、”もっと家賃を出すことはできるか?”という逆オファーが私の元にやってきた。いや、850だから良いと思ったけど、それ以上はちょっと・・・と私は返信。その後不動産屋からしばらく連絡がなかった。 で、その後、賃貸情報サイトを見てみると、同じ物件が950ポンドで載ってる・・・。 つまり、逆オファーの結果に…

研究生活:初めてのプログレスレポート

毎週金曜日は昼前にラボミーティングがあり、誰かがプログレスをするということになっているのでございます。今週は私の番。12月8日に仕事を初めて、クリスマスを挟んでの今なので(しかも、間違いDNAとか意味不明の事態も発生し)、まあ、サイエンティフィックなディスカッションなんてネタは実質的にゼロ。こりゃもうどうしようもないんで、何をやりますよ、ということくらいで終わり。まあ、そこはどうしようもありません。無駄に足掻いても仕方がないし、無駄に時間は使わせない。
しかし、まいったのは、私が来る前にコラボレーターと話し合ったという話が、私の解釈していたのと全く逆だったこと。実験結果のパワポはもらったのだけれど、実験の詳細も不明だったので、それがスクリーニングで見つかったことはわかったけど、勝手にこれまで言われていたとおりマイナスに働くんだと思っていたら、実は全く逆。まあ、私が聴き逃していたのかもしれないが、いや、でも、そこはもうちょっと強調してくれても良かったんじゃ?と思ったり。
まあ、プラスだろうがマイナスだろうが、それが因子であり、それが何かとインタラクトをすることには違いないのだから、やることは何も変わりはしないんだけれども。
今のラボでは、プレゼンのときは何かお菓子を持ってくるのが習慣化しているようなので、tescoでお菓子(チョコとマドレーヌ)を買っていったのだけれど(本当は中国系の店で、日本のお菓子を買うつもりだったのだけれど、前日にしまっていたので。後から気づいたが、旧正月のせいか?)、中国人のマスターの学生さんが、旧正月だからということで、パンとクッキーを持ってきてくれていたので、私はチョコだけ提供した。元ラボではビールだったが、流石に昼前にビールっていうわけにもいかんだろうね。 
スライドの最後になんか写真を入れる、ってのも、うちのラボでは良く見かけるのでやろうと思ったが、いい写真がなかったので、旧ラボのデスクから撮ったゴルフカートで移動するバラク・オバマの写真を使った。 アメリカ人受けは良かったかな。

イギリス生活:日本人ランチ2回目

火曜日。日本人ランチに出かけた。12時くらいから、なので、12時5分位に着くと誰もいない。どうしようかな、と思いながら、とりあえず先に買ったサンドイッチを食べ始めた(温めてもらったので、冷えるのはちょっと)。そろそろ食べ終わるかなというころにお一方やってきた。その後、12時15ふんとか20分位からボチボチと集まっていらっしゃった。みんなそんなものなんだろう。参加するときは、あまり早く行かないようにしよう。しかし、誰かが先についてないと席がなかったりするという・・・。 先週もお一方帰らる人がいたが、近々帰国予定の方がもうお二方いるそうで、寂しい限り。 賃貸についてのお話を聞いたのだけれど、何でもイギリスは賃貸する際にも審査に最低でも2−3週間かかるということらしい。ありえない。しかし、聞いておいてよかった。 帰国される日本人の方に色々と譲ってもらえることになった。有り難い限り。その方に、日本人美容師情報も教えていただき、連絡を取ってみた。なんでも、ケンブリッジただ1人の日本人美容師らしい。自宅で切っているらしく、かなり郊外なのだが、ロンドンまでいくことを思えばいいか。なにせ一月半に一度くらいは切らないと収まりがつかなくなるので。

研究生活:やっとDNAが届く。そして初めてのコロニーダイレクトPCR

やっと本物のDNAが届いた。と、言ってもまだ安心はできない。取り敢えずプレートに撒いて、一晩インキュベート。無事にコロニーができた。コロニーは間違ったものでも出来たので、今回は確認のために初めてコロニーダイレクトPCRをしてみた。そんなことが初めてなのも問題があるか?しかし、何度も言うようだが、Ek/LICでサブクローニングすると、ほとんどハズレを引くことはないので、コロニーPCRなんてまず必要ないのだ(シークエンスだって、”いくつも出すんじゃない、一つで十分だ”とテクニシャンから怒られるくらいなのだ)。とは言え、普通のサブクローニングには大変有用ですね。これからはシークエンスに出す前にこれで確認しようと思う。
長かったDNA待ちの1ヶ月だった。待っている間に先に届いていたDNAのコンストラクトをいじりつつ、その調べ物とかをしていたのだけれど、実はこちらも分子生物学の本丸に関わりがあったりするのかも・・・という妄想に行き着き、大型プロジェクト二つという構成になるのかなあ(1人で)・・・とやや遠い目をしている。まあ、でも、今のところ妄想段階なので、ただの妄想に終わる可能性も高いわけだけれど。構造の良いところは、取り敢えず意味が無くても構造が解ければ(しょぼい)論文にはなるということ。しかし一方で、(生物・医学・化学的に)意味がなければ、苦労の割に面白みは無く、コストパフォーマンスが悪いということでもある。面白く、世間の受けもいいのは、すでに他の分野で熱くなっているターゲットの論理を補完する、というタイプの構造&論文であって、これから面白くなる分野の構造を狙うというのは、なかなか出来ることではないような気がする(少なくとも、構造主導で話が始まったというのを聞いたことはない。が、あえてそこを狙ってみるわけなのだけれど。でも、妄想するだけのデータがまったくないわけではないから、これも論理の補完だと言えばそうなのだろう。しかし、少なくとも今のところ全く熱くないところが、妄想が現実になれば、かなり熱くなるだろう)。そういう流れなので、そういう流れで行こうと思う。少なくとも、何か妄想ができれば、モチベーションにはなるから良い。何の意味もなさそうなものをやるのは、流石に歳を取ってくるとつらいのだ。
ということで、数日前に考えたちょうどいいサイズのプロジェクトは一時凍結とするこ…

研究生活:ポスドクアプライ時のカバーレターの書き方(私見)

カバーレター 旧ブログで、すこしポスドクに応募する際のカバーレターについて書いたような気がするが、ちょっと気になったので、もう一度書いてみようと思う。
カバーレターは自分自身のアブストラクト 基本的に大事なことは、 ・カバーレターとCVをセットで出す。研究歴が長い場合は、research statementを添えるのも良いのかもと思う。 ・カバーレターで他の書類を見たくなるような(できればインタビューに呼びたくなるような)内容を書く。大まかに自分が伝わる文章。自分自身のアブストラクトみたいなものだろう。 ・言語的な間違いは避ける(英語のできる、できればnativeの誰かに見てもらう) ・丁寧に ということだと思う。まあ、非ネイティブのことなので、英語に関しては優しくしてくれる可能性も期待できるが、最初から期待しちゃマズイだろう。
カバーレターの書き方 さて、具体的にカバーレターの書き方である。 1.まず、最初に、誰々さんへ、と書くわけだけれど、相手がプロフェッサーであると分かっている場合、Dear Prof. 〇〇とする。それ以外の場合、基本的にはDr. 〇〇で良いのだけれど、イギリス・アイルランドのassociate professorはProf. のようである。 2.次に、用件と(ポスドクにアプライします)自分の紹介(所属とポジション)を書く。オープンなポジションにアプライする場合は、単に”I am writing to apply for …”で良い。空きがあるのか無いのか不明な場合には、”I am writing to inquire about the possibility of a post-doctoral position in your laboratory. ”と書けばよい。 3.その次に、自分の研究について書く。学位論文のタイトルのような、大きな研究テーマをやっていて、自分はこういう研究を、こういう手法でして、こういう結論を得ました、というのを、手短に、論文のアブストよりも更に短く書くのがよいだろうと思われる(相手も暇ではない。論文見てね、と言われると、更に時間が無い。論文を添付するのは問題ないとは思うが、読んでくれることを期待しないほうが良い)。漠然としすぎるのは無し。学位取得直前の研究者の場合、1パラグラフ、研究生活…

研究生活:適当なサイズのプロジェクトを考える

イメージ
研究室の仕組み
日本と欧米でスタイルは多少違うが、PI(principal investigator)と言われるボスがいて、その下に何人かの子分がいるという形式は同じ。子分たちはどうやって雇われているかは、それぞれの事情により様々。fellowshipを外からもらっている人もいれば、ボスのグラントから雇われている人、あるいは自腹というひとも中にはいる(日本人のお医者さんにはこういう人も多い)。
研究費はボスが獲ったグラントでほぼ賄われる(fellowshipに研究費がついてくるものもあるが、それほど多いわけではない)。なので、グラントを獲ったり更新したりするのにPIも必死だし、子分たちもそれに貢献することが求められる。”貢献”とは何なのか?それは場合に依る。求められるものは国にもよるだろうし、獲っている(獲ろうとしている)グラントにも依る。しかし、まあ、研究室を安定的に運営していくためには、CNS的なものを数年に一報くらいは出さないといけないと、著名研究所のPIたちは思っているだろうと思う。まあ、なので、色々と言いたい気持ちはわかるけれど、研究室からCNSが出て小躍りしているしているPIの気持ちはわからないこともないし、それはつまり私達子分たちの生活にも関わってくる。だから、CNSがどうしたよ、と、シラーッと思っていたとしても、やはり一緒に小躍りしなければいけないのかもしれない。 ただ、(多分)これは欧米の話で、日本の場合は研究成果がでなかったとしてもクビになることは無いから、ポスドクなどを雇ってない限りは(雇っていたとしても?)グラントが切れることを切実に恐れてはいないかもしれないし、なので、それほどCNS的なものを求めていないかもしれないし、従って、そもそも論文を出すことへのモチベーションが低いかも知れないと推察する(だから、大学院生の指導を放棄するだの、論文を見てやらないだの、おかしな行動に出る人が続出するんじゃないだろうか?)。
なので、PIはそれに適う研究テーマを思いつき、予算を獲り、それを無事に子分たちが遂行する、というのが求められるが、当然PIが思いついた研究が全てがうまくいくというわけではない。全てが上手く行ったら、それは多分、何かよくないことが行われている可能性を疑ったほうが良いかもしれない。”外目に”全てが上手く行っているというのは…

研究生活:プログレスレポート。そこはグッと抑えて

イメージ
プログレスレポート  研究の進行具合を報告するプレゼンテーションが年に数回回ってくるのが普通の研究室。研究が思い通りに進んでドヤ顔で報告するもの、なかなか上手く行かずにちょっとさみしく報告するもの、様々だと思う。欧米では、上手く行っていこうが行ってなかろうが自信満々という場合が多いが。
うまくいっている人の場合  このプログレスレポート、うまくいっている人は、うまくいっている結果をバン・バン・バンと出してディスカッションで問題ない。余計な苦労話は要らない。完結に綺麗な結果を出せば良いんじゃないかと思う。他のラボメンバーの参考になるような話があるなら、その辺はメソッドでも話を広げるのが良いだろう。
うまくいっていない人の場合 問題は、上手く行ってない人と、最近うまく行き始めた人だ。上手く行ってない人は、上手く行ってない結果を上手く行ってない通りに出して、みんなのアドバイスを貰うのが良いだろう。時々あるのは、上手く行ってないんだけど、実験条件とか端折るので、何が上手く行ってない原因かもわからないし、アドバイスのしようもないというケース。まあ、自分で解決するから放って置いてください、というならいいのかもしれないけど、それではプログレスの意味が無いような気がする。プログレスは格好を付ける場ではない(ただ、格好をつけないと調子に乗って糾弾する人とかもいるので、気をつけないといけないが)。

最近、うまくいき始めた人の場合 しばらく上手く行ってなかったんだけど、最近うまく行き始めたかな、くらいのときも問題だ。上手く行ったところだけ話すとあまりにも話しが短いような気がする。そこで、取り敢えず上手く行かなかった順に並べて、最後に実はこうやって上手く行き始めたんですけど・・・という落ちで終わる。その、まあ、気持ちはわかるのだ。確かに最近うまく行き始めたその話だけでは、なんかずっと何もやってなかったみたいじゃん?確かにそうだ。でもね、なんかその前置きの、もう必要のない色んなデータを見てああだこうだ言って時間をとるわけである。結果、それは必要ないんですけど・・・というのはただの時間の無駄だ。 そこは言いたい所をぐっと我慢して、やったことをtableにでもしてまとめて、ダメなものの典型的な例でも示して、後は上手く行った所をきちんと話してもらったほうがいいだろう。その後の展開の話が…

イギリス生活:風邪をひいたらしい

イメージ
朝起きると、喉がいがらっぽい。どうも風邪をひいたらしい。なんか疲れてるなあ、と思っていたのだけれど、疲れが先なのか風邪が先なのかよくわからないが、ともかく風邪っぽいのが現状なのである。
ここは家でゆっくり休みたいところなのだが、ラボに少しやることもあり、家にはゆっくり作業をできるような場所は無く、家の中にはゲホゲホしている同居人もいて(彼らが感染源だと思っている)、結局ラボにいくしかない。ルームシェアって、キッチンだのバスルームだのを共有するのはともかく、感染症もシェアしないといけない場面も出てくるわけで、簡単じゃないよな、と思う。巷でもらってくる可能性も大いにあるわけだけれど(病院内を通過して通勤してるし)、やはり近くにウイルスを持っている人が生活していると、感染する危険性は格段に高い。感染症のリスクを軽減したいので、ちゃんと手洗いとうがいをしてください、とは、他人には言えないし。まあ、相手もひきたくてひいている風邪ではないだろうが、特に注意もしてなさそうなので、考えもの。
ちなみに、ルームシェアをしているのは中国人の親子(母親と子供)。こちらで働いているわけではなくて、父親を中国に残して、子供をイギリスの学校に通わせるために来ているらしい。上海出身らしいが、中国は子供が多すぎるし、大気汚染なんかも気になるから外国の学校で勉強させるというのも結構あるらしい。どの程度ある事なのかは不明だけれど。まあ、10億人以上も人がいたら、そりゃそれなりに見かけるのだろうけど。しかし、例えば40年位前の川崎から、光化学スモッグが気になるから外国の学校に通うことにしました、なんて日本人の話はあったんだろうか?中国スゲーな、とここでも思う。それにしても、お金のかかることである。その中国人が、”ほら、イギリスの教育は素晴らしいし”と言っていたが、そんな話は聞いたこと無いが、そうなんだろうか?オランダとか、北欧の国々の教育が・・・と言うような話は聞いたことがあるような気がするが。なんか、一部のボーディングスクール的なものと勘違いしていたりはしないのだろうか?まあ、でも、英語が話せるようになるのは良いのだろう。そういう人たちが、どういう資格で滞在しているのか知らないが(え、ほんと、何ビザなんだろう?)、税金はイギリスには納めて無いはずで、でも公教育は無料のはずで、完全なフリーライダ…

考える気力がない

イメージ
ついにトランプ大統領が就任ですね。ラボでもアメリカ人はそんな話題をしてました。しかし、なんか、考える気力がない。今日は一回やすみ。

イギリス生活:日本人ランチ

初めて病院周辺の研究者の方々が毎週火曜日に集まるという日本人ランチに参加してきた。皆さん、時間があれば来るという感じみたいで、今回の参加者は私も含めて6人。そこに参加された方は、皆お子様がいらっしゃる方々だった。これから、どれだけ滞在するかわからないが、色々教えていただくことも多そう。よろしくお願いします(どなたも読んでないと思いますが)。
ランチでは、まあ、ざっくばらんに色々な話題が飛び交っていた。しかし、研究の話題はなかった。それがそこでのマナーなのかどうかは分からないが、まあ、食事時くらい研究の話は無い方が良いかもしれない。メンバーに依るのだろうな、きっと。
研究所のレストランの話題になったが、別の研究所にもやはりレストランがあって、結構美味しいということだった。そして、そこは(確か)毎週水曜日がカレーなんだそう。ちなみに、LMBのレストランも結構美味しいと思うのだけれど、LMBでは毎週金曜日がフィッシュ・アンド・チップスの日と決まっている(知らなかったが、イギリスでは金曜日はフィッシュ・アンド・チップスを食べる日なんだそうだ。有名な話?アイルランドでは聞いたことが無いような気がするのだけれど)。
その日本人ランチを教えてくれたOさんに聞いたところでは、ケンブリッジでは、日本人はここに住んでいる事が多い、というような地域は特にないそうで、職場周辺の色んな所に住んでいるようである。アメリカとは違う。サンディエゴでは、特にお子様連れなんかはUTC一択みたいな雰囲気があったが・・。 事情が違うのにはそれなりに理由があるだろうが、まず第一に、ケンブリッジにはアメリカみたいなでかいアパートがない、ということだろう。アメリカは、アパートもでかいし、UTCなんかはでかいアパートが軒を連ねているわけで、選択肢も多い。なので、そこで良いんじゃないか、ということになる。ケンブリッジにも、集合住宅は存在するけど、アメリカのそれのように巨大ではないし、貸すためのものではなく、須らく売り物のようだ。買った人が貸し出していることはあるが、リーシングオフィス的なものに行ったら貸してもらえるというのとは随分事情が違う(従って非常に面倒だし、ここでは、賃貸に関しても不動産屋が大いに活躍している)。 次に考えられるのは、治安の問題だろうと思われる。サンディエゴは安全だよ(確かに安全…

研究生活:辺境主義

イメージ
まだ本命のタンパクのDNAが届かないので、取り敢えずサブプロジェクトのクローニングをしつつ論文を読んでいる。そして、こりゃまた随分と生物学の中心的話題にちかいなあ・・・などと思う。

アイルランドでは、辺境の地で、辺境の話題をつついていた。これはこれで楽しくて、ちょっとは中心的な話題(でも、多分、辺境の中心(地方都市みたいな)くらいだったのだろうと思うけど)とも絡めるかな、くらいだった。アメリカでは、地域的にはあまり辺境ではなくなったが、やはり話題は辺境だった。語弊があるかもしれないが、ウイルスの研究は、大抵のものはどこまで行っても(それがNatureに載ろうが、Scienceに載ろうが)生物学的には辺境なのだと個人的には思う。なんかちょっと華々しい、ということもあるかもしれないが、人の生死に関係する話題である、というだけで、生物学的に言えば辺境の話題だ(全てではない。大抵は。逆転写酵素とか発見してしまうと、それはもちろん世界の中心に適うわけだけれど)。医学としては・・・よくわからない。 
いままでは、どちらかと言えば重箱の隅を突くような研究をして(つまりそれは、辺境の辺境。世界の果て)、それを楽しんでいたわけだけれど、今回やろうとしていることは、かなり中心に近い。選びに選んでそうなったわけでもないのだけれど、”ああ、なんかよくよく見てみると、こういうのが生物学の興味の中心なんだろうなあ・・・”という気がしてくる。
中心的な話題を研究するべきだ、と主張される方も中にはいる(いや、たくさんいる)のだけれど、まあ、中心も辺境もそれなりに大事だろうと私は思う。そして、傾向を見ると、中心の方が、より、”怪しげな”研究も多いのだろうという気がする。STAPみたいな極端な例もあるが、それ以外にもそういう話はたくさん転がっていそう。そして、競争は苛烈である。辺境の方が、手堅い研究が多く、コンペティションも(あるにしても)辺境同士の争いなので、それほど熾烈ではないだろうという気がする。しかし、まあ、なにせ辺境のことなので、世界の中心には声が届かない事が多い。時々、辺境でも事件が起きて、”ヤバイ、世界が滅亡するかも”みたいなメッセージを大きな声で発したりすると、振り向いてくれることもある、という感じなのではないか。まあ、でも、ホントの使命感でやっている人とか、”別に中心になんか声…

ちぇんじ

イメージ
政治の問題に関心がないというわけでもないけど、結局色々読んでみたところでニュースのキュレーションだったり(あるいは偏向報道を偏向報道するみたいな)つまらない評論家みたいな当たり前のことしか言えなかったりするわけで、自分の手の届かない範囲のことはあまり書かないようにしている。なんか面白いことを言うには、新聞各紙の情報から正しい視点を見いだせるような相当の知性を持つか、あるいは、お金と時間を使って自分で情報を集めるかなんだろうな。 まあ、なので、今日は別に評論をしたいわけではないし、大した情報を持っているわけでもない人のただの感想を書きたくなったので書き留めておこうと。 イギリスのEU離脱の問題は、自分にとって切実な問題。本当に離脱する方向で進むのだろうけど(今日首相の発表があったし)、それでどうやってイギリスが生き残っていくか(というか、科学予算がつけてもらえるか)というのは気になるところ。輸入品の価格も上がって生活も厳しくなったりするのかもしれない。どこかで、既に野菜の価格が上がって・・・と書いてあったけど、それは単純にポンド安のせいで、まあ、離脱と関係があると言えばあるけど経済圏から抜けたら別の影響があるのだろう(EUとの条約がどうなるかに依るだろうけど)。 と、不安だなあ、と思っていたのだけれど、大体どこのお話を読んでも、 ”EUは存続するんだけど、UKが単独で抜ける” という前提で話が進んでいるのが、不思議だなあ、と考え思う。確かに、良識的な新聞各紙は、EUは存続する方向で報道するのはわかるのだけれど、昨年は立て続けに、残留するはずだったUKが離脱を選び、ならないはずだったトランプが大統領になったのに、それでもなお、EUは存続するけど、UKはどうするよ?という見方が体勢を占めているように感じるのが、単純に興味深い。UKに拠点を置いている企業は、EUが残ろうが残るまいが、UKがEUから抜けた時点で、拠点をUKに残す理由はなくなるわけで、彼らが、そういう前提で行動するというのはわかるのだけれど。 それでだいたいそれなりOKな日々を送っている人にとってみれば、変化してもらっちゃ困るわけで、そういうバイアスがかかって報道が行われるんだろう(どうせ変わんないんだろ?と思わせた結果、変わるほうが勝ってしまっているという気がしないこともないが)。逆に、なんと…

アメリカの医療保険を振り返る

アメリカの保険制度について、人と話していて混乱したので・・・

この前、日本人の方と話している時に、brexitだとか、トランプ勝利だとかいう話になった際、アメリカの保険制度に話題が到達してなんかちょっと自分で混乱したので頭を整理しておく。丁度、アメリカの連邦議会の下院でも オバマケア廃止法案が通ったらしいし。


皆保険って言っても、日本とは全然違う

日本の健康保険制度は、国が管理していて、入っている人には(年齢によって負担率が違うにしても)平等な保険が提供されるわけだけれど、アメリカの保険は、民間の保険で、人によって保険料も、受けられるサービスも随分違う。
日本人が聞き慣れないのは、deductibleとout of pocket maximumだろう。deductibleは、その保険で、被保険者が100%支払わなければいけない医療費の額。deductibleが600ドルの保険ならば、年額600ドルまでは全額本人負担で、それ以上の医療費について保険が適用された額の負担(例えば20%負担)になる。out of pocket maximumは、本人が支払わなければいけない医療費の上限額。out of pocket maximumが3000ドルであれば、年間3000ドルは自腹で払わなければいけないが、それ以上医療費がかかった場合には保険会社が持ってくれる。
オバマケア以前、会社に勤めている人の多くは会社の保険に加入していて、保険料の多く、あるいは全ては会社持ちだった。自営だったり、働いてない人は自分で保険に入っていたり、いなかったりしたわけだけれど、無保険で病院にかかって破産する人がいたりしたので、それって先進国としてどうよ?ということで、皆保険制度としてオバマケアがスタートしたと理解している。何で保険に入る人がいたりいなかったりするか?と言えば、ひとえに保険料が高いから(そして、保険に入ることは義務ではないから。会社員は、会社がかなりの額を負担しているので、感じないが、個人で入ると相当なものだということは、COBRAの請求額をみて初めて実感した)。オバマケアがスタートして、アメリカに住む全ての人に医療保険に加入することを義務化したわけだけれど(タックスリターンの際に、保険に加入していることを証明しなければ罰金が課される)、個人でも加入可能なリーズナブルな保険を用意する必…

研究生活:addenbrooke's hospital近辺の日本人研究者コミュニティ

イメージ
日本人ランチはここでも火曜日 流石にケンブリッジというだけあって、日本人の研究者の方が多くいらっしゃるらしい(まだ殆どお付き合いは無いが)。addenbrook’s hospital周辺にも、ケンブリッジ大やMRCがあるので、その辺で働く日本人の方々が集ってランチをしているという話を伺った。毎週火曜日だそうである。火曜日。スクリプスでも火曜日に生物系日本人会が火曜日のランチタイムに行われていたが、火曜日には何かあるのだろうか?サンプル数が2なので、たまたまな気もするが。病院のカフェテリアに集合という形態も、スクリプスと同じ。ちなみに、MRC/LMBにもレストランがあるのだが、それはまた別の機会に紹介したいと思う。 ケンブリッジのランチタイムについては、たまたまボスの娘さんとクラスが同じだという日本人の研究者の方からメールで教えていただいた(まだ面識はない)。世間は狭いものである。隣のラボにもアメリカ育ちの日系の人がいるらしい。
日本人とのファーストコンタクトは、同じ苗字の〇〇さん 研究所に同じ苗字の方がいるのだが、ひょんなことからその方がLMBにおけるの日本人とのファーストコンタクトになった。私宛の手紙が、彼のところに届いていたのである。姓もイニシャルも同じ、というので間違えられたのだと思われるが、わざわざ私のところまで持ってきてくれる途上でお会いした。私はレストランへコーヒーを買いに、彼は手紙を持ってわたしのラボへ向かう途中、エレベーターを降りたところで、 相手:「あの、〇〇さんですか?」 私:「ええ、そうですが」 相手:「私、〇〇です(私と同じ苗字)」 私:「ああ!あなたが」 というやや奇妙な会話。研究所内の検索システムで写真では存じ上げていたのだけれど、やはり写真と実物ではなかなか一致しないものである。ともかく、お互いの情報を交換。結構な時間立ち話しをたあと、レストランでコーヒーを飲みながらさらにお話。私は、偽DNA事件により、論文を読むくらいしかやることはなかったので良いのだが、ご迷惑ではなかっただろうか、と後から思う次第。なにはともあれ、今後ともよろしくお願いします。
日本文化に慣れ親しんだ外国人には・・・ 更に〇〇さんと話している時に、インド系の方が日本語で〇〇さんに話しかけてきた。何でも日本に暫くいらしゃったとかで、流暢な日本語を話…

イギリス生活:イギリスを走る車たち

ヨーロッパ車が多いイギリスの巷  アメリカにいた頃は日本車が多く、後は韓国系が結構増えてきていて(KIA、Hyundai)、フォード系、GM系(キャデラック、ビュイック、シボレー)、クライスラー系(ダッジ、ジープ)のアメリカ勢、加えて、(カリフォルニアだけに?)ベンツ、BM,アウディ、FIAT、VW、Volvo、ジャガーといったヨーロッパ系もまあまあ走ってるな、という印象だった。
 さて、イギリスはというと、日本車の割合はアメリカの時より遥かに少ない印象。比較的見るのは、トヨタ、日産、マツダ、ホンダ。時々みかけるのが三菱、スバル、と言った感じか?しかし、アメリカのように、信号待ちしている車が全部日本車、みたいな状況はない。韓国系もそんなに多くなくて、時々KIAもHyundaiも見かけるが、アメリカでみられるほどの勢いは無い。アメリカ車でよくみかけるのはフォードくらいだろうか?(あ、でもGMの販売店を見かけたので、どこかでは走っているはず。間違いでした。GMじゃなくて、MGでした。MGという車も他では見かけない気がするが、イギリスのメーカーだそう。ジープも見た。)ということは、主にヨーロッパ車が走っているということだけれど、もちろん、アウディ、ベンツ、BMW、ボルボ、VWなどもまあまあ走っているのだが、(他では見かけないが)やたらとイギリスで見かけるのがSKODA。今まで見たことがなかったが(関口知宏がヨーロッパ鉄道の旅で、”シュコダだ、シュコダ”とはしゃいでいるのを見て、名前だけは知っていた)イギリスではほんとにたくさんいる。SKODAはチェコの自動車メーカーらしいが、今のSKODAは、VW傘下に入っていて、基本的な設計はVWのものを使っているらしい(外側は多分自前なんだと思う)。デザインもマークも違うので、VWと見間違うというようなことは無いのだけれど。もう一つ、今まで見たことがないがイギリスでよく見かけるというのがVAUXHALL。このメーカーはドイツのOPELのリバッジ(マークが違うだけで、ものは同じ)の車を売っている(車の名前も、どっかで見たような名前だと思ったんだ。アストラとか)。これに彩りを添えるのが、フランスの各メーカー、ルノー、プジョー、シトロエン。スペインのSEATもそれなりに走っている。ちなみに、最近スポーティーな車を売りにしているジャガ…

研究生活:PCRがかからない。色々試す、その前に

イメージ
PCRがかからない、それは出来損ないの証(らしい) 先週、DNAが届いて、とりあえずサブクローニングから始めたのだけれど、いきなりPCRがかからない。そう、出来損ないの証である。アニーリングの温度を下げようが、アニーリングの時間を長くしようが、どのプライマーを使っても”うんともすんとも”言わない。こういうこともありますよねえ、という気はするのだけれど、我々の仕事にとって、そこで悩むのは全く本題ではない。つまり出来損ないなのである。
正解は・・・ フォワードのプライマーがタグだの何だのつけて結構長いので、2段階でしないと上手く行かないのかなあ・・・でも、どれも上手く行かないっておかしくねぇ?とかモヤモヤしながらも、取り敢えず ”まずはシークエンスを確認するでしょ?” ということで、シークエンスに出してみた。でもまあ、売り物だし、そんな変なもの送られてこないでしょ?と思っていたのだが、結果は・・・・・・ 目的のものが入ってない、どころか、別のhumanタンパクのDNAが載っていることが判明・・・。載っていたDNAは、TATA-box binding proteinとかで、殆ど何の関係も無いが、(やろうとしている)転写因子だと言えば転写因子。これは解けという神のお告げか?と思ってPDBを調べてみると、既に3年くらい前に構造は解かれてるし・・・。 ぁぁぁぁぁぁああああああああ・・・・
と、ひとしきり嘆いた後、一応DNAを買った会社(GE dharmacon)に連絡をとる。本物を送ってもらえる可能性はあるのかと。どうやってvectorを保管しているのか不明なので、どうなってこんなことが起こるのかも良くわからない。単に人為的なミスだとしたら正しいものが直ぐに出てくる可能性もあるだろうが(同時期に別のタンパクのベクターを注文した人がいて、ラベルが混じったとか?)、そもそもストックの時点で間違っているのならどうしようもないような気がするのだけれど。
ちなみに、うちのPIの経験では、これまではGE dhamaconから間違ったDNAが送られてきたということはないらしいので、ある程度は信用できるのだろう(だから、シークエンスしてもいいけど・・・(必要ないんじゃない?)的な事を言われて、しなかった結果こうなっているのだが。別に人のせいにする気はないが)。確かに、2つ注文…

研究生活:マイクロピペットを購入。ピペットもエルゴノミクスデザインの時代

イメージ
マイクロピペットもエルゴノミクスの時代 不揃いなピペット そんなに実験をたくさんしているわけでもなかったからとりあえずは良かったのだけれど、今までラボの余り物のマイクロピペット(以下ピペット)を使っていて、手元にP200がなかった。まあ、周りに借りれば良いのだけれど、それも続くと面倒なので、ピペットを買ってもらうことにした。そもそも、近々もう一人マスターの学生さんが加わる予定なので、ピペットの数が足りなくなるのだ。付け加えると、余っていたピペットというのがgilsonの古いピペット(いわゆるピペットマン)だったのだけれど、今使ってみると、結構ピストンが硬いのね・・・。握力が弱くなっているのかもしれないとも思うけど、現代的なピペットが比較的柔らかく作ってあるせいで硬く感じるのもあるのだろう。あんなピペットで1日プレート10枚(960条件)とか、手で仕込んでいたわけだから、それは腱鞘炎になる人も出るはずだと、今更ながら思う(当時の私は平気だったのだけれど、今だとどうだろう?)。
どのピペットを買うか ラボにあるのは、上記の古いgilsonと、まだまだ新しいeppendolf、それから見たこともなかったErgoOneというピペット。昔は、高いけどやっぱりgilsonだよね、というような事が言われていたと思うのだけれど、今やそんなことは無いような気がする(私の周りだけかもしれないけど)。
クラシカルなgilsonは、やっぱり硬すぎるので、無し。最近はgilsonもエルゴノミクスを考えたピペットシリーズを出しているが、やはりちょっとだけ高め。使ったこともないし。
eppendolfを使わせてもらったけど、なんかやっぱり使いにくい(ピストン自体は柔らかい)。というか、チップを差し込む時のフニャッとした感じが納得行かない(昔のeppendolfはそんな仕様じゃなかったよね?)。それくらいの力で差し込めば良いんだよ、という主張なのだろうが、なんかなあ・・・。専用チップを使っているというわけでもないし、それで大丈夫なのだろうか?何はともあれ、ドン、と押し込みたいのだ。しかも、値段がgilsonよりも高そう。
ErgoOneは、その名の通りエルゴノミクスデザインを全面に打ち出したのドイツ製のピペット。なのだが、ちょっと大きめに作ってあって、私としては握りにくい。ドイツ人に合っ…

イギリス生活:ケンブリッジの韓国系スーパー、Seoul Plazaに行ってきた

イメージ
ケンブリッジで日本食材のお買い物 日本のものも売っているという噂の韓国系スーパーSeoul Plaza 年始に外観だけは確認したSeoul Plazaに行ってきた。仕事をしてからだったので、ラボから歩いてAddenbrooke’s Hospitalのバス停に向かい、そこから2番のバスを使った。ソウルプラザのあるMill Roadを通るバスは2番だけみたい。
Seoul Plazaの中は・・・ さて、ソウルプラザであるが、韓国系も、中華系も、日本系も置いてあるということで、ある程度大きい店なのかと思って入店したのだが・・・思っていたより小さい。ダブリンの韓国系スーパーの4分の1とか5分の1とか、そんなものだろうか?何もない、というわけでもないが、充実しているという感じはなかった。と言いながら、醤油だの、味噌だの買ってきたわけだけれど。ある中国人に聞いたら、やっぱりSeoul Plazaで買い物をすると言っていたので、他の中華系スーパーは中華系に関してすらSeoul Plazaに遅れをとる可能性が高い。ということは、ケンブリッジで日中韓系の充実した食材を求めるのは困難であると思われる。アクセスしやすい場所というわけでもないし、頻繁に利用するのは難しいかもしれない。特に、重いものを抱えてバスであそこからバスで帰ってくるというのは、ちょっと・・・と思ってしまう。ダブリンの頃は、お米を担いでバスで遠くの自宅までせっせと帰ったものだが。歳だからかな。
ネットを調べると・・・ UKの中で日系の食材を通販している店というのは存在する(リンクのお店以外にも数件ありそう)。送料も思ったほど高くない。バス代と無駄な時間と労力を引き算すれば余裕でお釣りが来そうな感じ。ご利用は計画的にしなければならないが、Seoul Plazaにしても簡単にアクセスできる場所では無いだけに、ネットで買ってもそんなに変わりがないんじゃないかというのが今のところの結論である。残念ではありますが・・・。


買ってきた醤油、オイスターソース、ごま油を使って、イギリスに来て初めて料理らしい料理を作った。チンゲン菜は近くのTescoに売っていた。中国の皆さんのお陰であろうと思われる。まあ、迷惑することもあるが、チンゲン菜好きの私は、彼らの生命力のお陰でこうしてイギリスでも滞りなくチンゲン菜を食べられるわけで、…

イギリス生活:物価の感覚がつかめない、2016年のビッグマック価格をみてイギリスの物価を考える

イメージ
イギリスの物価 2016年のビッグマック価格をみてみた ビッグマック価格というのは、各国の物価を比較するのに便利な指標とされている。なんで”ビッグマック”で無いといけないのか不明だが、マックってついてるわかりやすい商品だからなんだろうか(個人的にはマックシェイクが好きだが、マックシェイクはサイズがあるか・・・)?2016年版がエコノミストに出ているのだけれど、イギリスは世界15位だそう。アメリカより21%程度物価が低いということになるけど、どうだろう?日本は22位。
実感としては まだよくわからない。そもそも通貨が変わるとどうも感覚が狂うので困っている。円とドルの場合、まぁ、大体1ドル100円で考えていれば問題がない(だから、いつ迄たってもものを買う時に、ああ、これ100円か・・・みたいな事を考えてしまうのだけれど)。しかし、ポンドでは結構悩む。1ポンド100円で考えると安すぎて何でも買っていい気になるし、1ポンド200円で考えると殆ど何も買いたくなくなる。だからといって、150円で考えると面倒くさい(130円とかは、あり得ない)。ということで、とりあえず円には換算しないでおこうと思っている。そうすると、物価比較というのは不可能になるわけだけれど、面倒なので仕方がない。元々、それほど消費意欲が旺盛な方でもないので、日常生活で困ることは無いだろうと思われる。しかしまあ、スーパーマーケットに行くたびに、”暮らすって物要りね”とつぶやく日々ではある。
賃貸の価格は、圧倒的に日本よりも高いんじゃないかと思う(サンディエゴでも同じだったが)。ロンドンに近いとはいえ、電車で1時間かかる郊外の人口15万の都市で、家をシェアしても家賃が500ポンド以上(7万円強)するって・・・。それも今の安いポンドで計算してのことで、高いときには10万円払ってルームシェアしていたというような話。考えがたい。
消費刺激策 こうやってポンドで生活していて思うのだが(アメリカのときも思ったが)思い切って通貨の単位を替えてしまえば、みんなわけがわからなくなってお金を使うんじゃないか?100円のものが1”新”円になるだけで、数が小さくなるので、なんとなくあまり使ってないような気になるのだが、オススメは、100円=1.2新円とかだ。こうなると、もう何がなんだかわからなくなる。計算が早い人でも、…

イギリス生活:The North Faceのリュックサックを購入した

イメージ
奇抜なエコバッグ イギリス生活も1ヶ月になるのだが、今まで使っていたカバンをサンディエゴから送った荷物の中にいれてしまったために、これまでトレーダー・ジョーズのエコバックで過ごしていた。エコバックも、布でできたやつの方ならまだ良いのだけれど、使っていたのはこれ。

サンディエゴデザインで、かなり派手なので、出勤初日にはかなり注目を集めていた。しかし、まあ、それしかものを入れるカバンが無いのだから仕方がない。と思っていたのだけれど、このままでは自転車を買っても自転車通勤はままならないわけで、サンディエゴで使っていたのは手提げだし、前使っていたリュックはボロくなってきてたしなあ、と言うことで、意を決してリュックサックを買うことにした。

The North Faceのリュックサック 少し前に物色した感じでは、ケンブリッジのシティセンターで見つけたNorth Faceのリュックサックが悪くない感じがしたので、再訪。デザインも良さげだし、セールで値引きになっていたのだ。それが、これ。
20ポンド・・・ シンプルなものよりはお値段が高いのだが、いくつもポケットがついていて、大変便利そうである。探してみると、奥の方に隠れて1点だけ残っていた。しかし、値引きの札が貼られていない。あれぇ、セールになってなかったのかなぁ、と思ったりもしたのだが、どう見ても同じ形で別の色(黒)の物がセールになっている。109ポンドが88ポンド。20ポンドと言えども、なんだか損した気分。じゃあ、値引きになってる黒にするかな、と一瞬思ったが、やはり目をつけていた色の方が良い。 で、店員を捕まえて聞いてみると、 ”ああ、多分同じ様に値引きになるはずだよ”とのこと。  おお、良かった。聞いてみるものだ。 20ポンドの攻防  ということで、それを持ってレジへ。レジには違う店員がいる。念のため、 ”これいくら?”と聞くと、 バーコードを読んで、 ”109ポンドだ”と言う。 マジですか?しかし、ここで引き下がるわけにはいかない。 ”あの、同じデザインで別の色のが値下げになってたんだけど?”と尋ねると、 ”ああ、そうなんだ、じゃあ確認するから待ってて”と、 さらに別の店員を確認に向かわせる。しかし、その店員はどれが同じデザインなのかわからない模様。仕方がないので、自分で行って同じものを持ってき…

ニュース:キュレーション問題

イメージ
WELQという医療系の情報のキュレーションサイトが問題になってDeNAがそれ以外のキュレーションのサイトも休止にしたという。12月の始めのことらしいので、そのへんのことは全く知らず、あとになって聞いた。それ以外にも問題のあるキュレーションサイトが休止になっているそうだけど、何が問題なんだろう?
この辺の記事を読んでいると、何が問題なのが列挙してくれてあるが、盗用は問題として、それ以外は、そういう儲け方をしていたのね、という感想しか持たなかった。ネット情報なんて信用ならないから気をつけましょう、という教訓は得られるのかもしれないけど。
ネット情報商売としては、”検索エンジンの傾向を把握し、キーワードを盛り込んだ情報を大量アップして正しいSEO対策し、アクセスを増やしてお金を稼ぎました”というのは当たり前のことだろう。美容とヘルスケアにはいつだって人が集まるのだから、それをトピックにしたのも商売だけを考えれば必然。そこに、読者に対する責任感みたいなものが無いことは、ネット特有な感じがする。それは上場企業のすることではないし、だから、セコい商売の匂いがあって、どうにもいけ好かない、というのは確かにある。
読んでいる側からすると、キュレーションしてくれてるんだ、と思っているから腹が立つのかも知れない。まあ、でも、身銭を切らない情報にそれほど価値があるものだと思うのも虫が良すぎるようにも思う。やってる方としては、選別しようが、取材しようが、間違っているものは間違っているのだし(荒唐無稽な情報を取材したら、荒唐無稽に拍車がかかるだけな気がするのだけど)、医学そのものが万能なわけでもないんだから、適当にまとめたってそれほど良心の呵責は覚えなかったのかもしれない。どの程度あったのかは知らないが、SEOの効果を高めるために、根拠のない誹謗中傷のようなタイトルだの記事だのを作成していたのなら、それは問題だけど。
しかし槍玉に挙げられている、村田マリさんという人は、なかなかセコい商売の上手なお姉様だ。ゲーム会社だったり、ネット情報会社だったりを作ってはたたき売り、日本で唯一の女性シリアルアントレプレナーだと持ち上げられる。どれも、別に社会の役に立とうとか、人のためにとか、面倒くさいことは考えていないように見える。素晴らしい。要は儲かるか儲からないかなのだろう。こういうのが平気で…

イギリス生活:昭和の雰囲気漂うガスコンロ。これがイギリスのスタンダード???

イメージ
ガスコンロがやってきた やっと滞在場所にガスコンロが導入された。設置に来るとは聞いていたが、帰ってきたら既に設置されていたので、使い方などの説明は受けていない。
火の点け方が分からない まあ、でもたかがガスコンロなわけだし、説明されなくったって、ツマミを押して回したら、ほら・・・・ つかない。スマホに替えた直後に、電話に出られなかったときのような戸惑いを覚え、混乱する。ガスコンロの火も点けられないなんて。
スマートコンロではなかった でもそこはガスコンロのこと、スマホのように洗練されたスマートな人しか出られないというのとはわけが違った。新しいのではなく、(恐らく)古いのだ。ちなみにガスの元栓が開いてなかった、とか、そういうのでもない。つまみを押しながら回すと、確かにガスの出る音も匂いもする。 改めてコンロのパネルをみてみる。  右の方にボタンが二つついている。一つは、電球のマークがついているし、恐らくオーブンの電灯かなにかだろう。もう一つは・・・星のマーク?なに?電源?と思って押してみると・・・パチパチパチ。火花が飛んだ。これが点火装置のボタンらしい・・・。つまり、現代的に、押しながら回すと点火装置から火花が飛んで火がつきます、というような甘い話ではなく、片手で点火装置のボタンを押しつつガスを出していただくと火がつきます、という仕組みらしい。長々と書いてしまったが、これ、イギリスでは常識なんだろうか?スマコン(スマートコンロ)ではなかったので、スマホよりは親和性が高いらしく比較的簡単に点火までたどり着いたが、ちょっと驚きのシステム。
職場でも ちなみに、今日は職場でもガスについてちょっと驚いた。ラボの何処を見渡してもバーナーの姿が見当たらないので、何処にあるの?ときいてみると、おもむろにベンチの下の扉を開き、はい、と。出てきたのは携帯式のガスバーナー。実験室にはガスのラインは無いんだそうで、バーナーが必要なときはこれで済ますらしい。安全管理状の問題なんですかね?

イギリス生活:久々にビール、The Faversham steam brewery, Whitstable Bay, pale ale

イメージ
イギリスに来てから、少しはビールも飲んだのだけれど、ステラ・アルトワだけ。滞在先の近くにあったtesco expressには主に大手のビールしか置いてなかった。何故か、sierra nevadaのpale aleが置いてあったりしたけど、輸入ビールはかなり高い。こんなもんなんかイギリス?と思って残念に思っていたのだけれど、もう少し大きいスーパーに行くと小さなブルワリーの色んなビールが置いてあることが判明。やっぱりどこもかしこもマイクロブルワリーの時代なのかもしれない(サンディエゴのように乱立しているような状態は異常なんだと思うけど)。先日行ったbudgensでも、最近行ったtesco super storeでもセット価格が適用された商品があって、お得。種類も結構豊富にあり、一安心(?)。 で、セットで買ってきたビールのうちの一本がこちら。   Whitstable Bay pale ale アルコール度4%
The Faversham steam breweryというところが作っている。 すっきり、爽やか、フルーティー系のビール。あっさりしているので夏場に飲むには良いかもしれないけど、冬に飲むにはちょっと物足りない感じがした。暫くは良いけど、また暑くなったら(暑くなるのか?)試してみたい。

研究生活:研究室を移って苦労すること

イメージ
子供みたいなことを聞いて回らないといけないっていう・・・ どうもしようもないことだけれど、ラボを移ると、とりあえず子供みたいなことから聞かないといけなくなる。あれ何処ですか?というのが多い質問だけれど、基本的なことでもラボによってお作法は違うので、研究室配属直後の学生さんみたいな気分になってくる。暇そうな人が実験室をウロウロしているようなラボだと、適当に捕まえてきくのはラクなのだけれど、今のラボは、結構デスクに座っている人が多く、実験室にあまり人がいないという感じ(休暇明けとか、時期的なこともあるのだとは思うけど)。デスクに座っている人を捕まえて何かをきくというのは、迷惑かなあ、と思って気が引ける。そういう下らないところに精神力を注がなかければいけない日々なのである。
所変われば装置も変わる 国内で、分野が同じで、というラボに移ると、結構同じような物品が並んでいることが多いと思うのだけれど、今のラボは今まで所属したどのラボとも装置のラインナップが違って見える。ナノドロップもナノドロップそのものではなく(ナノドロップある?と聞いたら通じたので、知っているのだと思うけど)、見たことのない装置。遠心機とかも見たことのない種類が多く(一つだけ、アイルランドのラボと同じのがあったが)、ミニプレップも、QiagenではなくInvitrogenとか、遠い親戚の家にお泊りに来たような気分になる。ちょっと衝撃的だったのは、某ピペッターの容量の変え方がわからなかったこと(そのピペッターの持ち主はお休み中なので、未だにわからない。スマピである)。どちらにしろ、原理が違う何かがあるわけではなく、インターフェイスが違うとか、そんなものなんだが、重なると面倒くさい。
聞き方も、また、ちょっと難しい ものの聞き方というのも時に難しい。場所を聞くとかは知らなくて当たり前というところがあるが、何かのやり方、とか、何かの道具立てについては、知ってて当然でしょ?と、場所によって違うよね?の線引が難しい。知ってて当然の事を聞くと相手にも迷惑だろうし、でも、もしかしてやり方違うの、っていうのもあるし。 DNAを泳動したあと、UVを当てて見るわけだけれど、その際、昔はエチジウムブロマイド(エチブロ)を使っていたわけだが、これをゲルに入れるか、バッファーに入れて使うか、というのはラボに依って作法が…

イギリス生活:聞いていた話と随分違う・・・

イメージ
今借りている部屋は、2ベッドある家の一部屋。家主の最初の話では、週末に帰ってくる家で、空いている一部屋を貸す、ということだった。ということは、ウィークデイは基本的にひとりきりなわけで、結構なことだ。が、今日、その家主が言うことには、もう一つの部屋も貸すことになったそうだ。その人は土曜日に入居するという。あれ、随分話が違う。更に、私は2ヶ月後に出ていくつもりであるのだけれど、その後は、その人が家ごと借りることになるという。全然話が違う。それだけならまだ良いのだけれど、その新たなテナントは7歳の子供がいるのだと・・・。え?マジですか?
早速、この部屋を見つけたSpareroom.comで検索してみる。まだ広告は残っていた。写真はリニューアルされているが、文章はほぼ同じ。”私は仕事でウィークデイはいないから、余っている部屋を借りてくれる人を探している”とある。この広告を見て新しく入る人が連絡してきたんだとすると、殆ど詐欺じゃないのか?
しかし、考えてみると、2ベッドの部屋を1100ポンドで光熱費、ネット代、カウンシルタックス込、家具付きで借りられるのなら、そんなに悪くないのかもしれない。しかし、大家の気まぐれさ加減を見ていると、ちょっと手は出したくないなと思ってしまうので結構なのだけれど。
まあ、それは良いのだけれど、前からおかしいお湯の出は相変わらずおかしいままだ。最初に比べると改善したが、相変わらず暖かいと冷たいを繰り返す、又は、すごく暑いと冷たいを繰り返している。ヒーティングを暫くつけっぱなしにしてからシャワーを出すと、熱すぎる湯と、水の繰り返しになるため、大人だったらまあそれくらい我慢できるか、と思うのだけれど、7歳の子供が平気かどうかというのは甚だ疑問がある。plumberが直しに来るとか言っていたが、改善された気配はまったくなく、それっきり大家から連絡もない。別に自分だけのことならまあ諦めているので良いのだけれど、やけどでもされたら寝覚めが悪い。面倒だが、もう一度文句を言っておくしか無いか。 

研究生活:MRC/LMBは、そういう風に回っている

イメージ
MRC/LMBの内側:バッファー供給 試薬づくりを集約。だからテクニシャンが要らない? 昔からなのかどうかは知らないが、MRC/LMBというのは、まったくもって恐ろしいところだと思うのは、これ。
バッファーだの、培地だの、プレートだの、基本的なものはここに調整されて並んでいて、取っていって使うことになっている。使い終わったらラボにある指定の引き出しに入れておくと回収されて容器は再利用されるという仕組み。それ以外のビーカーなんかも、軽く流して引き出しに入れておくと、キレイに洗って元の位置に補充される。よって、流し台に物干しのスペースは存在しない。アメリカから来た学生さんは、こっちに来てからオートクレーブをしたことがないと言っていた。それもあるのだろう、今のラボにはテクニシャンは1人もいない。確かに、テクニシャン業務を集約してしまえば、結構効率的・経済的だろう。取った研究費の比率で間接経費を納めているはずなので、貧乏ラボも富裕ラボも平等に利用できるこのシステムは、助け合いという意味合いでも良いのかも知れない。まあ、快適なシステムではあるのだが、何かむず痒くなるというか・・・。ここだけを見て学生時代から生活してたら、他のラボに行った時、何か勘違いしそうな気がする。
私の時間は貴重なのだから、とか、俺の時給は高いのだからとか言って、バッファーづくりになんてことに無駄な時間を使わせるな、というのも分からないではないが、一般的には、そこまで生産性の高い人は、さっさと実験をする段階を卒業して、PIになってもらうのが筋だろうし、こういうシステムを、大して時給も高くないし、時間があってもそれほど生産性が上がるわけでもない人たち(いや、きっと皆さん生産性が上がっているのだろう)が貪るのが良いのか悪いのか、という気がしないこともない。まあ、そんなこと言ってないで、生産性が上がるように努力しますが。
スペースが限られているから? この建物全体のことは分からないが、university wingのラボの作りは、PI部屋一つに対して、部下のデスク8つの単位で構成されている。これは計算しつくされて最も効率の良い単位を選んだのか、たまたまレイアウト上そうなったのかは不明。まあ、でも、一番生産性が高い単位ってそんなもんなんじゃないかなと思う。このレイアウトを変えるのは困難で、このスペー…

研究生活:例え大腸菌をプレートに撒くだけだとしても

イメージ
やっと実験がはじめられる cDNA届く やっと注文していたcDNAがやってきた。クリスマス休暇中だったので、送る側も休みだっただろうし、受け取る側も休みだったから仕方がない(私はラボに行っていたけど、荷物を受け取るセクションは当然休み)。 DNAを買ったのはGE dharmaconという会社(GE、なんでもやってるな・・・)。暫くヒトのタンパクを扱っていなかったせいか知らなかったが、ヒトのcDNAはなんでも揃っているという話。値段も1点82ポンドなので、非常に安い。昔みたいに、DNAをもらっただけで論文に名前を入れなければいけないとか、頼んだらやってるのがバレたとか、もうそういう時代ではないらしい。全合成してしまっても最近ではそんなに高くないらしいし(今回頼んだもののサイズだと、かなりかかるだろうけど)。 何はともあれ、これで実験が始められる。とりあえずは大腸菌をプレートに撒くだけのことだけれど、まずは第一歩。論文を読んでいても何も話は進んでいかないので、少しでも進めば嬉しい。 大学の発注システム 大学には発注システムがあって、それを通してものを買わないといけないのだけれど、そのシステムを使うには、まずはウェブで発注システムのレクチャーを受けないといけない。そのレクチャーも、まずは大学の事務に申請して、向こうから返事が来てからリンクを辿って・・・みたいな話。休み中にやってしまおうと思ったが、事務の方が休みで手続きしてもらえず、結局まだ発注システムが使えない。仕方ないのでプライマーの注文は同僚にお願いした。とりあえずDNAを増やしている間に発注システムを使えるようにならないと。使えるようになってしまえば便利なシステムなんだろうけど。
初めてのMax Perutz Lecture Theatre 話は変わるが、以前の記事で紹介したMax Perutz Lecture Theatreに初めて立ち入った。
induction talkと呼ばれる新人研修みたいなもののため。部屋の中にはヘモグロビンは飾られていなかったが、外の休憩スペースにはちゃんとヘモグロビンのモデルが飾られていた。

イギリス生活:危うきに近づく:イギリスの田舎の公園、怖え・・・

イメージ
ショートカット。それは公園を通る散歩道 今の住居から、最寄りのバス停までは、歩いて10分弱の時間がかかる。その一つ隣のバス停への近道があると大家が言うので、試しに通ってみた。 この道。
公園の脇を抜ける、気持ちのいい散歩道。広々とした芝生が広がり、やっぱり広い公園があるって良いねえ、ってなもので出かけていった。バス停にも確かに近い。5分強で行ける感じか?なかなか良いじゃないですか。
公園の散歩道。実は街灯ゼロ。 帰り。同じように近道を通って帰ろうと思った私。バスを降りて公園の方を見ると・・・暗い。普段は危うきには近寄らずに徹している私なのだけれど、これから普段通る道まで戻るとなると時間がかかるし、暗いって言っても、少しくらい街灯あるでしょ?と思って公園の中に入る(入り口からは公園全体は見渡せない)。暗い、マジで暗い、殆ど道すら見えない。それでもスタスタ歩いていると、向こうの方からボヤーッと光る丸い火の玉のようなものが近づいてくる・・・。 何だ? と、思ったら、緑色に光るボールを加えた犬。ご主人様は後ろからやってきた。犬を目印にして散歩しているのだろう。その後にも真っ暗闇の中から、反対方向に歩いて行く人影。見えてんのか?イギリス人、夜目が効くのだろうか?ちょっと私には怖すぎるので(地面だって凍結してるし)、今度から夜に立ち入るのはやめようと思う。

イギリス生活:Addenbrooke's Hospital内のM&Sにお世話になりっぱなしの生活

イメージ
Addenbrooke's Hospitalの中の売店はなかなか便利 ケンブリッジ大の大学病院、Addenbrooke’s hospitalは通勤経路にあります。巨大な病院なので、入口付近の売店コーナーは結構充実していて、コンビニみたいなのから、洋服などを売るお店まで、色々。
M&Sの調理済み食品は結構美味しい 目下、電子レンジ生活の私は、ここにあるM&S無しには生きていけない状態。そんなに大きいお店ではないのだけれど、それなりに調理済み食品が揃っていて、帰りがけに何か買って行くのがここ最近の生活になっている。良くはないのだけれど、ガスコンロが無いので今のところどうしようもない。この調理済み食品群が、意外と美味しいんですよね・・・。値段はまあまあするけど、冷蔵庫が導入された今となっては、まとめ買いするとちょっとお得になるし(高いカテゴリーのもので、3つで10ポンド)、暫くはこれだけでも食べていけるかなと言う感じ。一人暮らし、調理器具なしの身にはなんともありがたい存在。 例えばこれ、Cod Mornay。   コッドにモルネーソースがかかっていて(写真では魚の姿が見えないが)、マッシュポテト、インゲン、グリーンピースが添えられている。
サンドイッチも美味しい 電子レンジで温める食品以外でも、サンドイッチなども結構美味しい。こういうもののレベルは、アメリカよりも良いんじゃないだろうかという気がする。日本でサンドイッチを買って食べた記憶があまりないのであれだが、遠い記憶をたどれば、日本のコンビニサンドイッチよりも美味しいような。どれもこれも流石M&Sということなのか、どこでもそんなものなのかは不明だけれど。
それ以外にも、銀行(先日、冷たくあしらわれたBarclaysだけど)、カフェ、ファストフードなど、結構便利なのですよね。まあ、あんまり病院に入り浸るっていうのも気分の良いものではないけれど。

研究生活:イギリスはケンブリッジ、MRC-LMBというところ

イメージ
MRC-LMB 所属はケンブリッジ大、勤務先はMRC-LMB 今の所属はケンブリッジ大で、職場はMedical Research Council (MRC)のLaboratory of Molecular Biology  (LMB)の中にある。なんでもLMBが新しい建物を作る際に、ケンブリッジ大がその費用の一部を負担することで、大学がその建物の一部を使えるようにしたらしい(その区画はuniversity wingと呼ばれ、大学の研究室だけが入っている)。人のいる時にパシャパシャ研究所の写真を撮っているとあれなので、年末年始の人のいない時に写真を撮ってみた。 ちなみに、MRCというのは、イギリスの各地に研究施設が点在していて、内部の人はLMBで働いているのだ、という認識。しかし、地元の人にLMBと言っても(恐らく)通じない。しかし、(意外と)MRCというと、ああ病院の隣ね、という答えが返ってくることが多い。
LMB外観(正面から)の写真がこちら。 こちらから見ると、立派でおしゃれ、そしてでかい、という印象。

この建物を横から見ると、  なんだかSF映画に出てくる(悪い方の)宇宙戦艦という雰囲気がある。

実は、上から見ると・・・
ホワイトベース型。 

更に、反対側からの遠景はこんな感じで、
要塞感が半端ない。

その内部は、こんな感じ。   おしゃれである。両側に研究スペースがあり、真ん中は吹き抜けになっている。真ん中に浮いているのは、オフィスであったり、会議室であったり、休憩スペースであったりする。
ミーハー心をくすぐるLMBのしかけの数々 そんなLMBには、私のようなミーハーの心をくすぐる仕掛けがいくつもある。まずはこれ。 DNAの二重らせんのオブジェ、フランシス・クリックのサイン入り。 言うまでもないかもしれないが、DNAの二重らせんモデルを提唱したワトソンとクリックのクリック。どうも少し調べた感じではLMBとの関係がよくわからないのだけれど、ワトソンとクリックはLMBの前身のMRCのリサーチユニットで研究していたんだ、とLMBのページにある。

他にも幾つか二重らせんモデルのレプリカが飾られていて、二重らせんオシが非常に強い。

LMBの新研究棟が完成した際には、Her Majestyがいらしゃったらしく、こんなプレートが飾られている。