イギリス生活:朝蹴りの儀


今の住居は、いわゆる”離れ”というやつで、母屋には大家家族が住んでいます。庭部分は共有。その庭に、昨日サッカーのゴールが設置されていました。小さいやつだけど、フットサルのそれよりはふたまわりくらい大きい。以前からフットサル用みたいなゴールはあったのだけれど、バージョンアップ。子供がおねだりしたのだろうか?春休みの憂さ晴らしにするのでしょう。
大家には姉弟がいるのですが、弟の方は12歳だそうで、時々友達とサッカーをしているのを見かけます。流石サッカーの本場、街を歩いている男の子すらサッカーのレベルがぜんぜん違う、なんてことは全然なくて、彼らはお世辞にも上手とは言えない。そもそもサッカーボールが庭に転がっている割にサッカーをして遊んでいるのは”時々”といった感じなので、サッカーに対する情熱がそれほど強くないのだろうと思われます。ボールは友達でなくてはうまくならないし、道具を大切にしないやつはうまくならない、と、サッカーの下手くそな私は遠くから見守っています。そんな感じなんだけど、サッカーゴールは買ってもらえるし、ボールもいっぱい持ってるし(庭に使えそうなボールも、使えそうもないボールもいくつも転がっている)、甘やかされてんだろうな、と思ったりします。
まあ、よその家庭の教育に関してはどうでもいいのですが、庭にはボールがあり、ゴールがある、ということで、今朝、思わずボールをゴールに蹴り込んでみた。これが、思いの外良い気分転換になることがわかりました。多分、サッカーがしたいわけではなく、何かを蹴り飛ばしたいのだろうと思うのですが、せっかくなので人目を盗んでちょっと蹴り飛ばす練習をしようかなと思っています。なるほど、サッカー好きな連中はこうして憂さ晴らしをしているのか・・・(違うか?)。
チームスポーツってやつは、上手くないと変なプレッシャーがかかって更に上手くできなくなるという悪循環がどうにも嫌で好きではなかったのだけれど(漫画みたいに、俺がカバーするぜ、みたないな爽やかなサッカー上級者に出会ったことはない。少なくとも日本では)、取り敢えず一人、または少人数で蹴り飛ばしまくって、上手くなってから参加したなら、まあまあ楽しめたのかも知れないなあ。
一般的なサッカーレベルは知らないが、そこかしこに芝生のサッカーグラウンドがあるというのは、やっぱりお国柄。日本みたいに土のグラウンドでやらされたら関節に負担がかかるし、上手く蹴るの難しいし。住居の庭も芝生なので(ちょっとサッカーするには長いのだけれど)、蹴飛ばし上手になったような気分になれるのも爽快な理由の一つだろうと思われます。

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