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イギリス生活:日本人忘年会

27日は研究所のOさんご夫妻に誘われてOさん宅での忘年会に。本当は家族で参加させてもらうつもりだったのだけれど、相方の体調が良くないということで一人で参加。参加者は私を入れて8名。Oさんの娘さんの難しいゲームに苦悶する大人たちでしたが、鍋を囲んでの楽しい会でした。 午前中に雪が降り、道を歩くのがなかなか困難だったのだけれど、帰りは車を持っているMさんに送ってもらったので楽ちんでありました。ありがとうございました。
28日は、家族の体調も少しは良くなってきたので、(セールが終わる前に)少し買い物。
30日は、(自分の中では)大掃除で、いつもより多めに掃除。
そんな感じの休日なのだけれど、どうも生活リズムが乱れきっているので、少しずつ戻していかないとまずい。

イギリス生活:クリスマスイブ&クリスマス

24日は家族一同体調が悪いこともあり、近所のスーパーに買物に出かける以外は、ほぼ家の中で過ごした。クリスマスという感じは薄かったが、取り敢えずフライドチキンを作ってみることで(?)なんとなくクリスマス気分をキープした。朝イチのレシピだったが、なかなか美味しいフライドチキンが出来た。コーンフレークを使うのだけれど、それがパリパリな感じになっていい感じ。ちょっと前も鳥の唐揚げを作ったが、最近揚げ物がブームかも知れない。いや、違う。前から定期的にフライドチキンだとか唐揚げだとかが食べたくなるのだけれど、今は近所に良いテイクアウェイが無いために作らざるを得ない、というだけだな。まあ、揚げ物が(油の処理が面倒であること以外は)意外と簡単に出来ると気づけたのは良かったけど。
クリスマスには夜中にサンタさんが来て息子にプレゼントを置いていってくれた。生まれてこの方、私の住居にサンタさんがやってくるというのは初めてのこと。息子もプレゼントを喜んだようで良かった。が、鳴り物系おもちゃの中に入った太鼓のバチで壁をバンバンたたき始めてしまったのには困ってしまい、それはしばらく封印。やはり家族一同体調不良のため家に閉じこもって過ごす。

イギリス生活:髪を切ってもらう

土曜日は、髪を切ってもらうためにBar Hillの美容師さんのところへ。かなり伸びていたので切っていただいてスッキリしました。どうもありがとうございました。流石に今回は肋骨の痛みがあるためバスで。 バスの一日券を買ってしまったので、貧乏性な私としてはもう一箇所くらい何処かに行かなければ、と思ってしまい、買い物のためにSeoul Plazaへ。少なくなっていた米や味噌を買うとともに、なんか正月らしいもの、と思って行ったのだけれど、蒲鉾も、ごぼうも、数の子もなく、レンコンと大根だけ買って帰ってきました。やはりサンディエゴとは勝手が違いすぎる。日系とは言わないけれど、せめて大きい中国系か韓国系のスーパーマーケットがあったらだいぶ違うんだろうけどなあ・・・(Seoul Plazaの大きさは、H-martの何十分の一かわからない)。

仕事納め

仕事前、郵便局に寄って届いていた荷物を受け取り、new year card用の切手を買ってラボに出勤した。その場で切手を貼るのも憚れたのでラボに行ってから貼って、近くのポストに投函。しかし、ラボの近所のポストって何処だっけ?という状態。調べてみると、こんなサイトが。郵便ポストの場所が地図に表示され便利。royalmailがやるべきことだと思うのだが・・・。
今日はLMB的にはお休みらしいが、大学は違うので(そのためかどうかは知らないけれど)うちのラボも半数くらいはラボに出てきていた。今日で、殆どの人は仕事納めとなる。クリスマスの後はオフィシャルな休暇というわけではないのだけれど、3日ほど休日として1日まで休みにする人が多い模様。私もそれに倣う。
最終日は、残りの実験と、あとは分担が決まっている区画の大掃除と、自分の実験ベンチ&デスクの掃除。AKTAのキャビネット担当だったのだけれど、いつから置いてあるのやら分からぬバッファーを捨てまくり、随分スッキリした。溜め込む習性のある人のバッファーに還元剤が入っていたのを幸いに、”還元剤が入っているバッファーは休み中に酸化しちゃうからみんな捨てるからね”と宣言をして実行。
最後にnew year cardを置き(ここのラボは誰も置いてないけど、前ラボからの習性)、来年の抱負をホワイトボードに書いて(ウソ。忘れないように、年初の実験予定だけ箇条書して)ラボを後にした。

イギリス生活:クレジットカードを止められたのに何の連絡もない

2月に一時帰国しようと思っています。low seasonだとしても、そろそろチケットを・・・・と思って検索。いつも通り、kayakとskyscannerで見てみて考える。すると、なんと600ポンド弱のチケットを発見!!喜び勇んで予約しようとしたら、何故かクレジットカードのtransactionがdeclinedされた・・・(これがなぜ駄目だったのか未だ不明)。そこから、何処の会社で予約しようとしてもカードが拒否される。そんなことをしている間にチケットの値段は上がり、最初の時点よりも100ポンド近く値上がりしてしまった・・・。次の日になってBAで予約しようとして、それでもdeclineされる段になって初めて、”これはカードがブロックされてませんか?”と初めて気づく(遅い)。(ちなみに、カードをブロックされるようにして、マネートランスファーとかでお金を支払わせる方法で詐欺をするという業者もあるそうで(今回のがそれだったかどうかはわからないけど)、その辺は勉強になった。) しかし、ブロックされているのにも関わらず、カード会社からは何の連絡もない。メールも、電話もない。どういうこと?もしかして、バンクアカウントのメールボックスに連絡がきてるのか?と思ってメールを開くも、何もない。そこに”chatしますか?”という表示が出たのでchatしてみた。その結果、やはりカードはブロックされており、”fraud detection departmentのものと話してもらわねばならぬ故、これこれこれこれ番に電話されたし”とのお答えであった。 で、めんどくさいけど電話(何が一番めんどくさいって、電話するのにわざわざ上の方の階まで行かないと電波が無いのが一番面倒)。最初の受付的な人が(英語が聞きにくかった)用件を受けてくれて、それをfraud detection departmentに繋いでくれる(分業制なんですよね、何処の国も)。次の人は、比較的わかり易いインド訛。何処で買い物しました?みたいなことを聞かれ、チケット買おうとした買えなくて、何度か試しちゃいましたよ、という旨を伝えると、その場で解除してくれた。 しかし、ブロックされているのに何の連絡もないって一体どんな国なんだろう??アメリカの場合、そういう場合、怪しい買い物がありましたよ、というのがメールで来て、その場で自分の買…

研究生活:なかなか一筋縄ではいかない

肋骨の具合は大分良くなってきたが、代わりに風邪の症状で体が重い。いったいいつになったら通常モードにもどれるのだろう?
タンパクのお試し精製やらウエスタンやらをして過ごしている。クリスマス休暇を考えると、今週から新たなタンパク精製を始めるわけにはいかないので、余ったサンプルを使ってできることをするといった感じ。このラボに来て初めてウエスタンをしたのだけれど、メンブレンへの転写にわずか8分というiBotというシステム、素晴らしい。なんで前ラボでは(お金はあったはずなのに)あんなにのんびりウェスタンをやっていたのか?まあ、でも、律速は他のところにあるかもしれないから、そこにお金をかけても仕方がないという判断だろうか? ウエスタンの結果、取り敢えず取れてきているはずのコンプレックスが取れてきているのはわかったけど、そのプロファイルは予想外。stoichiometryが予想とは違うのだろうけど・・・。 先週は、取り敢えず再現性良くサンプルが取れてきていたので(量は少ないけど)、このままうまくいくかと思っていたけれど、まだまだ色々とありそう(書けないけど)。まあ、その辺は休み明けということで。

イギリス生活:そして風邪をひく

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肋骨の方は、徐々に回復しているものの、体をひねる動きは辛い。なんとなく折れてるんだろうなあ、という予想。まあ、何れにしてもどうしようもない。息子はゲホゲホと咳をしていて、それが私に感染ったらしく今日は喉も痛い。ここのところ年末はついてない。息子とともに過ごす冬というのは初めてのことなので(昨年は単身赴任中(??)であった)子供がいると(周囲から色んな感染症を拾ってきて)そんなものなのかもしれない。
そんな感じで昨日はブログの更新を怠ってしまったが、シークレットサンタが催された。ラボの片隅(離れ小島のデスクスペースがある)に箱を置いて、他の人にわからないように(名前を貼り付けて)置いていってね、ということだったが、そのデスクにも座っている人がいるので、一部の人にはシークレットじゃ無くなってるんじゃね?という感じもした。 無難なものから、ちょっと笑えるものまで、色々だった。”ジャム詰め合わせ”という人を選ばない実用的なものもあったので、そういうものでも良いらしい。私のは、取り敢えず他の人の話題にはなっていたので良いかな、という感じ。本人にもそれなりに喜んでもらえたかと思う。私がもらったのはこれ・・・ クッキーの詰め合わせとself stirring mag・・・電池を入れて持ち手のところにあるボタンを押すと、中のプロペラがまわって撹拌されるというハイテクな機械。未だ使ってはいない。
今日の昼食は、誰が誰にあげたのか?という話題だったが、皆それぞれに素知らぬ顔をしていた。もちろん私も。一番witに富んだ感じのプレゼントだったThe beatiful poetry of  Donald Trumpは(もらったのはボス)、誘導尋問によりD氏らしいことが判明。Mさんかと思っていたが違っていた。ちなみにこの本の表紙がなかなか素敵である(合成だろうけど)。蛇足だけれど、本物の詩集のわけは無くて(みんな最初は本物の”勘違い”詩集だと思って凍りついたが)トランプのツイートなんかを編集して詩集っぽく仕上げたもの。ちょっとだけ読み上げたのを聞いたけど、なかなかおもしろそうだった。買いたくは無いけど。

読書:司馬遼太郎、街道をゆく、愛蘭土紀行II

司馬遼太郎、街道をゆく、愛蘭土紀行のI ・II刊を読了しました。バス通勤は運動不足にはなりますが、読書の時間が出来るのは有り難い。
前にも書きましたが、イギリスとアイルランドの関係性を見るのにはとても良い本だったように思います。ただ、ちょっと司馬さんの想像に任せている部分も多く、ちょっと偏ってない?という部分があるのは否めませんが・・・。そしてやはり、EU以前(EC時代)のアイルランド、まだケルティックタイガーなんて言われる遥か前のアイルランドの話であるというのも忘れてはいけません。この本を読んでも、今のアイルランドを想像するのは難しい。ただ、そういうバックグラウンドがあって今があると知るのには良いと思えます。当時のアイルランドは、”アイルランドから若者がいなくなる日”なんていう記事がニューズウィーク日本版に取り上げられ、大卒の就職先が無く、多くが他の英語圏に職を求めて移住していた時代。その記事の中で、”いずれは、移住できる人間さえいなくなるだろう”なんて大学教授がコメントしたりしていたようですが、今や移民を受け容れさえする国です。司馬さんが行った頃の物語的な雰囲気は遠くに残しつつ、経済面でもなんとか頑張ってます、という国になっているような気が。それは、アイルランドには良かったのだろうけれど、イェーツとか、ベケットとかの世界に浸りたい人にとっては残念なことなのかもしれないな、と思います。 話の中に日本人留学生の方も何人か出てきますが、そんな時代(1980年代後半)に遥々アイルランドくんだりまで留学に行っていた日本人の先達がいたというのにちょっと驚きました。いやまあ、文学とか研究している人にとっては、そんな時代だからこそ良かったのかもしれないけれど。
全体的に歴史家的視点でのアイルランド、物語の国(妄想の国)アイルランド、という感じで綴られているので、観光ガイドには(もちろん)なりませんが、アイルランドを訪ねる際、読んでいたら面白いかもね、と思える本でした。ま、頭でっかちになって、そんなことをアイルランド人に語ったら嫌がられそうな気もするので、あくまで参考までに、って感じが良いのだとは思いますが。

複数の日本人と出くわす おかしな論文

今日は鎮痛剤無しで生活できるまで回復した。未だベッドから起きるのは辛いし、力を入れたり、体を捻ったりすると痛いのだけれど、大分ましになってきた。 昨日私が回避したクリスマスランチだが、それに参加した同僚の一人が、胃腸の調子を悪くしたようで早退した。わかる気がする・・・。ほんとにあのランチは危険だ。

ところで、この建物には(もちろん)私以外にも複数の日本人研究者がいるのだが、普段はそんなに顔を合わせない(バスでよく合うNさんは別)。が、今日は知り合いの日本人2人と出くわし、会話。
一人目は同じ階のMさん。剣道で一緒なのだが、私は肋骨強打事故以来行ってないのでちょっとご無沙汰。肋骨を強打した故しばらくお休みさせていただいている旨を伝える。それ以外にもちょっと喋っていたら、別の日本人Oさんがイギリスの大学でポジションをゲットしたことを伺った。めでたい。 ランチを済ませて食堂を出ようとすると、ちょうどそこでタイミング良くOさんに出会う。おめでとうだけ伝える。年末に何処かで飲もうという話もあるようなので、またそのときにでも。

話はまた変わるのだけれど、やっているタンパクの論文を読んでいたら、おかしな論文に出くわした。PLOS ONEの論文。ちなみに、PLOS ONEは、実験の体裁さえ整っていて、掲載料さえ払ってくれるなら基本的にはアクセプトしましょう、という方針の(金儲け目的?)ジャーナル。その内容は玉石混交であるという話。最初に見つけた論文は、多分、実験的にはおかしくないのだと思うけど、なんか英語は変だし、逆に内容的にはPLOS oneってことは無いんじゃない?というものだった。 で、それで使っている抗体を買いたいんだけどなあ・・・と思ったのだけれど、同じ抗体は大学のサイトからでは買えないので、同じような抗体を別の会社から買って使っている論文はないかなあ・・・と調べてみると、PLOS ONEの論文から遡ること半年くらいの時点で、同じような実験、同じような結論の論文が他のグループから出されている。掲載誌はMolecular Cell。立派なCellの姉妹誌。インパクトファクター14程度(私のいうところの2ベースヒット誌)。 そして、PLOS ONEに戻ってreferenceを見てみると、mol. cellの論文は引用されていない・・・。 え?ちょっと待ってよ…

イギリス生活:研究所のクリスマスランチには参加せず

相変わらず肋骨周辺が痛い。痛み止めをそろそろやめたいのだが、やはり無いと仕事に支障が出るので飲むことにした。肉体労働者は辛いぜ、というところ(肉体労働でなくても、やはり支障はあるか)。しかし、なんか、今までとは違う痛みを感じるような気がする。やっぱり折れているのだろうか、という気がしてくる。と、想像はするのだが、周りの人に効いたところでは、やはりイギリスでは滅多なことではX線は取らないらしいので、原因追求は難しいと思われる。
今日は研究所のクリスマスランチがあった。12.5ポンドでワインが出て、前菜、メイン(肉、魚、ベジタリアンから選択)デザートがついて、というもの。昨年は参加したが、今回は見送った。去年の経験から、余程体調が良くないと危険、と思っているからである。このクリスマスランチ、ともかく量が多い。もうちょっとボリュームを減らして安くしてもらえないものかと思ったりする(もしくは、料金据え置きで、クオリティを高めてもらっても良いと思うのだが)。昨年は、残すのもなんか申し訳ない気がして殆ど食べきってしまったが、これが良くなかった。渡英直後、赴任直後のストレスに、この腹がはち切れる程のクリスマスランチがファイナルブローとなって虚血性大腸炎になったと私は信じている。クリスマスランチが無くてもなったのかもしれないけど、取り敢えず恐ろしい。残せばいいじゃないか、とも思うのだけれど、コースになっているので、いい感じに残すのが難しいですよね・・・。残すのもなんか申し訳ないような気がしてしまうし。 今年も少し前に胃腸をやられたし、肋骨はうったし、なかなかにストレスがたまっている感じがする。こんな時にまた無駄に暴飲暴食をするわけにはいかない。ということで、今年は勇気を持って不参加を決めた。”乗り悪いなー”という視線をいくら送られても、また倒れるわけには行かないのだ。昼間から、公然と酒を飲めるというのは羨ましいのだけれどね・・・。 ということで、今日は久々にお弁当持参で出勤。昨日の残りと冷凍食品だけど・・・。
そんな水曜日、実験は昨日の続き。取り敢えずタンパクをレジンから溶出して濃縮、ゲルろ過カラムにかける。前回は別々に発現させたものを細胞混ぜて潰したが、今回は共発現。少し様子は違うが、一応きちんとタンパクが取れてきているようで一安心。少しの様子の違いが微妙ではある。

イギリス生活:久々に日本人会

今日も寒かった。日中に−3度とか、寒すぎる。地面が凍っていて怖かった。夜のほうがまだ暖かいという噂。 昨晩は鎮痛剤を飲まなかったが、朝もなんとか起きられる程度の痛み。徐々に回復している、が、午前中痛みが増してきて、結局昼に鎮痛剤を飲むことにした。痛くて仕事にならないのは困る。
今日は久々に日本人会に参加。新しい方がいらっしゃるというのもあったのだけれど、単純にタイミングが合ったからと言うのが大きい。3ヶ月ぶりくらいだろうか?一時期は出席率が良かったので、懐かしい感じ。他にも”お久しぶり”と言っている人たちも多く、この方々もあたらく来られた方との交流を目的にいらしゃったものと思われる。
ボチボチとタンパク精製を再開した。アフィニティからゲルろ過までを一日でやってしまうのが望ましいが、今の方法だと最初のアフィニティに結構時間がかかってしまい、早朝から始めないと一日ではそこまでは終わらないみたい。体の状態も悪いので無理せず、アフィニティのレジン上ではタンパクは安定っぽいのでレジン上でオーバーナイト。そこから再開することにして実験終了。  肋骨が痛んで、何をするにも苦労する。特に低温室の扉。やたらと重くて開けるのに力がいるが、力を入れる度に痛みが・・・。早く治らないものか。

テレビ:追跡 東大研究不正 ~ゆらぐ科学立国ニッポン~

月曜日は朝から雨。寒くはあるが、雪が降るほどではないということ。お陰で日曜の雪は大分解けてしまった。体は大分良くなったけど、相変わらず痛み止めが必要な感じ。
日曜の夜、東大の研究不正に関するNHKスペシャルを見ました。 子供の相手をしながら片手間で見ていたので曖昧なところもありますが。大体は、そうだよね、と思うことが多く、一般の方々に日本のアカデミアの現実を理解していただける内容だったような気はします。
なんで不正をしちゃったのか、大学の予算の削減と競争的資金へのシフト、PIの予算獲得の難しさ、教員からのプレッシャー、若手のポジション獲得の難しさ、研究内容よりもインパクトファクターが重視される風潮、などなど、そうだそうだ!とまではいかないまでも、しみじみと、そうですよねえ・・・、という感じ。
でもさ、まあ、なんか、厳しい現状があるからから不正する、って取られかねないように私には見えてしまい、その辺は、どうなんだろうね?という気がした。行き過ぎた競争は不正を助長するかもしれないけど、苦しいです、だから不正しちゃうんです、助けてください、みたいになってしまうのは、なんか違いやしませんか?と思う。
アメリカでは・・・・的な話で、研究の価値を評価するようになってきているみたいな雰囲気の伝えられ方がしていたのにはちょっと引っかかった。そんなことは無いんじゃないかな?一部の研究者がそう言っているのは確かだけれど、多くのラボでは未だにNatureやらScienceやらCellやらに論文を載せることに血道を上げている。中には、ほんとに地味な学会誌的な論文だけでラボを運営している方もいるが、それは稀なケース。同様に稀なケースとしては、押しも押されぬ価値のある論文を立て続けにCNSに載せていくというのもあるが、そういうレベルになると、インパクトファクターに惑わされるな!と大きな声で言えるようになるのだと思われる。多くの人は、上記論文に載りそうな研究に群がって研究を展開している。
日本の先生のグラントの審査件数の多さに驚いたが、やっぱり日本は、小さい(小さすぎる)グラントは止めたほうが良いんじゃない?と思うのは私だけなんだろうか。ただの下っ端の印象に過ぎないのかもしれないけど、いまの日本のグラントって、一つのグラントの大きさが良くないんじゃないかなと思うのです。最低限の研究がで…

イギリス生活:雪の週末

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週末、肋骨は相変わらず痛むものの、痛み止めを飲めば大分動けるようになってきた。 土曜日はラボのシークレットサンタのための買い物。初めての参加。シークレットサンタとは、予めプレゼント相手をくじ引きなどで決めてめいめいにプレゼントを選び、誰が贈ったかはわからないようにしてプレゼントを贈るというイベント。私は結局Flying Tigerで買うことにした(少し前、明和電機の”魚コード”のコピー商品を売っているというのでちょっとニュースになったデンマークの雑貨屋。日本にもあるから皆さんご存知なのだろうか?。相手はシークレットである。
全くの余談だけれど、魚コード、高校生くらいの頃、本気で欲しいと思ったが(当時は現代美術が好きだったのだ。今もまあまあ)値段が高くて諦めた思い出がある。 その他、ホットチョコレートや、餃子(最近、センターに行くとよく買うマーケットにある餃子屋)などを購入して早めに帰宅。
日曜日、本当は近くのガーデンセンター的なところにクリスマスの飾り付けの買い物に行こうかと思っていたのだけれど、朝起きると(予報通り)一面の雪景色。近所のスーパーでの買い物のみにして主に家の中で過ごした。夜になると、痛み止めなしでも過ごせるようになってきたのだが、さて、明日の朝はどうか?というところ。

イギリス生活:転倒後4日目

転倒後3日目の夜、もうそろそろ良いだろうと鎮痛剤を飲まずに睡眠。少し痛いけど横になって眠れるかなと思っていたが全く駄目で、仕方がないのでクッションを積んで、上半身を起こした状態で眠ることで眠ることができた。寝るには寝られたのだが、朝起きてみると凄まじい痛み。痛くて動けない。仕方がないので再度鎮痛剤を飲むこととし、鎮痛剤を飲んで出勤。飲んでいてもかなり痛いので鎮痛剤なんて効いてるんかいな?と思っていたが、かなり効いていたのだろうと思われる。
取り敢えず出勤し、ミーティングに参加。その後、金曜日から始められる実験は無いので、机仕事とか、来週の準備をして終了。前ラボのSさんの構造のリファインメントも始めたが、思いの外よろしく無く・・・・結構時間が掛かりそうだな。やっぱり一度や二度は構造ができる人が手取り足取り教えないと難しいですよねえ・・・・。

イギリス生活:風呂場で転倒し肋骨を打ち付ける

月曜日、いつものように子供を風呂に入れていた。 子供を抱きかかえた状態でシャワーを浴びせていた時、子供が突然暴れ始め風呂の壁を思いっきりキック。その威力は強烈で、キックの拍子に私の足が滑り斜め後ろに転倒。子供は浴槽のフチに私の腕が当たった際に反動で落とすことになったが、それほど高くないところからバスマットの上に落ちたので無事だった。私はというと浴槽のフチに肋骨を打ち付け、変な音が・・・。そこから浴槽の中で全く動くことができず、いくら痛みが引くのを待っても力を入れられない。相方の力では私を浴槽から引き上げてもらうこともできないので救急車を呼んでもらうことに。これがまたいつものEddington(新住所の地域)あるあるで、そんな住所はありません、そんな郵便番号はありません、の一点張りで、何処なのか説明しろと言い出す始末。google mapだって認識している情報を、救急が認識していないという恐ろしい話なのである。結局どう説明したらいいかわからないし、テンパってるし、そんなに英語が堪能でも無いし(相手は電話口で少し日本語で会話しただけで、英語ができないなら英語できる人を呼べと言い出す、スゲー嫌なオバハンだった)で埒があかず、結局近所のインド人に助けを求めることに。その人が電話で説明してくれて、やっと来てくれることに。救急車を呼ぶのに30分以上はかかったと思われる。救急じゃないな・・・。
救急隊員が来てくれ、取り敢えず聴診器で胸の音を聞いて、骨を触って、血圧を測って、取り敢えず内蔵に問題はなさそう。で、知らなかったのだけれど、肋骨にヒビがはいったり、骨折した場合って、複雑骨折とかを除くと医療的に出来ることは殆どなく、”市販の痛み止めを飲んで、安静にするように”と言われて(病院に搬送されること無く)終了。電話をかけてくれたインド人が薬まで買ってきてくれた。感謝。ということで、初めてのparacetamolである。この薬、鎮痛、解熱剤としてこの辺りでは有名らしいのだけれど、私は最近初めて認識した。日本でのロキソニン的な立ち位置なのだと思われる。この日はparacetamolを飲んで就寝。
転倒翌日は、あまりの痛さに殆ど動けず(paracetamolを飲んでも全然駄目)病欠。駄目だったらGPに行ってね、とは言われていたが、救急隊員の口ぶりでは行ったところで何も出来ることが…

研究生活:もっとお喋りであったなら

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私はあまりeasy goingな質ではない。ルームメイト探しの広告に”easy goingなルームメイトを探してます”とか書かれていると、”easy goingってなんですか?なんか凄く仲良く、週末とか一緒に遊んだりしないといけないんですか?”とか、いろいろ考えて、マジで緊張し、連絡を取ることができないような感じ。この欧米社会にあっては(日本でもある程度そうなんだろうけど)、残念としか言いようがない(かも知れない)。欧米でPIになるような研究者の多くは、ニカッと笑って、科学から社会問題、日常の話題までペラペラと楽しく話せる人たちだ(一部そうではない人もいるようには思うけど、そういう人はこじんまりとやっている印象がある)。 見ていると、なんかもう、土台がちがうな、というレベルで色んな人と感じよくお話できてしまう。元々頭もいい上に、日頃の話題の収集にも余念がないのだろうと思う。オレなんて田舎育ちで人付き合いが下手くそで、”なんともし難いっす”と、言いたくてこの記事を書き始めたのだけれど、今のボスなんて、結構どうでもいいレベルの日本についてのニュースなんかを振ってきたりすることがあるので、普段から使える話題をネタ帳にでもストックしているのかもしれない。 そう言えば、少し前に読んだ百田尚樹氏の新書でも、結局話題を記憶していることなんだと言うようなことが書いてあった。面白い話題を収集して、それを記憶して整理して、いつでも話せるようにする。もうそれこそ、不断の努力の結晶なのかもしれない。 確かに、ニュースだの、ブログだの、ダラダラ見たり読んだりしていても、曖昧に、そんな話があったよなあ、というレベルでは話を盛り上げることはできない(話が明確で、数字なんかで情報が補足されていると尚良い)。ちゃんと記憶して、整理して、面白い話題として提供する準備を怠らないというのが話芸の基本なのではないかと思い始める。なんで研究者になって話芸について考えないといけないのかと思うし、みなさまもそう思われるかと思うけれど、いやマジで話芸って大事なんですヨ、と思う今日このごろ(ただ笑いだけとっていても駄目ですけどね)。

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どんな職業でもそうなのだろうけど、研究の世界に…

イギリス生活:金曜日は剣道、土曜日は筋肉痛

金曜日の夜は剣道へ。(したがって)土曜日は筋肉痛で眠い・・・。
剣道は、かなりたくさんいたビギナーズコースの人たちは5、6人となり、今までやっていた人とほぼ同数位となった。もう少し脱落する人が出るんじゃないのかなと思うけど、さてどうでしょう?
ビギナーの人たちはまだ防具を着用していないので、経験者の人たちも多くの時間を防具無しでビギナーの皆さんと共に練習することになった。楽ではあるが、それだと上手くはならないよな(私の場合は、回復しないよな)・・・まあ、今回はコーチも無断欠席だったので如何ともしがたい状況であったが。
ビギナー生き残り組は、至って真面目な人が多く、好感は持てる。まあ、でも、週に1,2回の緩い練習を続けても、いつまでたっても頭で考えている感じで、なかなかうまくはならないんじゃないかと思う。彼らの目的がなんなのか不明だけれど・・・。

タンパクの小さいピークを見ながら、まあ確かにな・・・と思う

サンプルの調製をしている。というか、ずっとサンプルの調製をしている。
難しい、または”デカイ"サンプルを調整しているので、どんな発現系を使ってみてもたくさんサンプルがとれてくることがない。結晶を作るつもりだったら涙が出てきそうなくらいの量しか取れてこないのだけれど、EMだったら、まあなんとかなるかな?という感じになる。そんな小さいピークを見ていると、みんながEMに走りたくなる気持ちもわかるような気がする。ま、大きいのをそのまま解析しなければいけないという義理もないのだけれど・・・。とはいえ、ドメインを切っても上手く発現しないのも多く、だったら大きいままEMで、というのも、今ではありえる方法になっているということ。
Nさんの話を聞いていると、まだまだ個人の技能の差が結果を大きく左右するらしいが、それでも、なんかヘリックスが見えるらしいよ、と言われたら、やりたくなるよね。これからのテクニックだし。

日本はこの分野では遅れまくっているし、これから遅れを取り戻す余力があるとも思えない。非常に残念ではあるけど。装置がなければどうしようもなく、その装置は非常に高額で(かつ外国製で)、日本の科学予算には限りがあり・・・と出来ない理由はてんこ盛りなのである(別予算の、南の島の大学院にはあるんですが・・・)。クライオEMに関しては、日本では細々とやっていくしか無いのもなあ・・・・と他人事のような感想を持つけど、でもさ、生化学の人としてはさ、どんな方法を使っても謎を明らかにするってのが正しい考え方なんじゃないか!とか憤ったりもするわけなのである。あ、でも、限られたお金の中で、というのはいつもついて回るのだろうけど。
他のお金のある国ではメジャーな方法が、日本では選択肢に挙げられないって(無いわけではないけど、今のところ利用のための敷居は高そう?)、何と悲しいことなのでしょう、と、この辺の人は思っているだろうけど、日本ではどうなんでしょうね?