タンパクの小さいピークを見ながら、まあ確かにな・・・と思う


サンプルの調製をしている。というか、ずっとサンプルの調製をしている。

難しい、または”デカイ"サンプルを調整しているので、どんな発現系を使ってみてもたくさんサンプルがとれてくることがない。結晶を作るつもりだったら涙が出てきそうなくらいの量しか取れてこないのだけれど、EMだったら、まあなんとかなるかな?という感じになる。そんな小さいピークを見ていると、みんながEMに走りたくなる気持ちもわかるような気がする。ま、大きいのをそのまま解析しなければいけないという義理もないのだけれど・・・。とはいえ、ドメインを切っても上手く発現しないのも多く、だったら大きいままEMで、というのも、今ではありえる方法になっているということ。

Nさんの話を聞いていると、まだまだ個人の技能の差が結果を大きく左右するらしいが、それでも、なんかヘリックスが見えるらしいよ、と言われたら、やりたくなるよね。これからのテクニックだし。

日本はこの分野では遅れまくっているし、これから遅れを取り戻す余力があるとも思えない。非常に残念ではあるけど。装置がなければどうしようもなく、その装置は非常に高額で(かつ外国製で)、日本の科学予算には限りがあり・・・と出来ない理由はてんこ盛りなのである(別予算の、南の島の大学院にはあるんですが・・・)。クライオEMに関しては、日本では細々とやっていくしか無いのもなあ・・・・と他人事のような感想を持つけど、でもさ、生化学の人としてはさ、どんな方法を使っても謎を明らかにするってのが正しい考え方なんじゃないか!とか憤ったりもするわけなのである。あ、でも、限られたお金の中で、というのはいつもついて回るのだろうけど。

他のお金のある国ではメジャーな方法が、日本では選択肢に挙げられないって(無いわけではないけど、今のところ利用のための敷居は高そう?)、何と悲しいことなのでしょう、と、この辺の人は思っているだろうけど、日本ではどうなんでしょうね?

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