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時差ボケに付き合う週末

27日に相方と子どもが帰ってきて、最初の週末。
子どもは相変わらず時差ボケで、それに自分も苦しめられている。 土曜日は朝2時間程度一緒に散歩したのだけれど、 その後昼過ぎに昼寝にはいったこどもは夜中まで熟睡。 どんなに起こそうとしても全く起きる気配なし。 夜起きて、その後また寝てくれたので助かったが、 やはり早朝に起き出してきて叩き起こされ(文字通り叩いて起こされるのだが)、 日曜日は半日眠気が続くことになった。
日本に行っている間に”クック”という単語を覚えたらしく、 朝、起き抜けから、終日”クック、ピッ”というフレーズを繰り返している。 意味するところは、 靴を履いて、外に出て、ピッと鳴る何かで遊ぼう ということらしい。 日本では”ピッ”は義母の乗用車のロックの解除の音であり、 こちらではアパートの玄関のカードキーの音であったり、 カメラのピント合わせの音であったりするらしい(大抵はカードキーの方)。
この”クック、ピッ”はなかなか満たされることがなく、 何度となく外に出かける羽目になっている。 暖かい時期ならいいのだけれど、ここ最近ケンブリッジは冷え込んできているので、 ちょっと外に出るのが辛い。 しかし、なかなかごまかす方法も見つからないんですよね・・・。

散々、”クック、ピッ”に付き合った成果なのか、 今晩は、比較的いい感じの時間に寝てくれたが、さて、どうなるか。 とりあえず時差ボケが解消してくれるとありがたい。 子どもは順応性が高いから時差ボケの対応は早いのではないかと 勝手に思っていたのだが、実際は意志の力が無いので、 眠気のままに寝てしまい、時差ボケがきつくなる傾向にありそうな気がする。 親がうまいこと気を引いて睡眠をコントロールしてやれれば良いのだろうけれど。

ヒースローにお迎え

昨日、一月ほど日本に行っていた相方と子どもが帰ってきた。 ということで、ヒースローまで来るまでお迎え。 いつものecarを使うが、これがなかなか、大変だった。 結局、辻褄があったのでよかったのだけれど。
ちなみに、ecarを使って、ケンブリッジからヒースローまで迎えにいって、 かかった費用は68ポンド程度。レンタカーを調べたら、同じ日に、 一日借りて100ポンド程度だった(カーシェアリングと同じサイズの車(toyota auris)を 借りたとしたら、もっと高かった)。 カーシェアリングは、保険代だとか、燃料代だとかが込みだと考えると、 これは圧倒的に安い。カーシェアリングの場合、走る距離にも依存するので、 一般化することはできないけれど、一日140マイル走るくらいでは カーシェアリングのほうが断然お得ということになる。 ていうか、イギリスのレンタカー、値上がりしてないか?

the theory of everything:博士と彼女のセオリー

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前から見たいと思っていたのだけれど、ついに鑑賞。
スティーブン・ホーキング博士の伝記映画。
この間亡くなったからなのか、最近アマゾンプライム(UK)にアップされていた。

大変な人生だなと思うのと同時に、愛にあふれた人生だなとも思う。 天才物理学者とか言われると、気難しい人をイメージするけれど、 その私の勝手なイメージとは違う魅力的な人だったんだろう (まあ、いかにも学者っぽい、我の強いところも描かれているのだけれど。) 別に病気になったから人間が丸くなったとかではなくて、 それ以前からちゃんと人付き合いをしている描写があった。 こちらの人は(オックスフォードとケンブリッジの人だけかも知れないけど)、 やたらとボートをやる傾向がある気がするが、 ホーキング氏も学生時代にはボートに乗っていたというのも、 人柄の一端をあらわしている(ホーキング氏は学部はオックスフォード)。
2時間とかで長い人生をまとめるのは大変だろうが、 山あり谷ありの人生がきれいに描かれていて、良い映画だと思う。

しかし、余命数年と言われてから何十年と生きているし、 体が動かないのに全く脳は衰えず、研究を続けていたわけで、 何なんだろう? 体と頭の働きはリンクしているみたいなことが一般的に信じられたり、 科学的にも証明されたりしているけれど、こういう人を見てると、 何かそれを補うシステムがあるのか、 そもそもそんなリンクは補助的なものでしか無いのか、 不思議な気がする。

ホーキング氏は、大学院以降は主にケンブリッジでくらいしていたので、 映画の中にケンブリッジの景色が多く出てくる。 ケンブリッジにお住まいの方、旅行でいらっしゃる方は 景色だけでも楽しめるだろうと思う。
ちなみに、スティーブン・ホーキング博士は大学院時代は トリニティ・ホール(カレッジの一つ)で過ごしていた。 が、映画の撮影ではセント・ジョンズ・カレッジが使われている。 見栄えがするからだろうか? トリニティ・ホールの内部は見たことがないのでなんとも言えないけど。
教員になってからはGonville & Caius collegeのフェローだった。 こちらはこの前中に入らせてもらった。ここはなかなか立派。

疲れ

季節の変わり目のせいか、大分疲れている。 肩こりがひどい。 先週末にマッサージをしてもらいに行って大分軽減した気はするのだけれど、 根本的な問題が解決するわけでもなく、ストレスはどうしようもないにしても、 運動だとか、睡眠だとか、ストレッチだとか、体のメンテナンスをしないといかんのだろうなと思う。 ボッーっとテレビを見ている時間があるなら、 その時間を使ってストレッチくらいはしよう。 運動は、通勤の自転車でいっぱいいっぱいという感じ。 あとは睡眠。もう少し寝るようにしなければ。

結晶用のサンプルの精製を再びしているのだが、 前回見られなかった核酸のピークが高い。 核内タンパク質、どれもこれも呪いのように核酸がついてくる。 このサンプルの場合、別に結合ドメインがあるというわけでもないのに。 一体何の恨みがあるのかと思うのだが、 そんなもんなんでしょうか? 再現性が無いというのも厄介。 新しい知見なんだったら面白いのかも知れないけれど。 それはまた別のお話。

EM用のサンプル(バキュロの発現系)は、ウイルスの取り直し。 バクミドの精製から。 3ヶ月位を境に、劇的に感染力が落ちるらしい。 こちらは再現性が高いのは良いのだが面倒くさい。 ウイルスを凍結するというのもありなのだろうけど、 スペースががなあ・・・・。 とりあえずウイルスが元気なうちに発現させて細胞を貯め込んでおくか。 ウイルスそのものも、バックアップ用に凍結保存することにする。



強風の火曜日

今朝は強烈な南風が吹いていたため、仕方がなくバスで通勤。 元ハリケーンの低気圧の影響。

起きたときからなんだかやる気が無く、 風が吹いたからお休みしたいと思ったりしてしまうのだが、 南の島の子供ですら風が吹いてもお休みしないので、 立派な現代社会のオトナがそんな事を言っている場合ではないよね、 とか思いながら出勤。 気圧の影響ということにしておく。

昨日トランスフォームした大腸菌は無事に生えてきていた。 よかった。 昔取った杵柄ではないが、テクニシャン時代のコンピづくり経験が 多少は役に立っているのかも知れない。 (そんなことで喜んでいる場合ではないけど・・・)

装置が混み合っているので、実験は始められず、 今日も調べ物なんかをしながら過ごすことになったが、 凄まじく眠く、全く効率の悪い一日。 妙に疲れている。 とりあえず早く帰ることにした。

帰りは久々にNさんと同じバス。 また色々と教えてもらう。 日本製クライオ電顕には、先週は語られなかった話もあるようで、 電顕競争はなかなか厳しいんですかね。

生暖かい風の吹く月曜日

月曜日。強い温かい南風が吹いていた。 夏のよう(というのは、最高気温25度くらいなんだけど)だった。

今日の仕事は、細胞のお世話とか、 大腸菌のトランスフォーメーションとかと、あとは調べ物。
大腸菌のコンピが少なくなってきて、テクニシャンのLさんに作ってもらったのだけれど、 コンピテンシーがイマイチ。仕方がないので私が週末に作り直し、それをテスト。 うまく行ってもらわないと困るなあ・・・。 つまらんところで足留めを食いたくない(もう既に足留めを食ってるんですが)。  先週事故のあったバス道には花が手向けられていた。 というか、事故翌日に少しあった花束が、すぐに無くなっていたのだけれど、 今日は再び多くの花が。 続報で、無くなった方の情報は出ているのだけれど、 事故の経緯が見当たらないような。 柵ぐらいつけても良いんじゃないかと思うのだけれど。
バスは、事故直後にはゆったり走っているようにも見えたのだけれど、 今日はいつもと変わらずぶっ飛ばしていた。 そこ、そんなに飛ばす必要があるのか、っていうのも思うところ。

風邪気味の木曜日

昨日は珍しく夜中に眠れず、結果寝坊。 基本的に夜はベッドに入って5分もすれば寝ているのだけれど、
昨日は1時間以上も寝られなかった。 すぐに眠られるのは睡眠不足の証拠であるというのはよく聞くけれど、 別段昨日よく睡眠をとっていたということもないので、単純に苦しいだけ。 最近、変な夢を見て眠りが浅かったり、寝られなかったりと、 変な感じが続いている。 季節の変わり目で、寒くなってきているので、 布団が薄すぎるのかもしれない。

3日前に雨に濡れたのも影響してか、ちょっと風邪気味で喉が痛い。 仕方がないので、起き抜けに葛根湯ドリンクを飲む (前の帰国時に購入した最後の一本)。

クライオEMに向けてのサンプルのサンプルは、 これで発現・精製法の検討は終了でいいかなという気がしているけど、 悲しくなるほど収量が少なかった。 EM用だから大丈夫か、というか、EMじゃないと絶対ムリな領域。

夕方にはN大のF先生のレクチャー。 これから、JEOLのEMを使って、 どんどん構造が発表されていきそうな感じですね。 素晴らしい。

その後、帰宅したのだが、guided buswayで事故があったらしく 迂回しなければならなかった。 後で、ニュースを見てみると、 事故で自転車の人が1人亡くなったらしい。 皆様もお気をつけください。

日本人トークウィーク

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今週は日本人大物PIウィークで、二人の日本人大御所PIがトークをする。 今日はその第一弾で、O大のN先生。 しかも装置の話とバイオロジーの2本立て。

装置の話を聞いていて、 クライオEMにロードしたサンプルを装置内に貯めておけるって、 自前で持ってる研究室ならそれは便利なのかも知れないけど、 共有文化の中では、迷惑なやつが増える原因となりそうで、 良いことは無いような気がした。 自前で持つにはちょっと高額すぎるのだろうし。 明日トークされるN大のF先生の前振りみたいな話も少しあったが、 グラスゴーにできたセンターのシンポジウムに参加されるついでに お二人ともLMBに寄られるということらしい、というのを Nさんのツイッターを見ていて気がついた・・・。

セミナーが夕方にあったのもあって、帰るのがおそくなり、 家に帰り着く頃にきれいな夕焼け。 カメラを持って走り出て、ちょっとだけ写真を撮ってみた。  夕焼けと三日月







夕方に雨の木曜日

今日は朝から怪しげな天気であったが、天気予報も見ずに自転車ででかけてしまった。

仕事は結晶の観察と、昨日からしているプルダウン、 あとは結晶化に使うサンプルのバッファーの検討。
結晶を観察していると、塩の結晶のようなものが出ていたが、
条件を見ると塩っぽくなく、とりあえずは様子見。 3日目までは毎日観察することにしているけれど、次は1週間後。 ああ、自動観察装置がほしい。
今回のサンプルは、 (前任者のサンプルの比較して)結晶が出そうな理由もあるが、
相変わらず出そうもない理由もあり、 故に仕込んだプレートの様子を見ながら次に向けて準備。 前任者は、色々コンストラクトを作ってくれていたり、 それなりの条件検討はしてくれてあって、 ありがたい限りなのだけれど、 コンストラクトに問題を見たがる人だったので (そういうことも多いとは思うけど)、 私としてはもう少し検討しなければならないと思えるところもあり、 余ったサンプルでそのへんを。 思ったとおり、もう少し条件は詰められそう。

プルダウンは全然だめ。 サンプルの量を増やしてもう一度してみるけど、期待薄かな・・・ ホントに結合するんか? 話の落とし所として、どれかと結合してくれたほうが良いな、 というところ。 結合しなくても、すでにコンプレックスではあるので、 構造が解けて、そのへんをゴチョゴチョしたらまとまるとは思うけど。 なんか、怪しい話の多い分野だなと、ちょっと思い始めている。 だからやる意味があるのかも知れないけど。

帰ろうと思ったら、外は雨。天気予報を見ると、帰宅時間にかぶるように雨の予報。 しばらく待ったが止みそうにないのでバスで帰ろうとバス停まで行ったら そこで雨が止んできた。 迷ったが、ラボに引き返して自転車で帰宅することに。 わずかに濡れたが、かっぱなしでも大丈夫な程度で済んだ。

久々に結晶を仕込む

週末に引き続き、月曜日もいい天気。 ちょっと雲は出ていたが、爽やかな秋の天気。

やや迷走気味の某プロジェクトだが(タンパク精製は上手く行っているんだけど)、 とりあえず結晶を仕込んでみた。 久々の結晶化、もっと久しぶりのmosquito(結晶化ロボット)。
前のラボは、消耗品をケチるためにdouglasを使っていたので、 mosquitoはアイルランド以来。 やっぱり速くて素敵。
とりあえず8枚分仕込んでみた。 仕込んだ直後の様子はなかなかいい感じ。

噂通りということなのか、たまたまなのか、 結晶化ロボットの部屋にも、恒温室にも人っ子一人おらず、 静かな図書館にいるようでいい気分だった。 うちのラボも含めて、EMにシフトしているラボが多いわけだけれど、 結晶とEM、うまいこと使い分けていったほうが良いんじゃないかと 個人的には思う。結晶化のファシリティがこれだけ空いてると尚更。


サイクリングでanglesey abbeyへ

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日曜日。仕事は休み。
一日晴れの予報だったので、自転車に乗って少し遠出。少し前にバスで出かけたanglesey abbeyへ。

当然ブログで紹介したものだと思っていたら、検索しても出てこないので、更新をサボっていたらしい・・・。


ここはケンブリッジ近郊にあるナショナルトラストのサイトの一つ。

小さめのお屋敷に対して、かなり広大な敷地のガーデンがある場所で、ピクニックには最適です。今日も多くの人がピクニックシートを広げて芝生に寝転がっていました。

前回はバラのシーズンにでかけました。ローズガーデンには結構力を入れているようで、そのときはきれいにバラが咲いていました(今でもまだ少し残っていましたが)。前回行った際のバラはこんな感じ。



今回の目的は、(休日の運動&写真の練習と)ダリアガーデン。前回訪れたときは準備中でしたが、そろそろダリアが満開を迎える頃のはず。


googleさんによれば、自宅から自転車で44分とでてくるので、なめていたのですが、実際には1時間以上かかり(途中、少し休憩したけど)、結構くたびれました。



何はともあれ、サイトに辿り着いて、プラプラしながらダリアガーデン方面へ。途中、(多分)シクラメンが咲いていたのですが、地植えにするとこんな感じなんですね。鉢植えの大きい花しかしらない。なかなかかわいらしい感じでした。



そんなものを眺めて写真を撮りながら、目的のダリアガーデンへ。予想通りダリアはきれいに咲いていました。しかし、ダリアは、形状が色々で、同じ花とは思えない。皆さん口々にビューティフルとか、ゴージャスとか言っていましたが、たしかにゴージャスな感じできれいに咲いていました。


敷地内を歩き回って、いい感じに疲れたところで帰宅。帰りは大体道がわかっているので体感的には短く感じましたが、かかった時間はやはり1時間と少し。google、まあまあの健脚を想定して計算してますね。










ピクニック日和の土曜日には

土曜日。朝はかなり寝坊してしまう。 朝食と部屋の掃除を済ませ、ラボへ。 非常にいい天気で、ラボ日和というよりピクニック日和、だけど実験。


ラボでは某タンパク複合体の精製。 この仕事、同僚が結晶はやりたくないという話でやることになったはずなのだが、 結局その人が別の”ほとんど同じようなコンストラクト”で 結晶構造解析をするとか言い出したので、何をやっているのかよくわからない。
同じようなコンストラクトをかたや昆虫細胞(同僚)、 かたや大腸菌(私)でやるというのは、 時間と資源の無駄だとしか思えないのだけれど、それをボスが良しとしているので、 放って置くことにする。しかも、同僚のコンストラクトのほうが少し長いのだが、 長くなった分のドメインは話の本筋には関係ないっていう・・・。
元々、最近ラボを離れた同僚が残していったサンプルだし、 前述の同僚の方がメインにしていたプロジェクトで、 この人が結晶をやりたくないといったがために私にお鉢が回ってきた仕事なので、 このコンストラクトでやりたいと言ってくれれば譲り渡すのだけれど、 よくわからないこだわりによってそういう話にはならないのだろうと思う。
昆虫細胞で発現させたいとか(ドメインひとつ分だったら、大腸菌でも 発現するんじゃないのか?)、できるだけ大きいコンストラクトで、 あわよくばEMで構造解析したい、とか、わからんことも無いが、 私は、わかりたいことを最短で分かる方法を使って明らかにする、ってのが 理想だと思っているので、ちょっと・・・。 己の存在価値、みたいなものは、どうでもいいような。
その同僚は結晶に関しては全く経験が無いので、 どちらにしても結晶で進めるなら関わることにはなるのだが、 なんかまあ、釈然としない話。
結構意見がコロコロ変わる人なので、本当に結晶化するのかってのも問題。 まあ、とりあえず精製法は確立した(つもり)なので、 結晶を仕込んでみて様子見のつもり。 とりあえずサンプルは4度で安定っぽいから、今日はゲルろ過まで。

研究所の結晶化のファシリティを同じラボの学生さんに見せてもらったが、
まあ、色々と整備されていて、流石だなと思う (今や閑古鳥が鳴いているという話だが)。 ただ、観察装置は無いので顕微鏡で眺めないといけない。