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2月, 2017の投稿を表示しています

イギリス生活:月曜日

そろそろ引っ越しなのである。当初は3月1日水曜日に家移りする予定だったのだが、急遽2月28日火曜日に移ることに決めた。今の大家が火曜の夜に鍵の返還とデポジットの払い戻しをしたいと言ってきたのがきっかけ。こちらとしても朝方にバタバタと荷物の移動をするよりは、夕方早めに帰って荷物の準備をしたりしたほうが良いのではないかという算段が働いた。
仕事の方は、やっと大腸菌でタンパクを発現させて、一つのタンパクについて軽く精製をしてみたが、見事なインクルージョンボディ。結構短いコンストラクトなので行けるかなと思ったのだが、そんなに甘くは無いらしい。リフォールディングをするか、別のコンストラクトを試すか、ちょっと考える。とりあえず他のタンパクの方の様子を見つつ方針を決めることになるだろうけど。

イギリス生活:日曜日

今日は久々に一度もラボに行かない日曜日。引っ越しも間近なのでその準備をしつつ(と、言っても、荷物も少ないし、使っているものも多いのであまり片付けられなかったのだが)、少し日用品の買い物をしたり、本を読んだりして過ごす。
買い物は今日も大きい方のtesco(tesco superstore)の方に行った。閉店時間(4時)ギリギリに出てきたのだが、かなり閉店時間を忠実に守ろうとしているらしく、4時5分ちょっと前くらいに店に入ろうとしている客は入り口で止められていた。放送でも早くレジを済ませてくださいねというような警句が流され(正確には聞き取れなかったが)客もちょっと慌て気味に買い物を済ませている印象であった。そう、アイルランドでもそうだったよな。アメリカだと閉店時間前に入りさえすればそれほど急かせれるなんてことはなかった気がするが、やはりイギリスでは厳しいようである。

研究生活:土曜日

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土曜日は朝から  こんな天気で、こんな気分。
どうもよくわからない疲れも溜まっているようなので、取り敢えずラボに行って最低限の仕事を済ませ、後は本を読んだりしながら過ごす。
やっとサブクローニングが上手く行ってシークエンスも問題ないので発現させようとトランスフォーム(大腸菌の中に外来のDNA(ベクター)を取り込ませて目的のタンパク質を作らせる作業)したのだが、全く生えてこない・・・。まあ、でも、使ってる抗生物質が間違っているということでもないので、多分使ったコンピテントセル(ベクターを取り込むように調整した大腸菌)がおかしくなってる(Rosettaなので、クロラムフェニコール耐性の遺伝子が落ちてしまっている?)ということだろうと他の人に聞いてみると、 ”ああ、その箱の中のコンピは自分がやっても駄目だった。もう一個の箱のは大丈夫だったけど” とのこと。 いや、捨てろよ・・・ で、その大丈夫だった方の箱を見てみると、残りのチューブは3本だけ・・・ 作れよ・・・ ため息をつきながら、まあ、こういう人なんだなという認識を新たにして自分でコンピを作る。こういう人が、野放しになるのが外国の研究室というものである(ような気がする)。ちゃんとしている人ははじめからちゃんとしているし、ちゃんとしてない人ははじめからちゃんとして無くて、更生の機会も少ない。
最近知ったコンピテントセルのレシピは超いい加減でコンピテンシーもそれほど良くないのだが、簡単だし、発現用のコンピの調整には十分であるように思う。 で、発現させてみると、取り敢えずちゃんと大腸菌が生えてきた。何事も、追加の一歩が必要なイギリス生活は続く。段々と追加の歩幅は短くなっているような気がするので、良い方向に進んでいるのだと信じたい。

イギリス生活:お別れ会

金曜日の夜に、3月で日本に帰るOさんとKさんのお別れ会が催された。 私は12月に来たところなので短い付き合いになってしまって残念なのだが、そのお二方は他の他の日本人に比べるとお話できる機会が多かったような気がする。Oさんは(私と姓が同じOさんなのだが)岡崎で半独立ポジションへ、Kさんは長期出張という形でいらっしゃっていたので元の職場に戻られる。お二方ともめでたい帰国である。お疲れ様でした。
会場はCafe Rougeというレストランで行われた (チェーン店なのかな?)。 私は、赤ワインを飲みつつ、小さいラムのステーキを頂いた(普通に昼食を食べてしまったので、食べ過ぎになるのを避けて、すごい小さい肉)。まあまあ美味しかった。デザートのクリームブリュレもなかなか美味しかった。

何だかんだと10時過ぎまでレストランにいて解散、だったのだが、レストランの前で(いい感じに酔っ払った)Sさんが、”じゃあ胴上げしますか?”と言い出し、皆さんやや遠慮気味にKさんを持ち上げ(Kさんもかなり遠慮気味であったが・・・。Oさんは先に帰宅の途につかれていた)胴上げ。その後一本締めでお開きとなった。これがケンブリッジの街中で行われるというのは、それほど多くないだろう。日本でだって、胴上げってあまりしたことがないが・・・。Sさん恐るべしである。

イギリス生活:強い風に立ち向かう木曜日

木曜日。朝から非常な強風。起きた時には青空も見えていたのだが、やがて雨が降ってきて、出かけようかという時間にはかなり強い雨脚。バスで行こうかどうしようか迷いながら少し待っていると、雨雲が通り過ぎたようで太陽が見えてくる。ということで結局自転車で出勤。風は相変わらず強く、煽られてヨロヨロしながら研究所にたどり着いた。その後雨は降っていないようだが、一日中風邪は強かった。
先日のformal hallの帰り道で気付いたのだが、実は普段出勤に利用しているqueen edith’s wayよりも、cherry hinton roadの方が自転車としては利用しやすい道かも知れない。非常にローカルな話で恐縮だが、queen edith’s wayはcherry hinton地区側からaddenbrook’s hospitalへ向かうと、最初少し上り坂があり、その後少し長い下り坂となっている。逆方向でこの坂を登るのが軟弱な私には結構きつい事が多い。一方で、cherry hinton roadは、始めにまあまあの下りがあって、その後はごく緩やかな傾斜がついている感じ。斜度がきつい区間が長い分、queen edith’s wayは(軟弱な私が運転するところの)自転車にはちょっと辛い。ということで、(少し距離は長くなるのだけれど)cherry hinton roadから帰るようにしようかなと思っている今日このごろなのである。ちなみにどちらの道にもそれなりに街灯があって(少なくともcherry hinton地区までの区間は)、多少安心である。

イギリス生活:尖閣問題

と、言っても、シェアハウスでの中国人親子との間に勃発した領土問題に過ぎないのだが・・・。ここのところ俄然中国人母子の(というか母親だが)本性が顕われてきて心の狭い私はイライラしているのである。基本、自分の部屋と、台所関係の一部のスペース以外は”公海”であるので、そこで違法操業しようが(洗濯物を干すとか、汚い靴下が脱ぎっぱなしになっているとか、問題集が常に広げられているとか)気にしないようにしているのだが、問題は冷蔵庫である。
最近私はこの冷蔵庫のことを尖閣と呼んでいるのだが(向こうも魚釣島と呼んでいるかもしれない)、一応こっちは私、こっちはあなた達という感じで別れているのだが、今日見たら私の冷凍スペースに彼らの肉の塊がボンッと投げ込まれていた。しかもスペースを埋め尽くすほど。いやまあ、確かにスペースはありますよ。近々出ていく予定だし、従って冷凍食品を買いだめするようなつもりも無いですが、置きたいなら置きたいで一言あってしかるべきだろう、と、心の狭い私は思うのだ。
その中国人は安倍は嫌いだ(日本の首相ね)とか平気で言い出すし(俺が習近平好きだとでも思ってんのか?大体、共産党のフィルターのかかった報道ばっかり見てるやつが何抜かしゃーがる、と思うわけだが)、共有のフレンチプレスを割っておいて、無言で割れた残骸を台所に放置してるし、マジでイライラするのである。
しかし、一つためになったなと思うのは、一般的な中国人って、まあこんなもんだ、というのが認識できたことだろうか。基本、研究所で出会うような中国人は比較的”出来た人”であることが多かったので、それを一般的中国人と認識してきてしまったわけだけれど、恐らく今の同居人の程度でも”まだマシ”レベルなのだろうなと、認識を新たにしている。

研究生活:降れば土砂降りな水曜日

formal hall疲れか、なんだかやる気の出ない水曜日。遊んだせいでやる気がでないなんて話にならないのだが・・・。昼前から雨も降りだすし、暗鬱な気分が加速する。 取り敢えず、サブクローニングしたサンプルのインサートが入っていることを確認。前にシークエンスに出していたサンプルのシークエンスを確認して、大丈夫そうなのでプレカルチャーを始める。
というわけで、上手くいっていなかったサブクローニングがやっと出来るようになった。トラブルシュートの連続であったが、今後はこの方法で大体うまく行くのだろうから良いだろう。ちなみに、いまうちの研究室ではgibson assemblyというligation independentなサブクローニングが流行っているが、試薬がめっちゃ高く、今は金があるから出来るものの、ちょっと普通の感覚では難しいだろう。まあ、でも、簡単で早くて結構確率も高いらしい(Ek/LICほどでは無いにしても)。しかも、Ek/LICのようにベクターを選ぶ方法では無いので、汎用性は高い。今後試薬が安くなれば良いのにね。
昼前から降り出した雨は夜更け過ぎには雪へと変わったりせず(明日は雪だという噂もあるのだが)、帰宅時間になっても降り続いていた。結構降っているのでどうしようかと思ったのだが、バスで帰るのも面倒なので意を決してペダルを漕ぎ始めた。300メートルくらいで後悔し始めたのだが、もう走り始めてしまったから仕方ない。ずぶ濡れになって帰ってきた。一番面倒なのはズボン。泥跳ねをもらうのでいちいち洗濯しないといけない。2ピースのレインジャットが必要だ。明日も一日雨っぽい予報なのだが、さてどうするか。

イギリス生活:初めてのformal hall@Robinson College

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予定通り、formal hall (カレッジの夕食会)に参加してきた。 行ったのはRobinson Collegeというケンブリッジ大の中でも最も新しいカレッジ(1977年設立)のformal hall。 暗くてよくわからなかったが、なかなかおしゃれな建物のよう。 
教会には特徴的なステンドグラスがあり、John Piperというアーティストの作品だそう。 
そんな新しいカレッジなので、formal hallと言っても実はそんなに気取った感じのものでは無かったのかもしれない(比較の対象がないから難しいけど)。
前にも書いたように、formal hallに参加するには、ドレスコードがあり、みな一応きちんとした格好をしていた。学生風の人が多かったので、それらの人々は皆ガウンを着用。うちのラボの人も持っている人はみんなガウンを着ていた。ケンブリッジ大では、大体の人がガウンを持っているんだそう。ただ、そういう場所に着ていくガウンは、セレモニーに着ていくようなキラキラしたやつではなく、学究の徒であります、という風体の黒いやつ。みんなちゃんとした格好はしているのだが、特に厳しく入り口でチェックを受けるというわけでもなかった。学生さんの中にはスニーカーの人もいて(私もスニーカーだったので)一安心。 会場はこんな感じのホールであった。  人がいるので、人のいる方向の写真は撮れなかったが。 中に入ると、自分のテーブルに行くが、席には座らず、高座の人々(これがどういう人なのかよくわからないのだが)が到着してgraceと言われるお祈りの文句が唱えられるの待つ。アーメンと唱えて着席。
後は、まあ、そんなに変わったことのない食事会。料理は、スープとメイン(フィッシュケーキ・パスタ・温野菜)とデザート(クリームパフ)とコーヒー。スープの写真を撮るのを忘れた。
 ガヤガヤの中での会話の聞き取りはやはり困難であったが、良い経験であった。
食事会の後、我々はダイニングホールに併設されている大学のバーにみんなで移動して、そこにあったビリヤードなどで遊び(久しぶりで全然駄目だったが)、解散は11時前。家に帰り着いたのは11時半近くであった。火曜日にこのイベントはなかなかきつい。ボスも最後まで遊んでいた・・・。

ケンブリッジ生活:初めてのフォーマルディナー@ロビンソンカレッジ

ケンブリッジ大には30以上のカレッジがあり、そのそれぞれが食堂を持っていて、学生さんは自分のカレッジの食堂で手頃なお値段で食事を食べることができる。そこでは普通の夕食とは別に、週に何回かフォーマルディナーというものが行われている。フォーマルディナーは、名前の通り、ちょっと格式張ったディナーの日ということで、ちょっと良い食事(大体どのカレッジでも15ポンド弱のよう)をちょっと良い格好をして食べる。フォーマルディナーの日程は各カレッジ毎に違う。
良い格好、というのも難しいところなのだけれど、いわゆるビジネス・カジュアルくらいで良さそう。ジャケットとネクタイくらいって感じである。学生さんは大抵自前のガウンを持っているので、それを上に着てしまえば下に何を着ているとかそれほど気にならないような感じでもあるが、それでもそれなりの格好をしている人が多い。学生以外でも、ガウンを持っているならばそれを着ていったほうが雰囲気は出るかも知れない(うちのボスとかはガウン着用だった)。この際のガウンは、PhDであっても卒業式のセレモニーなんかに着る派手なやつではなく(派手なガウンは大学毎にデザインが決まっている。黒ベースで、赤とか、金とか、色んなアレンジがされている)、黒い普通のやつを着るものらしい。黒いガウンにも数種類あるらしいが、そのへんは未だよくわからない。
初めてフォーマルディナーに参加すると、どう振る舞って良いのか分からず面食らうと思うが、基本的にはフェローが入ってくる時(フェローは食堂の上座に座る、そのカレッジのお偉い先生方。食事のメニューも一段上だという話)に起立して、ウニャウニャと何やらよくわからないお経の後にアーメンと言って着席することと、フェローが退場する時に起立することを忘れなければ(その都度合図があり、みんながやることに合わせるだけで、忘れることはありえない)問題ない。
フォーマルディナーに参加するには、そのカレッジに所属するひとの紹介が必要で、ゲストとして何人招待できるのか、何回招待できるのか、というのも各カレッジに依って違うようである。ポスドクの中にもカレッジの所属となっている人もいて(これが一体どういう身分なのかよくわからない)、今回はロビンソンのフェローであるAさんのゲストとして参加。
ロビンソンカレッジはケンブリッジ大のカレッジの中でも最も新しい…

研究生活の心得:上手く行ってないときほどアップデートが必要

そろそろ卒業研究の発表の時期らしく、日本の先生方のブログを拝見していると続々と卒研発表の報告をなさっている。懐かしいことである。ということは、4年生はそろそろ就職、進学で、新たなメンバーが研究室に加わる時期だ。
自分の研究室配属時を振り返りつつ、今の自分の事も鑑みて多少のアドバイスをするなら、楽しい研究室生活のためには、上手く行ってない時ほど上司へのアップデートを怠らないようにしましょう、ということだろうか。一般社会であれば、報告・連絡・相談は常識ですよ、で済む話なのかもしれないが、研究室ではそういうのが上手く行かずに鬱っぽくなり研究室を去っていく事例を散見する。これは、学生だけど労働力とみなされている中途半端な状況によるのか、研究者の子供さ加減に依るのか、良くわからない。研究そのものに個人事業主的な要素が多分にあり、”自分の問題は自分で云々考えたり、みんなとディスカッションしたりして解決していきましょう。それが研究というものです”というのもあるだろう(”自分で考えろ”と言った直後に”勝手なことをするな”と言われたりするのが研究室というところらしいですが)。が、しかし、入って間もない学生さんにいきなりそれを求めるのは酷だし、それが研究であり、それが研究を通しての成長であったとしても、心身の健康を害しては元も子もない。
どんなにうまくいきそうな実験(あるいは作業)であっても(研究室配属時に、上手く行って当たり前の実験の見分けがつくかどうかは知らないが)、上手く行かないことはある。こんな、もう15年以上やってたってそんなものなのである(開き直るのもあれだが)。そんな時は、ボスの顔も見たくないというのが正直なところだろう。でも、そこで何も話さずにグズグズしていると事態は悪化することが殆どである。1人でウジウジ考えていても内向きになる一方だし、若者だったら登校拒否になってしまうかもしれない。まあ、若者相手であれば、その前にボスの方から声をかけろよ、っていうのもあるかもしれないが、研究室に入るような年齢は、もういい大人なんだから、自分で話に行ったほうがいいだろう(いや、まあ、私も若い頃は、上手く行かない時は逃げ回っていた気がするし、今でも逃げたい気分の時も無いわけではないのだが、自戒として申し上げるのである)。どんなに悪い結果を出し続けても、いつか成功してやるもんね、…

イギリス生活:買い物

最近は積極的に買い物をするということは殆ど無い私であるが、今回も例外ではなく、止む無く服を調達するためにケンブリッジの街に出かけたのであった。その事情というのが、ラボの仲間と出かけることになった、フォーマル・ホールと呼ばれるカレッジの夕食会。ケンブリッジ大学の各カレッジで行われていて、カレッジの関係者であれば予約できるらしい。要は、ハリーポッター的な食堂で、ちゃんとした格好をしてディナーを頂くということである。 この、ちゃんとした格好というのが問題で、ドレスコードが設定されている。そのカレッジの人はガウンを着用の事、それ以外の人はスマート・カジュアルだそう。スマート・カジュアルというのは初めて聞いたが、アメリカで言うところのビジネス・カジュアルみたいなものだろう。ジャケットとシャツとネクタイくらいしてたら大丈夫ですよという感じだと想像する(ちなみに、カリフォルニアではビジネス・カジュアルと言っても平気でジーンズにTシャツという人間が現れる)。と、想像するのだが、その想像の範疇にある衣類は全てカリフォルニアから段ボール箱に詰めて送ってしまい、他に使う用事があってジャケットだけは日本で購入して持ってきているものの、ネクタイもなければ、ネクタイをしめるようなシャツも持ってきていない。軽い気持ちで参加すると言ってしまったのだが、まさかそんな衣装が必要になるとは・・・。 ともかく、行くと言ってしまった手前なんとかしなければいけない、というのが今回の買い物の要因である。
さて、のんびり買い物に時間をかける気もなかったので、取り敢えず前から知っているTed Bakerに入ってみる。ジャケットを持っているので、なんとなく、日本人の体型にも合う服を売っているのかな?という印象がある。店に入ってみると、さすがはTed Baker(ジャケットとズボンを持っているだけで、実はよく知らないが)、小洒落た洋服たちが並んでいる。しかし、まあ、どれもそれなりのお値段。アメリカからの引っ越し直後、新居への引っ越し直前、その他諸々の事情があり、そんなに良いものを買っている余裕は無い。一瞬、気の迷いでシャツを買おうかな・・・と思ったが、イカンイカンと思い直し、程近くにあるZaraへ。やはり安いし、見た目も、まあ、そこそこである。質感は断然Ted Bakerなのだが(値段が3倍以上するのだから当…

イギリス生活:同居人2

前にも書いたが、同居人は中国人母子である。子供は9歳。
日曜日。ラボでの仕事はプレートの回収と、カルチャーのみであったので、朝の内に日用品の買い物を済ませ、ゆっくりラボに行ってプレートを回収後、街に出て少し買い物をし、ラボに戻りカルチャーを仕掛けて帰るという予定であった。朝買い物に行かないと、大きい方のtescoは4時に閉店してしまうらしいので、日曜日は厄介である。開店も10時だし。 ということで、ちょっと家でゆっくりしていた。いつも通りダラダラの同居人母子であるが、10時過ぎくらいにバタバタと動き始め、誰かがやってきて、同居人のどちらかが出ていったようである(人の気配はある)。きっと、子供の方が友達と遊びに行ったんだろうなあ、と思って私も出かけた。 全ての用を済ませ、家に戻ってみると、まだ家は静かなので、お出かけ中なのだろう。家に入り、キッチンのテーブルの上を見ると、朝にはなかった子供の勉強道具が広げられている・・・。 なに?! なんと、出かけたのは母親の方であった。9歳の子供を家に一人残してお出かけである。9歳か・・・まあ、ありなのかな?しかし、アメリカだったら警察に通報物なのだが。しかも、子供が出かけて母親が残されているのは見たこと無いんだよな・・・。 一体どんな事情があるのかは知らないが、 これじゃ子供にいいわけないよ わかっちゃいるけどやめられない ア ホレ と歌いながら部屋に引きこもるのだった。

イギリス生活:同居人

前にも書いたが、同居人は中国人の母子である。子供は9歳だそう。
小学校から留学させるくらいなんだから、超意識高い系に違いない、と思っていたのだが、実際のところはそんなこともないように見える。中国人の意識の高さと、私の認識の中での意識高い親というのがかけ離れているだけなのかも知れないが。別に、意識の高い親が素晴らしいと思っているわけでもないのだけれど。
特にそう感じるのが、休日のダラダラさ加減である。今週は学校が休みらしく、一週間、ずっとダラダラしていた。別にダラダラすればいいとは思うのだが、親子揃って夜更かしして、ネットでテレビを見ていたりするわけである。12時過ぎまで。小学生の時なんて、必死に睡魔と戦って、年に一度の紅白だけは、と目をこすりながら寝てしまった記憶があるので(昔、紅白って演歌パートは明確に時間帯が別れてましたよね?あれを気力だけで乗り越えるのは小学校低学年には難しい)、彼らのしている、週末は12時すぎまでネットでテレビ、という生活はちょっと考えられないものがある。まあ、でも、彼らは起きるのも遅いから、それなりの睡眠時間は確保しているのだろう。
そんな様子を見ていて、小学生留学っていうのも考えもんだな、と思うのである。暫く見ていて間もなく湧いてくるのは、小学生の息子の教育が・・・とか、中国は大気汚染が・・・というのもそれなりにあるのだろうが、どちらかと言うと母親のハッピーライフのためにその選択をしているのではあるまいか?という疑念なのである。これがインターネット以前から黎明期であったりすると、決死の覚悟で海を超え、親は母国での安穏とした生活を投げうって子供のために・・・という雰囲気もあるのかもしれないが、小学校などの手続き関係の難しさはあったり、普段はそれなりに家事などに精を出すにしても、子供が休みになれば一緒になって精一杯中国ドラマをネットで視聴し、夜更かしして、朝には惰眠を貪り、というような生活は、恐らく本国で暮らしている限りはちょっと難しいのではないかと推察する。まあ、父親がいたから何かが違うのかどうかは分からないが、少なくとも子供の休みの間中ダラダラするのは不可能だろう。それでいて、”今の若いもんは頑張って勉強しない、働かない。うちの子もだ。”とかいい出すのである。そりゃ、あなた、あなたの背中を見て育っているのですよ、と思うのだが、そ…

イギリス生活:スーパーマーケット調査

BBCにこんなニュースが出ていた。 イギリスの消費者はどちらのスーパーがお好き?という話なのだが、栄えある1位は(やはり)waitroseだそうだ。waitrose押しは何度か聞いたことがあるが、未だ行ったことが無い。ケンブリッジのwaitroseは街中からは外れたところにあり、その地域の住民でない限り、車がないとちょっと行きにくいように思う。近くにある大型スーパーマーケットはtescoで、調査対象の9つの中では下から2番目。なるほど、そういう位置づけなのか・・・。
順位はともかく、イギリスのスーパーマーケット事情もなかなか一筋縄では行かない。アメリカでは大型のスーパーがそこかしこにあった印象だが、イギリスはちょっとちがうようだ。居住地域があまり効率的に作られていないせいかもしれないが(良く言えば余裕を持って作れらているのかも知れないが)、大きいスーパーというのがそれほど多く無い印象がある。それを補うためか、コンビニよりもちょっと大きいかな?くらいの小さいスーパーがちょこちょことある。そんな小さいスーパーでも、トレーダー・ジョーズのようであれば素敵なのであるが、そういうことはなく、イマイチな商品がイマイチの充実度で並んでいるのである(イケてるところもあるのかもしれないが)。 なので、人々は普段は小さいスーパー、時々大きいスーパーとかいった使い分けをしているのかもしれない。まあ、車があれば最寄りの大型スーパーに行ってもあまり変わらないのかも知れないが。
このランキングで気になったのは、むしろオンラインのスーパーの方。1位はicelandで、2位はocado。icelandは(聞いたことはあったが)見たことは無いが、ocadoのトラックは巷でよく見かける。なるほど、オンラインのスーパーマケットだったんだ。サイトを見てみると、生鮮食料品から、お酒、日用雑貨まで、結構なんでも揃いそうな雰囲気である。ocadoではミニマムオーダーが40ポンドとなっているので、そこそこのまとめ買いは必要だが、冷凍食品なども絡めて一週間分まとめ買いしたりして、計画的に使っていけばかなり有用なんじゃないだろうか?icelandの方は35ポンド以上でフリーデリバリーらしい。
子供連れでバスで出かけてスーパーで買い物をし、荷物を抱えてバスで帰ってくるって、それだけでも一大事業な気がするので…

イギリス生活:部屋を決める

やっと部屋が決まった。というか、やっと部屋を決めた。 ケンブリッジの住宅価格の高さは身にしみて分かったが、それ以上に、この時期に移動する世帯は少ないようだ。日本では4月が学年の始まりなので、それに合わせて引っ越しをするという人も多いのだろうが、こちらでは9月から新学期になるので、この時期に家を移動するというのは、それほど多くないようである。従って出て来る物件が少なく、選択肢が限られる。まあ、移動の時期になれば、選択肢はあるが競争もある、ということでもあるのだろうが、ともかく、どんなに探してもこれと言った物件が出てこなかった(何度も言うが、高い物件であれば良さそうなのもあるけど・・便利な場所、それなりの部屋、という探し方をすると、1ベッドで900ポンドから、2ベッドで1000ポンドくらいが目安ではないだろうか?前にも書いたが、賃貸価格が慎重な計算によって成り立っているとは言い難い気がするので、一概にいえないのだが。それに加えて不動産屋の手数料。これに家具付き、子供OK、とか条件をつけると、なかなか物件が引っかからないが・・・)。
最終的には、1ベッド(しかも、ベッドはロフトみたいな空間。これを1ベッドというのは正しいのだろうか?)800ポンドの部屋に決めた。家具付きで、家賃プラス150ポンドで光熱費とインターネット、カウンシルタックスを含むという物件。場所は比較的暮らしやすいが、安い物件が見つかることで有名な、チェリーヒントン地区から少し離れたビレッジ(ということは、比較的暮らしにくいことを意味する)。これだって、部屋の大きさとか、立地を考えると、冷静に考えてしまうと、高くねえか?と思うのだけれど、900ポンドとか、1000ポンド以上の部屋に目が慣れてしまっているので、それでも、まあそんなもんか、と思ってしまうのである。集合住宅ではないので、取り敢えず子供の鳴き声がダイレクトに響いたりはしないし。しかし、手狭でもあるし、半年後の引っ越しを頭の片隅に置きつつの契約になる。
問題が無いわけではない、というか、結構問題を抱えることになるが、取り敢えず生きていくことはできるだろう。

イギリス生活:自転車生活7日目

相変わらずしんどいなあ、と思いながらの自転車生活を送っている。 今日は巷を走る世慣れたサイクリストの後ろを追尾して、彼らの行動を観察してみた。あっという間に置いていかれるので、少しの間だけなのだが。
そこから得た教訓としては、彼らは手信号を欠かさない、ということだろう。後ろに車がいてもいなくても、パッパッパっと素早く手信号を送るのである。私なんかは、なんとなく気恥ずかしくて控えめに、かつ、ダラダラとあまり役に立つとも思えない手信号らしき行動をしていたのであるが、彼らのように素早く躊躇なく世にシグナルを送り続けるのが大事なのだろう。ラウンドアバウトでは特に頻繁に手信号をしていた。これはなかなか慣れるのが難しそうだ。
そもそも自転車の走行速度が違うから、彼らならそれほど車の邪魔にはならないのかもしれないが、私なんかではどんなに手信号を出しても邪魔かもしれない。
帰り道、まだまだ手慣れていないが、手信号の練習をしつつ帰宅。そんな私を横目に、ロードバイクに乗ったお兄ちゃんが颯爽と追い越していった。ああ、速いなあ・・・と背中を見送ったのだが、どうも同じ方向に行く人らしく前をずっと走っている。暫く走っていくと、追いついてしまった。なんだか知らないがとろとろ走っている。あまりにのろいので仕方がなく抜くことにした。すると、なんとそいつ抜き返して来やがった・・・。抜いた後はまた颯爽と暫く走っていたのだが、ちょっとするとまたダラダラモードに。それならこちらも、ということで、ちょっとスピードを出し、追いついたところで道が別れて競争は終了した。うさぎとカメの競争のカメの気持ちがわかった道程であった。

イギリス生活:ヘルメットを忘れる

月曜日も筋肉痛を抱えながら自転車で出勤。何休みなのか知らないが、今日から学校は休みのようで、かなり朝の通勤時間帯は空いている感じがした。
家を出てしばらくして、あれ、なんか足りないななあ、と思ったら、ヘルメットを忘れている。ヘルメットをしていても転んだら高い確率で車に轢かれて死にそうな気がするのだが、それでもまあ無いよりはマシなのだろうと思ってかぶっているのだが、家を出て暫くたってから漸く気付いたので、諦めてそのまま出勤した。 ヘルメットを忘れた、という視点で世間のサイクリストたちを眺めてみると、みんながみんなヘルメットをかぶっているわけではない。季節柄か、ヘルメットでなければキャップとかニット帽とかをかぶっており、頭に何もかぶってない人は比較的珍しい感じではあったが。
ヘルメットもそうなのだが、自転車の付属品というのは結構厄介なものだ。盗まれないように頑丈な鍵を、と言われて買ったロックは頑丈そうではあるけれど非常に重いし、夜道を走るには必須のライトも、軽量ではあるが、自転車を離れる度にいちいち取り外さないと盗難が心配だ。こういう細々とした自転車関連物品たちが意外と面倒だなと思うのである。
まあ、しかし、強制的なエクササイズだと思えば、健康増進には役立つのだろう(今のところ、筋肉痛で辛いだけなのだが)。

研究生活:日曜も出勤

基本的には日曜は休もうと思っているのだが、仕事がうまく行ってないのと、土曜日にやりかけてしまったのと、家にいても落ち着かないのと、色々が重なって、結局日曜日も仕事をしている。でも、週に一日くらいはのんびり過ごしたいものだと思う。 それはそれとして、家族が来たときの事を考えると、土曜休み、日曜時短勤務くらいが良いかもしれない。ポイントは、(日曜に働けるか、というのは別として)土曜日に休むという方。イギリスは、なにせ日曜は色んな店が閉まっていたり、遅く開店して早く閉店したり、バスは30分に一本になったりと、何しろ不便なので、出かけたり買い物したりというのは土曜にするべきだろう。
しかし、ラボまで自転車で20分というのは、今のところ結構な心理的な障壁である。行きたくないなあ、でもやりかけてるしなあ、という無意味な問答を一通りしてから出かけることになった。どうせ行かなければならないのだから、全く無意味なのだけれど。
何はともあれ、意を決して家を出た。土曜からちらついていた雪は、日曜日もまだ降ったり止んだりを繰り返していた。晩の内に少し屋根に降り積もっていたが、積雪はごく僅かであった。queen edith's wayを自転車で走っていると、見知ったジャケットを着た男性が家族と散歩していらしゃった。先日、日本人ランチでご一緒したTさんとそのご家族である。やや奇抜な目立つジャケットというのは、こういうときには非常に便利である。 ユニクロのライトダウンではこうはいかない。反対側の歩道を歩いていたので、手を降ってその場を立ち去った。奥様とは顔を合わせたことが無いのできちんと挨拶すべきだったかなあ、という気もしたが、まあ、自転車で通り過ぎながらのことなので許していただきたい。
さて、お仕事なのだが、相変わらずサブクローニングが上手く行っていないが、問題点を見つめつつ粛々とやっているのである。そんな恥ずかしいことよく書くな、と思われるかもしれないが、これもまた実はこのブログの趣旨の一つであるので書き留めておかなかればいけない。もしそのうち誰かを教えることになったとしても、俺はサブクローニングで失敗したことなんかないぜ、みたいなことを決して言わないための戒めである。
大体人間の記憶なんていい加減だし、過去の出来事は美化される傾向にある(俺は1日16時間実験してたぜ、と…

イギリス生活:寒い

カッパ購入を企てていた土曜日であったが、雪がちらつく天候のため断念。ボチボチと実験をして過ごす。雪は降るのだが、いっこうに積もる気配はなく、従っていそいそとラボへ出かけるわけである。ラボの中にいても寒い。家に帰っても暖房がついているのにも関わらずやはり寒い。  外もやはり寒いのであるが、自転車をこいでいるとあっという間に熱くなり、最近購入したダウンのコートではちょっと暑すぎる。なので、ユニクロの薄いダウンで出勤している。自転車の時にはこれくらいが丁度良さそう。 先日、ラボの台湾人が、あれ、それ同じじゃない?と言われて聞いてみると、彼もユニクロで購入したらしい。何処のユニクロで買ったのかは聞き損ねたが。色違いなのでまだ良いのだが、イギリスで日本人以外とユニクロかぶりするとは・・・。 それにしても、自転車生活4日目になるが、相変わらず足が痛い。一体いつになったら慣れることやら。

イギリス生活:自転車通勤、辛いです。

イギリスへ来て暫くはバス生活を続けていたわけだが、周りからも自転車を勧められるので、ではそうしてみるかということで自転車を買った。付属品も買って水曜日から自転車通勤を始めたのだけれど、取り敢えず、、、辛い。 日頃の運動不足というのも大きいのだろうが、仮住まいから職場まで微妙な坂になっていて、行きはヨイヨイなのだが、帰りはこわいのである。まあ、大した坂ではないのだけれど、やっぱり自転車で走るとなると・・・。 加えてケンブリッジの天気。この辺はドライだ、という噂を信じてやってきたが、これでもやっぱり他に比べるとドライなのだろうか?アイルランドと同じで、一日中雨ということもないが、一日中晴れている日もまた少ない印象。朝も夜も雨で自転車はちょっと・・・ということもないのだが、(今週たまたまかも知れないが)小雨だの小雪だのに見舞われ、こりゃちょっとしんどいっすなあ、という感じ。まあ、慣れるのだろうけど。しかし、まずはカッパが必要な気がしてきたので、今週末調達に出かけたいと思うが、週末は雪だろうか?
イギリスの道路事情、交通事情もまたストレスである。 道路の真ん中あたりは比較的平で、自動車様には走りやすそうなのだが、自転車が通ると想定される道路の橋の方は、結構凸凹しているところも多く、非常に乗りづらい。自転車レーンがあるようなところは別なのだが。 自転車は一応車道を走らなければならないのだろうと思うが、車道を車のように走っていると、車がクラクションを鳴らしてきたりして、じゃあ一体どうしろって言うんだよ?という気分になる。邪魔なのはわかるが、交通法規上車なんだから我慢してもらうしか無いと思うのだが・・・。特に怖いのがラウンドアバウト。車が少ない場合は良いが、それなりに車が走っているラウンドアバウトにおける正しい振る舞いはちょっとまだ良くわからない。周りの人に聞いてみようと覆う。
一言文句を言っておきたいのはgoogle mapである。自転車でも予想到達時間が表示されるが、今のところ、そんな時間で着けるわけがない!というのが感想である。ロードレーサー的なバイクですっ飛ばしたらそういうこともあるのかも知れないが、そんな理想値をそこに表示してどうしろというのだろう?googleのが理想値で、それを目指して頑張りなさい、ということかもしれない。まあ、でも、一昨日は余裕で後…

イギリス生活:賃貸探し。結局、何処へ行っても、金が無いのが悪い、というところに行き着く

相変わらず部屋探しは難航している。最近知り合いになった日本人の方によると、彼も相当部屋探しに苦労したらしく、なんと30箇所以上も部屋を見に行ったということであった。すごい。それを聞いて、ちょっと気が遠くなった。と言うか、それなりの部屋が30箇所も出てくるというのが既に驚異的ではあるのだけれど・・・。自分の想定家賃、部屋数等の条件を鑑みると(周辺環境、便利さ、湯船はあるのか?とか、乳児がいる家庭ならではの要求も追加される。)、そもそも話を進めるべき部屋が見つからず苦労している状況なので。つまり、まあ、もうちょっとカネだしたら良いんじゃない?ということなのかもしれないけれど、それで生活が成り立つのか?というのもまた問題で。
ということで、ケンブリッジにいらっしゃろうとしている人が読んでいらっしゃるとすれば、誤解を受けないように訂正をしておかないといけないかもしれない。ケンブリッジに部屋が無いわけではない。金に糸目をつけなければ、素敵な部屋というのも結構見つかる。新しくて、周辺環境もよくて、ただ家賃が高いのである。また、ケンブリッジを遠く離れれば、そこにもまた素敵な部屋はある。しかし、恐らくその環境では車で移動することが前提になるだろう。要は、ケンブリッジで貧乏なポスドクが家族で住める部屋を探すのは困難である、ということである。サンディエゴでもそうであったが、結局、金が無いのが悪い、というところに行き着く。
さて、部屋探しである。日本同様不動産屋が借家市場においても幅を効かせているイギリスにおいて、貧乏人が考慮しなければいけないもう一つの項目は、不動産屋に払わないといけない手数料である。この前見に行った不動産屋では、手続きの費用にお一人目350ポンド、その他の人ひとりにつき100ポンド頂きます、ということであった(どこもまあそんなもんなんだろうと思う)。それだけでも馬鹿にならない。長く住み続けるつもりであればこの手数料は問題にはならないのだろうが、半年とかで移動を考えている場合(家族3人で住んで、その後、退去時の手数料125ポンドの支払いを考えると)、月に100ポンド以上の支出となる。これはなかなか厳しい。
ということで、個人貸しをしている大家を探すわけであるが、そう簡単に見つかるものでもない。知り合いがたまたまテナントを探していた、という幸運の持ち主もいらしゃっ…

イギリス生活:自転車修理、鍵、ヘルメット、ライト

中古のボロ自転車を購入したものの、やはり少しはメンテナンスをしないと死ぬんじゃないかな(文字通りの意味で)?ということで近所の自転車屋さんに出かけた私。ブレーキの効きが悪いんだけど、というのが主訴だったのだが、これは、”まあこんなもんですわ”という感じで一掃。ハンドルが曲がってるのも直してもらいたかったが、少しトライしてくれたものの、錆びついていてびくともしないらしく、”まあ、安い自転車ってのはこんなもんですわ。あんまり無理すると壊れまっせ。”とのことなので、諦めることにした。まあ、でも、”これは乗ったらあけまへん”とはいわれなかったので、安自転車として元をとるまで乗れれば良しとしよう。 取り敢えず、自転車屋さんのチェックの結果、アクセルという部品が傷んでいそうだということなので、それだけ交換してもらうことにした。部品と工賃で45ポンド。結局90ポンドの買い物になっているのだが、それくらいは想定内なので、良いかな、と。

翌日、自転車を取りに自転車屋へ。アクセルは交換され、”Now you have a good bike!”ということであった。調子のいいおじさんである。まあ、ハンドルの曲がりは相わからず気になるのだけれど、確かにペダル周りがしっかりした感じはする。ついでに、その自転車屋でヘルメットも購入。ヘルメットはネットで購入するとサイズが合わないと困るので、実物を見て買うのがいいかな、と(18ポンド)。
これに加えて、ロックとライトを購入した。ロックはD型のロックが定番らしく、アマゾンでそれなりの評判のものを購入。ロックをカバンに入れるのも嫌なので、自転車に取り付けるアダブターがついたものを選んだ(24ポンドくらい)。ライトも同じくアマゾンで購入。最近のライトはLED、リチウム電池、USBで充電可能、というものが多く、時代は変わったものである。私が昔自転車に乗っていた頃は、LEDはおろか、USBだってまだそれほど確立した接続ポートではなかったよなあ・・・。
さて、UK国内で初めてのアマゾン利用なのであるが(アマソンUKから買ったことはあるが、UK外の住所宛だった)、これがまた少し驚き。今日宅配の予定になっていたのだけれど、不在だったらどうするんだろう?と思ってメールをチェックしてみると、"お隣に配達しました。◯◯番の△△さんです。"…

研究生活:サブクローニングも、色々重なるとやはり困難

だれでもできて当然だというサブクローニングであるが、ラボが変わり、使えるシステムが変わると最初は結構大変なんだという気がしてきている。それでもうまくいっている人はいるので、その人達のやり方を聞きながら、しかしちょっとズルしようと思っている今日このごろなのである。
PCRは問題ないのだが、多分問題はライゲーションとトランスフォーム。現在のラボでは、 普通のT4 DNA ligase ホームメイドのコンピテントセル(コンピテンシーわろし) を使っていて、この条件が重なるとなかなかうまくいかないのではないかと思う。
ligation効率を高めるか、コンピテンシーの高いセルを使うか、ということだが、費用的なものを考えると、ligationの効率を上げることを目指したほうが良さそう。日本のメーカーの売っているligaseは、普通のT4 DNA ligaseに比べてligationの効率が格段に高く、日本から海外に移った人たちはここでちょっと躓くというのは定番なようだ。私も日本で使っていたtoyoboのligation highはこちらでは簡単には手に入らないということなので、入手可能なtoyoboのmighty mixを勝手に買ってみた。それくらいは許してもらいたい。

イギリス生活:自転車を購入

予定通り、朝から自転車を見せてもらうために出かけてきた。歩いて20分位のところ。見せてもらい、ちょっと試乗をさせてもらった。まあ、中古なんで難点がいくつかあるのだが、出品者の早く買ってくれよオーラも強く、昨日ボロ自転車が55ポンドで売られていたのを思い出し、結局購入を決めた。45ポンド。良かったのだろうか?写真を撮るのを忘れたので、また後から撮ろうと思う。ちなみに、プジョーのバイクで、メイド・イン・フランス。それだけ聞くと、なにか良いもののように思うのだけれど。

まず、一番気になった問題は、走っている間に鳴るカチカチ音であった。なんか壊れてるのかな?と思わないでもなかったのだが、ギアによっては静かになる。なんかなあ?とよくよく見てみると、屋外で保管されていたせいか、ギヤ周辺に木くずのようなものが溜まっている。これを取り除いてやると、ウソのようにカチカチ音は消えた。良かった。 次に気になるのは、ハンドルがやや曲がっていることなのだが、これはまあ、自分ではどうしようもないので後日自転車屋に持っていって直してもらうことにしよう。 あとは、ブレーキ。後輪のブレーキの効きが非常に悪い。別にブレーキが全く効かないということではないので、多分部品交換でなんとかなるのではないかと思う。これも自転車屋案件だ。

一応マウンテンバイクなんだろうが、とくにサスペンションなどが入っているわけでもなく、街乗りマウンテンバイクというところなのだろうと思う。こういうタイプも結構走っている気がする。道がそんなに良いわけではないので、タイヤは太いほうが良いのかな?という気はしていたので、そういう意味では望みのものかな。  慣れていないせいか、凄まじく乗りにくいし、サドルが硬くてお尻が割れそうなのだが、スピートはやたらと出るような感じ。日本のママチャリと比べるからかも知れないが。しかし、自転車生活って、もう、19年ぶりとか??ああ、月日が流れて行くのが恐ろしい。

自転車は手に入ったが、自転車そのもののメンテナンスも必要だし、ヘルメットなんかも買わないといけない。ヘルメット、ロック、電灯。自転車本体よりも高くなりそうな気がする。

イギリス生活:土曜日

さて、今週も週末である。 最近の週末は仕事を少ししながら、空いた時間で買い物に出かけたり(今は自転車を探すのが先決だが)、写真を撮りに出かけたりしている。今週も土曜日は取り敢えず少しだけラボに行ってプレートを回収、別のサンプルのライゲーションの反応を止めて夕方まで自転車探しの旅に出かけた。写真も少し取ったのだけれど、何故か写真を掲載しいた際には(際立って少ない読者数が)際立って読者が少なくなるので(読みに来てくださる皆さん、ありがとうございます)、写真は他で掲載することにする。仕事しなさい、という叱咤激励なのだろう。
自転車探しは難航している。この前refurbishedの自転車は無いかと自転車屋にメールしてみたが返信なし(まあ、イギリスではありがちな感じがするが)。その自転車屋を訪問してみたが、閉まっていた(普段は土曜日には営業しているのだが、バケーションか何かなのだろう。 それ以外の自転車屋も何軒か入ってみたが、やはり自転車屋は新車を売るのと、修理がメインの仕事らしく、中古車が並んでいる店は見つからない。refurbishedなんて、見たことがない。そして新車は最低でも200ポンド以上するし(某評判の悪い店は除く)、良さそうだなというのは300ポンド以上する。 某自転車屋で、中古車っぽいものが店先においてあり(あまり状態が良いようにも思わなかったが)、それなりかなと思い、”あれ、いくら?”と聞くと、”あれは売り物ではない”とか。その店の店主に、”予算の150ポンドじゃ、セカンドハンドしか買えないねえ・・・”と言われたが、”セカンドハンド探してるから、あのボロい自転車の値段を聞いたんですよ!”という話である。店は汚いし、オッサンは嫌味っぽいし、あそこは修理でも二度と訪れることは無いだろう。 もう一軒入って店の人と話をしたのだが、こちらは感じが良く、セカンドハンドは無いんだけれど、セカンドハンドを買って修理するというのもありだよというサジェスチョンをもらった。まあまあの自転車に200ポンドもかけて、でも新車なので盗難のリスクを恐れたりしながら過ごすよりは、セカンドハンドをネットかなんかで探して、それを修理してもらうというのも良いかもしれない、と思うに至る。
で、帰ってきてgumtreeで検索。イギリスにおけるcraigslistは、役に立たないし、e…

研究生活:元ボスからの贈り物

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少し前、元ラボのボスからプレゼントが届いた。 こちら、

私が構造を決めた某タンパク質の結晶構造のクリスタル。クリスタルストラクチャーのクリスタルという、いつ聞いてもなんか複雑な商品なのだけれど、この子はなかなかクリスタルの中にフィットしている感がある。モノマーだと座りが悪いのだと思うが、やはりこの角度からダイマーを見ると、蝶のような形をしているのが美しい(と勝手に思っている)。ちなみに、クリスタルには、自分の名前と所属(もちろん前の研究所)、タンパクの名前が入っているのだけれど、一応匿名ということになっているので、そこは見えないように写真を加工した。
このラボで解いた構造でもないのに飾っておくのはちょっと変かなと思いつつも、今のところ他に飾っておける場所もないので、ラボのデスクに飾ってある。まあ、私のデスクは比較的目立たないところであるし、誰も気付いてないので良いだろう。
しかし、気遣いの人である。感謝(博士課程の学生の修了記念に贈るというのは聞いたことがあるが、ポスドク風情に作って、わざわざ送ってくれるとは)。

研究生活:まさかの地獄の千本ノック

どうでもいいことでつまずいている。大体何が問題なのかは分かってきたが、こんなところで停滞するとは・・・。そう、サブクローニングである。
トラディショナルなサブクローニングを久々にやってみて、改めてEk/LICがいかに楽なのか、ということを思い知らされている。しかし、普通のサブクローニングを普通にできないというのも、色々な不都合が生じるので、復習するのは良いことなのだろうと思う。しかし、上手な人がやればそうでもないのかもしれないが、下手くそがやる普通のサブクローニングよりは、下手くそがやるEk/LICの方がよほどコストパフォーマンスが良いのではないかと思う。 取り敢えず、今回の問題を眺めてみると、とにかくDNAの濃度が低いというところに尽きるような気がする。片方のサンプルはPCRで普通にamplifyできて、それなりの量が採れてくるのだが、もう片方はPCRすればバンドは見えるのだが、イマイチamplifyされていない。数を増やしたり、エタ沈してみたりしてみたが、それでも量が足りない。そもそも、フラグメントがかなり大きいので、それなりの量のDNAが必要になるというのもある。前のラボでもポリメラーゼはPhusionを使っていたので、同じのでやっていたのだが、このままでは埒が明かないので、”良い(何が?)”という噂のQ5 polymeraseを使ってみることにした。すると・・・増える。なんだか知らないが、大変良く増える。確かに、良い。今まで考えたこともなかったが(楽なサンプルが多かったってことだろう)、サンプルに依ってポリメラーゼの相性があるのだろうな。ちなみに、もう一方のサンプルは、フラグメントのサイズは同じようなものなのだが、Phusionで問題なく増えていたので、酵素やその他の試薬に問題があるわけではない。 それ以外は細かいことなのだが、キットの種類が違って(I社)、やっていることは同じはずなのだが、溶出液の容量が今使っているもののほうが随分多かったりして、一応キットに従ってやっていたのだが、それだとサンプルが薄まり面倒が増えるばかりだったりして。容量を減らしても良いよ、というようなインストラクションもなく、なんだか不親切なキットだな、という印象。Q社のものに比べるとレジンの体積が大きいように感じるので、少量にするときちんと溶出されなかったりするんだろうか?と…

研究生活:MRC/LMBのレストラン

研究所のレストランは、建物の最上階の南東側にある。研究所でも一番見晴らしのいい場所だろう。テラス席もあって、暖かくて天気の良い日なら、テラスで食事というのもいいかもしれない。 この食堂、朝から営業しているらしいが、朝は行ったことがないのでよくわからない。昼は12時半からの営業。この12時半というのが、恐らく研究所の平均値よりもかなり早い時間帯に朝ごはんを食べている私としてはなかなか辛い。 食堂は、お昼には日替わり的なメニューと、サラダコーナー、サンドイッチ類、あとはスープなどが並ぶ。日替わりは、毎日(大体)2種類、普通の人用とベジタリアン用が用意される。日替わりそのものは3.9ポンドで、サイドを着けるとプラス50ペンスだったり、80ペンスだったり。サラダは量り売り。 このレストランの食事は、基本的には旨い。時々よくわからないメニューだったり、味だったりすることが無いわけではないが、大体において美味しいのである(他の人もそう言っているので、多分美味しいのだろう)。値段もお手頃だし、外食が非常にお高いこの国にあっては、この金額でこの料理が食べられれば非常に満足だというレベル。 しかし、この日替わりメニュー、量がかなり多い。体が大きいこの国の人々の胃袋を満足させるという意味ではそれで良いのだろうが、私などは間違ってサイドなんてつけようものなら、ちょっともうお腹が苦しいくらいになってしまう(しかし、時々サイドをつけないととんでもなく栄養バランスが悪いように見える料理が登場する。これが厄介)。近くの研究所の食堂では、少なめに盛り付けてもらって値引きをしてくれるというシステムがあるらしいのだが、LMBの食堂にはそういう仕組はない。 ということで、最近は食堂で日替わりを食べた日の晩御飯は、サラダにパンだったりするのである。そうでもないと、恐らくみるみるうちにブクブクと太っていく事が予想される(と言っているのだが、最近うちのラボに来ている学生の女の子は、私よりも全然体が小さいが、平気で日替わりを平らげて、デザートまで食べてたりするので、私の胃が小さいだけなのかもしれない)。 残念ながら、出入管理が結構うるさいので、職員以外は、ゲストとして入るか、ルール違反(誰かの後ろにくっついてこそっと入るみたいな)をしない限り外部の人がこのレストランにアクセスすることはできない。…

イギリス生活:自転車を探す

同僚に、”お前は何で自転車を買わないんだ?”と言われたのを皮切りに(?)、連続して、”来るはずのバスが来ない”場面に連続して遭遇し、いい加減自転車を買おうと決意した私。
本気で自転車を購入しようと、Mill Roadへ出かけていった(あまり時間的な余裕はなかったのだが)。駆け足で通り沿いの自転車屋を物色したのだが、良さげな新車の自転車は高く、中古のバイクはどれもイマイチな印象だった。
まぁ、そんな感想はともかく、ケンブリッジ自転車事情を、見聞きした限りでまとめておく。 ケンブリッジは、比較的平地の多い街であるので、自転車が便利である。バスを含めて自動車を利用する人も多いのであるが、ご他聞にもれずラッシュ時の交通量はそれなりに多いので、ストレスを感じることだろうと思う(アメリカの大都市に比べたら遥かにマシだろうが)。なので、大人も子供も自転車を利用している人は多い。自転車道もそれなりに整備されていて(それなりというところが怖いのだが)、自転車ユーザーを支えている。ただ、やはり、ヘルメットと目立つ衣服は必須であるようだ。走っている自転車の種類は、ロードバイク、日本のママチャリに近いもの、マウンテンバイク、色々だ。
ということで、街には自転車屋がたくさんあるのだけれど、大きな店でたくさんの自転車を置いて売っている、というタイプのお店は多くなく、小さい店内に、多くても20−30台程度の自転車を並べて売っている店が多いように見受けられる。売っているのは、新車、中古車が多いが、中にはrefurbishedという、中古自転車を自転車屋が改装(?適切な日本語が思いつかない)して売っているものもあるそうである(私はまだ見たことがない)。
価格帯だが、新車でも、安い店を見ると100ポンド台からあったりするのだが、その店の評判が芳しくないため、躊躇われるところ(ちなみに、その店には結構な台数の自転車が並べられていて、安いものからそれなりの値段のものまで色々ある)。他の店を見ると、結構高額な商品を展示している場合が多く、やはり新車では300ポンド程度を出さないと良いものは買えないのかなと思われる。しかし、300ポンド以上出すのはなかなか厳しいし、第一新車を買ったら盗まれた、というような話を時々聞くので、新車は手を出しづらいという事情もある。では、中古車か?というところだが、品…