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年末再び倒れる

仕事が納められたのは良かったのだけれど、29日から30日まで再び発熱して寝込むことになりました。12月には体調を崩しやすい傾向にはあるのだけれど、3度の発熱はひどい。この国にあっては、体調を整えて様子を見るくらいのことしかできないけれど。31日になって少しずつ体調は回復してきて、一応うどんを食べた。
本年もつまらないブログにお付き合いいただきありがとうございました。

28日も予定通り仕事

28日も予定通り仕事。外はいい感じに曇っていて、雨は降っておらず、なんとも良い仕事日和であった。 ホリデーシーズンである上に土曜日でもあるので、研究所は更に人がまばらだった。誰もいないというわけでもなかったが。大学の区画で顔を見たのは1人だけ。

仕事は精製の続き。プロトコールは決まっているので、それに沿って粛々と作業。質・量共に今サンプル最高と思われるサンプルが得られた。これまでいくつか精製タンパクを使った論文があるのだけれど、そこにはないいくつかのトリックを組み込んだ上でのことであり、そうでないととんでもなく不安定なサンプルなので、これまでの報告そのものにかなりの疑問をいだいているのだけれど、実際のところどうなんだろう?それはともかく、自分史上最高のサンプルを使ってネガティブステインのグリッドを用意。観察は来年ということで、今年の仕事納めとしようと思う(low endの電顕であれ、なんかやらかしちゃった時に自分一人で対処できるような知識も経験も有しておらんので、ホリデー中には触れない)。
20時位には帰宅できたのだけれど、料理をするモチベーションが未だ上がっていないので、(クリスマスの残り物の)アスパラとベビーコーンをバターで炒め、あとはsmoked イワシ(大体or代替干物)で夕食にしてしまった。

27日は仕事復帰

クリスマス前までで仕事納め、というのも少し考えたけれど、家にいても無為に時間を消費するだけだし、やっておきたいこともあるので、とりあえず27日と28日仕事。体調もだいぶ戻ってきたし、どんよりと曇ってはいるものの雨は降っていなかったので久々の自転車通勤。
ラボに行ってみると、流石に人は少ないものの、全くいないわけでもない。うちのラボには誰もいなかったが、大学の区画でも、4人ほどの顔を確認した。アイルランドの時のように、暖房までシャットダウン、というようなこともないので、静かな研究所で、心穏やかに作業することができる。
静かな中する実験も、やはりいつもと同じタンパク質の精製。某タンパク質の複合体について、それなりのサンプルが採れるようにはなってきたが、いきなりクライオ電顕で見てみたものの、結局なんだかわからないで終わってしまい、ネガステに立ち戻ることにして、そのためのサンプルを精製。なんかまあ、ラボ全体として電顕の新米という感じであり、誰一人として、これが正しい作法なのだ、というのを指摘してくれず、ラボ外の誰かに聞いたり自分で考えたりしながらすすめることになってしまう(まあ、作法通りが最適解なのかという問題もあるにしろ)。経験としてはいいのだけれど・・・。うまくいくサンプルはいい加減にやっていってもうまくいくんだろうけれど、ちょっと難しいサンプルになると、やはり基本を押さえていかなければ堂々巡りという気がしている。

26日はダラダラと過ごす

26日は、25日とは打って変わって生憎の雨模様。
体調もあまり良くなかったため家に引きこもって過ごす。クリスマス休暇に入る前に少し熱を出したのだけれど、それが尾を引いている。眠れない、というほどでもないのだけれど、咳のせいで寝付きが悪い。
ということで、他にやるべきこともありそうなものなのだけれど、主にやったことといえば”名探偵コナン”のキャッチアップ。もういいんじゃない?という気もするのだけれど、”本筋”がどうなっていくのかが気になって、年に一度くらい、家族がいないときに本筋部分だけを追いかけるようになっている(名探偵コナンをご存じない方のために補足しておくと、名探偵コナンの本筋は主役である工藤新一をコナンの姿に変えてしまった”黒の組織”を追いかける部分にあるのだけれど、エピソードの殆どは本筋とは関連がない)。ありがたいことに、本筋がどこに出てくるかをまとめてくれているサイトがあるので、該当回だけを視聴。年に2−3エピソードくらい(7話分とか?)のペースでしか本筋は進んでいかないので、数時間で1年分が終わってしまう。それにしても、一体いつになったら終わるのか?息子が話がわかるようになるような年齢になってもまだつづいているんじゃないのかね?それはそれで、一緒に見られていいのかもしれないけれど。
世間も26日になると少しずつ動き出して、スーパーも時短営業をしているのだけれど、流石に人はまばら。クリスマスが終わり、安くなったチョコレートをちょっと買ってみたりした。
夜に、日本に帰っている相方&息子とスカイプ。お疲れの様子だが、とりあえず無事について何より。息子の方は、買ってもらったプラレールにご満悦の様子。

メリークリスマス

なんだか天気が良かったクリスマスのケンブリッジ。 巷は大変静かだったのですが、我が家は相方と息子の二人が25日の朝のフライトで一時帰国ということで、朝からバタバタしておりました。
いつものようにecarを借りて送っていったのですが、なんでかわからないけれど、google mapで検索すると多少の混雑情報が表示されており、まあ適当に余裕をみて出発(7時前くらい)。本当ですか?と思いながら運転していたのだけれど、やはり混雑というほどの混雑はなく8時20分頃に空港に到着。チェックインなどを済ませてゲートで見送り、私はすぐに帰途につきました(ヒースロー、駐車料金が高いので)。1時間ほどしか滞在しなかったと思うけれど、それでも駐車料金12ポンド。高い。
帰路も非常にスムーズで、飛行機の出発予定時刻とほぼ同時に自宅に到着。やはりクリスマス当日は流石に空いていました。

風邪をひいてすぐ落ち着いたが、しばらくリンパ腺が腫れていた

先週は、風邪(いや、多分インフルエンザだと思っている)をひいて、1日半ほど寝込んでしまった。
周囲でインフルエンザが流行っていること、自分が風邪をひいて1日強の時間で治ることはほぼほぼないこと、自分が比較的早い時期にインフルエンザの予防接種を受けていること、を考慮し、インフルエンザに感染、発症したものの、予防接種を受けていたがために比較的早く抗体が作られ早期に治癒、と推測しているのだけれど、どうなんでしょう?
それにしても、ケンブリッジでは(ケンブリッジの学校では)、インフルエンザ、mumps (おたふく風邪)、chicken pox(水疱瘡)と各種ウイルス感染症が流行っており、皆さんそれぞれに苦しんでいる感じ。

体調がすぐれなかったので、先週の前半はダラダラ。後半、タンパクの精製をして、新しく作ったウイルスでもちゃんとタンパクが発現し、採れてくることが確認できた(しばらくの間、フリーザーに眠っているペレットから精製していた)。相変わらず大した量はとれないのだけれど、再現良く目的のコンプレックスが採れる様になったのは進歩。
週末までリンパ節の腫れがあったのだけれど、熱はそれ以後上がることはなく、週明けを迎えた。
今週は、先週のサンプルが某条件下で安定であることを確認。これで、不安定さを嘆いて細かい実験のたびにいちいち精製(あるいは、何かのついでにしか細かい実験ができない)という手間はなくなる。

今週も、余計な予定(ラボのクリスマスパーティとか、今月で辞める人のお別れ会とか)があり、なんだか予定が組みにくい。クリスマスということで、色んなものを取り敢えず終わらせないといけないシーズン的な事情と、どのサンプルも過剰に”時間との勝負”という雰囲気があり、中途半端に終わらせられないというサンプル上の事情が重なり、なんとも厄介である。
まあ、でも、 今年のクリスマスは家族が日本に帰ってしまうというのもあるので、26日位から出勤ということにすれば、スケジュールも立てやすくなるか?

取り敢えず、今週中にやれることはそれほど多くないので、ベンチの掃除とか、フリーザーの整理とか、ビザ関連費用の払い戻しの確認とか、余裕がないとできないことをして時間をつぶす。

日本からの客人

日本からマスター時代の師匠Sさんと、その同僚のTさんがいらっしゃったので、パブと研究所をご案内したりした。
パブはお決まりのEagle。実は、土曜日の夜って言ったって、テーブルくらい空いてるだろうよ?と思っていたのだが、行ってみると全然そんなことはなく、満席。周囲にはクリスマスディナーを食べている客はいなさそうだったので、普段からこんなものなのかもしれない。万が一に備えてテーブルを予約していてよかった。 18時くらいに店についたが、18時半からの予約の席はまだ他の客が使っており、しばしビールを飲んで時間を潰した。ぱっと見た感じ、地元のオッサンというよりは、観光の方が多かったような気がしたが、実際はどうなのかわからない。 十数年ぶりの再会ということもあり、バラバラといろんなことを話して楽しい時間を過ごさせていただいた。色々といい忘れたことがあったような気もするのだけれど・・・。
そんな話の中で、そのお二方の知り合いの方が当ブログをご存知であると伺った。その結果、世間は狭いのであって、変なことは書いてはならない、と、某所から強い忠告を受けることとなった。恥ずかしくない程度に、世間の仕組みについてお知らせしていこうと思う。まあ、このブログは、ケンブリッジ在住の方に補足される可能性はそれなりに高いと思われるが(ケンブリッジ生活の情報源が少ないので、こんなブログでもたどり着く方はいらっしゃる。が、定着はしない・・・)、業界の方からの認知度は低いと思っていたので、ちょっと意外であった。まあ、どなた様も、またご覧になられることがありましたら、コメントでも残していってください。
翌日は研究所で待ち合わせ。多少なりとも収穫となるものをお見せできたし良かったかな。
研究所の後はセンターに移動して、お二方と旧知であるNさんと待ち合わせて昼食。色々と話しが弾んだようなきがするし、Nさん行きつけの中華料理屋のご飯は美味しかった。

IHS、また値上げされるんだろうか?

今日のケンブリッジは出勤時に雨があがったので、久々に自転車通勤にした。ブレーキ故障のためしばらく乗っていなかった方の自転車。ロードバイク的な乗り方になるバイクなので(ロードバイクではない)、もう一つの自転車とは違う筋肉が痛くなるのだが(特に腕の筋肉を使いますね)スピードは出る。しかし、連日の雨のため道はぬかるんでおり、マッドガードのないこっちの自転車では泥がはねて、ラボにつく頃には泥だらけであった。マッドガードをなんとかつけたほうがいいのだろうが、ついつい先延ばしにしてしまう。

英国は絶賛総選挙期間中であり、ニュースでも多くの時間を選挙関連の情報に割いている。
NHS(公的な病院システム)を改善する、というは、UKの総選挙の大きな公約の一つ。 まあ、現状がひどいようだし(幸い、大病をしていないので実感は無いのだけれど)、医療は生活に直結するので、そういう公約を掲げるのは当然といえば当然である。
保守党にしろ、労働党にしろ調子のいいことを言うのだが、さてその財源は、というのをはっきり言っていないような印象だったのだが、日本のニュースを見ていたらこんな話が。2015年に始まったIHS(immigration health surcharge)は、移民に対して、追加でNHS利用のための費用を負担させる制度。開始当初一人200ポンド/年だったものが、昨年400ポンドに値上げされ、今度は625ポンドだと!そんな細かい金にこだわるような人間は要らん、というメッセージなのだろうが、家族持ちには結構深刻な問題で、だからイギリスを去ろうかな、と言っているの(医療関係者の話)が記事になったりもしている。
Brexitの暁には、EU圏から来ている人たちにもみんな仲良くIHSを払ってもらう、という計画らしく、それが原因でイギリスを離れる人の範囲が広がるだろう。タダ乗りはダメ、っていうのはもちろんだけれど、イギリス国民と同じように税金を払い、national insuranceを払い(英国人はここまでの支払いでNHSを利用できる。働いてなかったら払わなくたって利用できるのだろうだけれど)、高額なhome office feeを払い、それに加えてIHSを払えって言う話で、それはちょっとおかしくね?と思う。しかし、選挙権が無い、というのはそういうことだという話だろう。
そんなこと…

火曜日

朝、小雨、夕方も雨予報のケンブリッジ。ということで、バスを選択。修理に出した自転車を歩いて受け取りに行かなければならなかったのだけれど、こちらはチャーチルカレッジのすぐ裏で近いし、帰りには雨が上がったので良かった。
ケンブリッジは自転車利用者が非常に多い(学生の街だし、車は乗りにくいし、昨今の情勢から、意識高い系の人たちは自転車に乗りがちでもあるし)。したがって、自転車屋&自転車修理屋も結構あるのだが、多くはセンター付近にあり、ちょっと郊外になるとなかなか自転車修理屋が無い。我々の住居の最寄りの自転車修理屋はgirtonにあり、一度利用したことがあるのだけれど、当時週3で営業していた店が、今や週1の営業となってしまっていた。当時からやる気なさそうだとは思っていたが、やはり全くやる気なし。リタイア後の暇つぶしとか、そういう感じなんだろうと思われる。 そこへ現れた救世主がこちら。チャーチルカレッジのすぐ裏の小屋みたいなところで営業しており、あの辺りの学生の需要を一手に引き入れるのではないかと思われる。道から少しだけ入ったところでアクセスはしやすそうだけれど、周りには何もなく、そこで働くにはちょっとさみしそうだな・・・という気がしないこともないのだけれど、是非頑張って長く続けてほしい(まあ、なんかぶっきらぼうなおっちゃんがやっているので、性に合ってる、という雰囲気も漂っていたが、実際のところはどうなんでしょう?)。

前の記事の信頼できない業者からは相変わらず何の連絡もなく、同商品をウェブサイトで調べてみると、現在は取り扱いなしになっている。まあ、そうだよな。今回は取次業者というよりは、製造元の問題なのかもしれないけれど、いずれにしても、その商品については以降の購入はなし(と、勝手に判断)。代替品として注文したものは、金曜日に注文して月曜日に届いたわけで、”Greiner,キミにきめた!”というところ。

今日の主な仕事は某タンパク複合体の精製。なんだかただただ疲れた。

信頼できない業者の許容範囲

昆虫細胞の培養にroller bottleを使うのだけれど、これの納入業者の信頼性に疑義が生じ、他の業者を使うことを勝手に決断した。結構な確率で在庫切れをさせるので、そのたびに連絡したり、代替品に切り替えたり、よそから買ったり、みたいなことをしなければならず、かなりストレスなのだった。
しかし、問題は、ここが扱っている商品が”格段に”安い(と、みんなが思っていた)こと。実際、ちらっと検索してみると、検索上位にでてくる商品の2.5分の1程度の価格であり、かなりの量を消費していく物品であることを考えると、仕方ないか・・・・と思ってしまっていた。このへんが、”いいとこの人”の集団なのだが、そうじゃない私なんかは、”いや、こんな業者とは付き合っていられない。ほかにもそれなりの値段の業者があるに違いない”と思ってしまうわけで、3回目の在庫切れを機に、別の業者を検索。 それよりも安い業者は見つからなかったが、7%ましくらいで売っているところを見つけたので、そこで買ってみることにした(ちなみに、高い商品が上位に来るのはvented capで調べたときで、filter capで調べると同じような値段の商品が見つかった。同じもんだと思っているんですけど・・・違いますか?)。問題なければ次からもそこで購入することにし、前の業者についてはvery unreliable supplierと物品購入リストに明記することにする。
在庫を抱えたくない、というのは分かる話なのだけれど、日常の実験に必要な物品の在庫がないという事態が頻発すれば顧客を失うことになると思うのだけれど、ちゃんと考えて商売してますよね?実験の遅滞によって発生する損害は、消耗品の差額7%なんかではおさまらない(何十万もする機械ならともかく)。ある商品でそれをやってしまうと、やはり他の物品でも同じことをするに違いない、と思うわけで、一つの商品を買ってもらえなくなるということではないですよね。オンリーワンな何かだったら、殿様商売も通用するのだろうけれど。 考えてみると、"御用聞き"的な商売をしている時代であれば、簡単に商品を比較して業者を変えるとかはできなかったのだろうけれど、今や実験器具の購入もアマゾンみたいな感じで済ます時代なので(日本は知らないけれど、どうなっているんでしょう?)、こういう話になるのだろうと思…

体力的にきついサンプル

かなり前、まだ日本にいる頃に、タンパクのself degradationが・・・みたいなことを言っている人がいて、”またまた、なんか適当なことやってんじゃないの?”と思っていたのだけれど、今やっているサンプルの一つはまさにそれであり、ああほんとにあるのね、うたがってごめんね、と思っている。実際当たってみるとかなり辛い。発現はしてるんだし、簡単に諦めるってわけにも行かないし。そんなに簡単に壊れてしまうタンパクの構造解析って、ちょっと筋が悪い気もするのだけれど、だから面白いというのもあるし、なにかdegradationを防ぐ因子もあるのだろうなと思いながらやっている。しかし、プロテアーゼインヒビターとか、(そもそも普通のプロテアーゼとは違うので?)効果がなく、ともかく早く精製して凍結してしまう、という感じ。それでもだめかもしれないけれど。ということで、このサンプルの精製は、あたかもタイムアタックをしているかのようであり、体力的にかなりきつい。
このサンプル、以前から生化学の(いい加減な)実験がいくつかされていて、なんかそれらしいことが言われているのだけれど、メソッドを眺めていてもそれを防ぐための効果的な方法などは記述がなく、大丈夫だったんですかね?と思っている(コンストラクトは同じはずなんだけど)。自分の腕の問題だろうか?いや、まあ、でも、色々とやってみた感じ、どうやってみても調子良くは行きそうはない。捏造、というほどのことは無いと信じているけれど、都合のいいところをつなぎ合わせて書かれた論文なんだろうなという印象は持ってしまう。

今年もElyのクリスマスマーケットに行ってきた

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毎年恒例となっているEly(イーリー)のクリスマスマーケットに行ってきました。ケンブリッジ近郊の町(電車で15分くらい)Elyのcathedral内を使って行われる盛大なマーケット。個人的には人が多すぎるのであれなんだけれど・・・。
今年は、土曜日の午前の部を予約して、9時半から13時までの入場時間。実際にcathedralに着いたのは10時半近くになっていました。入場したのはいいのだけれど、初っ端っから子供がぐずりまくりで、とりあえず”けん玉”みたいなのを買ってなだめるものの、おさまらない。それを買ったおもちゃを中心に売っているところに留まりたいのかな?と判断して、私が連れてそちらの方に歩いていってみると、 「違う。あっちいって、グルッとして、あっちいくの」みたいな事を言う。 そういえば、cathedralの外には、昨年も乗ったメリーゴーラウンドがあり、入口付近から息子もちらっと見たような・・・ということで、 「メリーゴーラウンド乗りたいの?」 と聞くと、 「そうそう、メリーゴーラウンド」 とのこと。こういうコミュニケーションが取れるようになると、こちらとしてもただイライラするみたいなことにならないので助かるし、言いたいことが伝わるだけで、子供の様子がガラッと変わるのに感心すると言うか、納得すると言うか。しかし、すぐに外に行くのはちょっと・・・・だったので、取り敢えずメリーゴーラウンドに乗る約束をしたら了承してくれた(まあ、結局、そんなに長くは持たず、”実際に”乗りたがり始めたのだけれど)。
自分の子供の頃だってそうだったが(私の場合は今でもそうだが)大人の買い物に付き合うのって、子供にとっては只々辛い(つまんない)んだよなと思い出す。旅行にしたって、大人目線の旅行って、子供にとっては基本的にはつまらないし、だからといって、”これはつまらん”とも言えず、なんか不機嫌になる、というを時々していたような気がする(すごく記憶に残っているのが一つだけあるが、ほかにもあっただろうか?)。ということで、子供とのおでかけには、常に”メリーゴーラウンド”的なものが必要なんだと思い出す事ができたのはよかった(子供向けだけで埋め尽くす必要もないだろうけれど)。
その後、elyの繁華街を通って、川沿いに出て散策。川沿いを歩いている間にちょうど日差しがあって、なかなか…

Tier2 visa 延長申請6:本当でした(BRP届く)

延長申請中であったビザ(BRP)が今日届きました。メールが来てから8営業日。メールにあった7営業日よりはかかりましたが、ネットでの話とか周囲の話とかを聞いていると、7営業日が基本のようなので、普通に届いたって感じ。なにより、”メールは来たけど届かない”という事例をネットでいくつか見ていたので、無事に届いてなにより。
前の記事にも書いたけれど、通常6−8週間で処理される予定のもの(プレミアムサービスは利用してないので)が1日で処理され、その後8営業日で届いたということで、基本的には例外的事象(あるいは、奇跡、または、なにかの手違い)と思っていただいていいのではないかと思うのだが、たまにはこういうことも起こる、ということで。これが常に起こっていたら、(稼ぎどころの)プレミアムサービスの存在意義が問われるわけなので。
しかしですよ、仮に、通常の処理時間の最短であるところの6週間で処理され、無事にvisaがおりたとして、そこから2週間近くかかって自宅に配送されると考えると、今回の日程(11月2日申請、家族が12月25日に日本に一時帰国)では、帰国予定日までにビザが届かないということで、危ないところだった。standardでビザ延長申請する場合、(奇跡が起こらない限り)順調に行ってもBRP取得まで8週から10週かかる、と記憶しておくことにします。次回があるのかどうかまだわからないですが、気をつけたい。というか、申請前にキャンセル不可の飛行機のチケットを予約するとか、怖くてできないな。みなさまもお気をつけください。
偶然ではあるのだろうけれど、14日にビザが切れ、15日に新しいBRPが届いたことになる。取り敢えず、ある種の開放感を味わっています。
あとは前のBRPを切断して、home officeに郵送して終了。

税金

さて、この前UKでの出費の話を書いたのだけれど、今日ツイッターでこんなのをみかけた。こんなクソみたいなツイートが何千件もリツイートされるとは・・・・と思うので、リツイートはせずに引用させてもらう。

年収別手取り一覧

 給料    手取り
 100万:  84万
 200万: 162万
 300万: 238万
 500万: 391万
 700万: 529万
1000万: 734万
1500万:1043万
2000万:1323万

税金の威力はエゲツないですね。
これ見てどう思いますか? — ヒトシ🇺🇸2月に上京 (@costmentaiko) November 13, 2019
これをみて、海外逃亡、というコメントを残していたのもいたが、は???ってとこ。どこの海外でも、先進国でこれより格段に税金が安い地域は多くはないだろうし、あったとしても、”あなたが”居住することを許してくれる可能性は低い(海外に逃亡したいと思った多くの人の居住(長期の居住)は許可されないだろう。思った人で、できる人は、すでに海外に居住しているかもしれない。日本の一つの強みは、逃げたくても逃げられない多くの人口を抱えているってことですよね。素敵。)。まあ、行けるものなら行ったらよろしいがな、というところだけれど。

ちなみに、イングランドで40000ポンドの年収の方の手取り額は30738ポンドです。ということなので、日本の税金が特にエゲツないか?と言うとそうでもない。言いたい気持ちはわからなくもないが、この議論は嫌い。あなたの歩いているその道も、あなたが受けている医療も、あなたが受けてきた教育も、タダ乗りしていいものではない。正しく使え、とか、正しく払え、と怒るのは理解できるが、税金払いたくない、というのは話が違う。

英国生活の隠れた出費についてお伝えしたいこと

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先日、ちょっと話した日本人の方が、もしかしたらケンブリッジで働くかも、ということなので、これを機にUKに来る際に気をつけておいたほうがいい(予め覚悟しておいたほうがいい)出費についてまとめておこうと思います。私は、所得税とnational insuranceという、”給料から計算できる出費だけ”考えて現職に就いてしまったので(もちろん、ざっくりと物価についても調べたけれど)、来てしまってから”マジですか?”と思っているところが多々あり、これから住もうと思っている人には参考になるのではないかと(特にこちらで給料をもらうポスドクの場合)。
ケンブリッジの家賃が高いとかいうのは、当たり前のことみたいになってしまっているけれど、そのへんは別にまとめようかなと思います。
取り敢えず税金・年金の類の出費について。

給与から天引きされるもの
所得税
当然、所得税は取られます。日本と同じで、会社で働いている限り給料からの天引きだと思うので、自分で処理する必要は無いですが。ご多分に漏れず累進課税であり、2019年度の段階での税率とそのthresholdはこうなっているようです。  普通のポスドク(私)の給料だと、basic rateになると思われます。所得税に関しては、estimateを計算してくれるサイトがあるので、利用されると良いかとおもいます。例えばこんなサイト

National Insurance 
National insurance(NI)と呼ばれる国民保険のような費用を払う必要があります。これは雇用者と雇用主が支払うのですが、まあまあな金額が引かれます。これも上記のサイトでestimateを計算してくれるので、雇用契約を結ぶ前に概算はわかります(ただ、所得税にしろ、NIにしろ、会社独自の年金のような、所得から控除できるシステムがあると軽減されることになります)。NIによって、年金やら、医療やら、失業保険やらが賄われています。 年金に関しては、NIを10年以上納めていることが受給条件であり(日本の年金加入期間とは通算されない。条約改正してほしい。)、3年以上納めている場合、イギリスを離れた場合でも残りの7年間NIを支払って受給資格を得ることができます(支払ったほうがお得なのかどうかは、イギリスを離れる時点でちゃんと計算しようと思っています。まあ、ずっと住むなら…

Tier2 visa 延長申請5:本当ですか??

土曜日に申請したtier2 visaの延長申請。6−8週間で処理されると聞いていた。ああ、終わった終わった、後は一時帰国前に BRPが届くことを祈るだけだねえ・・と、のんびり構えていた月曜日。ランチから戻ってメールをチェックすると、 Your application under Tier 2 General of the Immigration Rules has been successful.とのメール。本文には、どこからどう読んでも、申請が受理されてBRPが送られてくると書いてある・・・。最近ケンブリッジで申請した友達は1ヶ月以上経った今もBRPは届いておらず、私はこのメールについて未だに真偽を疑っているのだけれど、取り敢えず何かの間違いで早く処理してしまったということなのではないかとポジティブに考えることにしている。standard serviceで処理時間1日以下なのだとしたら、premium serviceの意味が無いですしね(安心感はあるのだろうけれど、安心感のために一人500ポンド払うのかって話)。さて、BRPは本当に届くのかどうか?
この驚きについて知り合いに語ってみたものの、6−8週というちょっと考えられない処理時間の長さのほうを疑って、”やってみたらそんなもんだって”的な雰囲気で受け取られてしまい、なんかちょっと寂しい気がしている。ネット情報でも知り合い情報でも”1ヶ月以上は当たり前、下手したら8週間以上”という感じで聞いているわたしとしては、この驚きを多くの人と共用したいのだが、共有できるのは相方くらいなのでした。まあ、届かなかったら驚きもなにもないのだけれど。
取り敢えず、メールから72時間以上が経過した今も、”間違いでした”というメールはやってきていない。が、まだ届いてもいない。ので、未だに間違ってメールを送ってしまった事態を把握していないだけでは?という疑いを持っている。

Tier2 visa 延長申請4:ウェブ申請からのapplication point予約&biometric情報の採取

話はちょっと前後しますが、ビザ更新の申請はウェブ上で行います。
UKVIのサイトで自分のアカウントを作り、そこで必要情報を入力していきます。dependentsはmainの申請者のアカウントの中でそれぞれ情報を入力していくので、別々にアカウントを作る必要はありません。 言われるがままに情報を入力していって、終わるとIHS(immigration health surchargeなんと去年の改正でお一人400ポンド/年に倍増されたそう・・・)の支払いに飛ばされ、そして最後にapplication feeを支払い。我々の場合は一人723.2ポンド。もしもpremium service(5 working daysで処理される)を希望するならこの時点で選択する。その場合は申請者一人あたり500ポンド加算。
申請費用を支払って取り敢えず一段落、と思いきや、その後はUKVCASというサービス(Sopra Steriaという会社がUKVI(Home Office?)から委託されて運営している)に誘導され、指紋採取、写真撮影、パスポートのスキャンのためのアポイントメントをとる。このアポイントメントがまた曲者で、3週間後までの予約が可能なのだけれど、殆どのapplication pointが、3週間後までフルに予約されている。UKVIのビザ申請の時点で画面上に出ていたのだけれど、このapplicatio pointsが非常に混み合っており、”なんとかしようとしている”という状況で、今のところなんともなっていない、ということみたい。ロンドン近郊で唯一予約可能な状況であったのはCroydonのcore centreで、そこですらも無料だと3週間先まで少しも空きがなく、一人75ポンド以上(時間帯によって値段設定が違う)の支払いを要求される”時間外”の予約しか空いてなかった。多分、どこかの時間で3週間後の予約がオープンになるはずなのだが、どちらにしても我々には3週間も待っている時間的余裕がなかったため、土曜日に予約(土曜日の予約であれば、ウェブ申請したその週末に予約が可能であった)。おひとりさま100ポンド。ええ商売してはる・・・。ちなみに、このappointmentは、ウェブでのapplicationから(確か)45日以内であればビザの有効期限が切れた後でも大丈夫ということだっ…

Tier2 visa 延長申請3:必要なもの不必要なもの

家族とともに英国国内でtier2ビザ延長申請する際に必要なもの不必要なものをまとめておく。まあ、今回(2019年10月時点)&我々(夫婦&子供一人)の場合、ということなので、嘘は書きませんが責任は持ちません。延長でもビザカテゴリーを変えたりすると必要なものも変わるようです。必要なものは、オンラインでの申請で情報を登録すると最後に表示されますが、でも、そこまで行かないとわからないので、参考にはなるかと思います。


申請前に必要なもの
時間:いやまじで。HRがちゃんと動いてくれないことを計算に入れつつ、きちんとビザ失効の3ヶ月前からCoSの申請をしていくべきである(ただの反省)。特に英国をでる予定がなければ、ビザの有効期限までにオンラインで申請さえできていれば問題ないのだが・・・まあ、早いことに越したことはない。
CoS (Certificate of Sponsorship):雇用者から申請、発行してもらう。これがないと何も始まらない。ケンブリッジ大の場合、学部のHRにお願いして申請し、申請したら1週間以内(早ければ翌日)でできるようである。
申請費用&IHS:バカにならない出費となる申請費用とIHS(immigration health surcharge)。tier2の3年以下の延長の申請費用は 723.2ポンド/人、IHSが400ポンド/人・年。

*我々の場合、visaの申請関連費用(IHSは除く)は、グラントから出してもらえることになった。研究機関に依っては何も言わずに全部出してくれるところもあるのだが、そういうところでない限り交渉次第なので、ぜひとも頑張って、いくらかは勝ち取って欲しいものだと思います。


UKVIに提出するもの:提出書類の多くは、visa application pointの予約後に、home officeと提携している会社のウェブサイトからアップロードできるようになる。 mandatory documents:絶対必要 1.家族全員分、それぞれのパスポート(原本):ビザセンターでスキャンしてもらうことになるのだが、事前にもアップロードした。重複が必須なのかはわからないが、一応渡航履歴まですべてスキャンしてアップロード。 2.家族全員分、それぞれのBRP(コピー可、サイトでアップロード。一応裏表。) 3.子供のbirth certif…

Tier2 visa 延長申請2:2112か2119か

細かい話だけれど、へーーー、と思ったのでイギリスTier2ビザ関係の小ネタ。いやまあ、へーーーと思いつつ、ちょっと苛ついていたのだけれど。
イギリスビザ申請用に、CoS(certificate of sponsorship)をもらう際には、SOC codeというのを書き込む必要がある。それぞれのJobがどのカテゴリーに入るのか、というのを示すためのコードで、4桁の数字。例えば、2112はbiological scientists, biochemistsのカテゴリー。同じサイエンスでも、chemistだったらまた数字が違うってこと。まあ普通、なんにも考えなければ、私なんかはどう考えても2112の範疇に入るわけで、何も考えなければ2112って書いて出しますよね(実際、最初のビザ申請時の申請書類には2112って書いてあったし)・・・・で、自分のカテゴリーはSOC codeは2112だとばかり思っていたわけです。が、今回HRのcompliacne teamとやりとりをした結果(HRのなかでも、法律関係の仕事のエキスパートって感じなのかしら?)、実は私のSOC codeは2112ではなく、2119であるという。この2119というコードは、all types of research roleに適用可能ということで、就業中にroleが変わるかもしれないことを想定して、”気を利かせて”これにしてくれているということらしい。はあ・・・。特に言われない限り2119にしている、という返事だったので、ホントに、オートマティックに2119に書き換えているという感じに見える。私みたいなもんの場合、roleが変わるっていうことはまず考えられないような気がするんだけど。ちなみに、このSOC codeというやつは、CoSのアプリケーションの段階では入力する欄があるので書き込むのであるけれど、いざCoSができてしまうとどのコードになっているかという表示はなく、バックグラウンドで気を利かされてしまうと何がなんだかわからなくなる。
まあ、ただ、SOC codeは、”通常”知らなくてもいいというか、HRの人が把握していたらそれで良いというたぐいのもの。が、通常じゃない事態が発生すると知っておいたほうがいいものとなる。それが、あなたの仕事がShortage Job listに記載された場合。Home…

tier2 visa延長申請1:最初のCoS申請でつまずく

今月の初め、ビザの作業をしなければいけないのでHuman resourceにCoSがほしいと言ってください、とボスにお願いした(心の中では、すでにプロセスは始まっているものと期待していた)。のだが、その返事が来たのが5日後。そして、期待も虚しくアプリケーションのプロセスは全くの初期状態(住所などの個人情報を記入する必要があるので、自動的にCoSにアプリケーションすることはできないということを後から知る。最初の時もそうだったんだろうけど、そんなことは忘れてしまっていた)。しかし、ビザ持ちの雇用者が、”契約を更新する”って言っているんだから、”ビザの手続を始めますよ”くらいHRから言ってくれても良いようなものに、と思うのだけれど、それは甘いらしい(別の大学ではそういう連絡が来たという話もあったので、”うちの学部では”考えが甘い、ということらしい。)。 そのメールに添付されて、CoSのアプリケーションフォーム(後からわかったのだが、旧バージョンのフォームだった)が送られてきた。それに記入し、翌日に返信。それから1週間ほど経過したのだが、何の返事もアップデートもなく、私はCoSの手続きについてなにも知らないので、時間がかかるものなのかな?と思っていた。が、流石に待ち過ぎだろう、ということで、別件について訪ねているふりをして、連絡してみた。すると(都合の良いことに)担当している人が不在という自動メールが返ってきたので、これを口実に同じ質問を(優秀であるという噂の)別のHRの方に投げた(流石に確たる証拠もなく、仕事が遅い、と判断を下して、別の担当者にチェンジ、なんてことを普通はすることはできない)。そして今日に至る。 かなり腹が立ってきていたので、オフィスに訪問して話をつけようと思っていた今日(最近学部のオフィスが移動して、ラボからかなり近くなったらしい。今までは病院まで行かないといけなかったので、大きな壁だったのだけれど)、従来の担当者からは何の返事もなく、代わりに前日に同じメールを投げた(できる方の)HRの方から返事が来ていて、申請フォーム(新しいやつ)を送るから個人情報だけ埋めてくれ、ということだった(別件を尋ねたことに依って、前担当者が処理を進めていないことが発覚したものと思われる。恨んでくれるなよ!)。前任の担当者が無言の1週間で既に手続きを進めてくれているも…

水水水水金土日

今週は月曜日からかなり疲れ気味で、気分的には水曜日が2日続いている感じ(水曜日が一番疲れませんか?)。明日が本当の水曜日なのだけれど。 今週は、電顕関連の基本的な作業をやっているのだけれど、negative stainのgridの準備にしろ、それの観察にしろ、クライオのオートローダー用のグリッドの準備にしろ、慣れてないもんだからなんだか異常に疲れるのであります。 電顕の作業は、やたらと気を使い、かつ、細かい作業が多いのも疲れる原因。そろそろ一人でやれるようにならないとな、とか思って色々と一人でやるようにし始めたのも心労になっている。サンプルの準備がうまく行かなくて、しばらく電顕関連の作業はやってなかったので、今更独り立ち。 まあ、なんだかんだと疲れるのだけれど、とりあえず慣れるしか無いので、グリッド作って、観察して、というのを、一通り一人でチャチャッとできるようになるのが今年(実質あと2ヶ月位?)の電顕学習の目標。
本当の水曜日である明日は、新しいことをやる予定はないので、比較的落ち着いて生活できそう。今週は母屋のラボトークの週なのだけれど、時間のあるこんな日にラボトークもお休みという・・・残念。

はじめてパンティングのツアーに参加した

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サンディエゴ時代の友達夫婦がやってきて(中国人とインド人のカップル)、ケンブリッジ観光といえばカレッジ訪問とパンティング、ということで、奥さんの方とパンティングのツアーに初めて参加した(旦那は仕事の打ち合わせで不在)。
これまで2回ほどラボでパンティングに出かけたことはあるのだけれど、その際には船を自分たちで借りて漕いていた。しかし、自分ひとりでは到底うまくできる自信はなく、素直にツアーに参加。
"ツアー"といっても、色々と会社があり、値段も結構バラバラ。事前に予約すると値段が安くなる所も多いのだけれど、イギリスの天気と天気予報を素直に信じることはできないため、とりあえず予約はせずにそのへんのツアー会社のオニイチャンにきいてみた。すると、1人20ポンド、3歳時は無料で、大人三人と3才児一人で合計60ポンドという(これでも10%は負けてあげているのよ、とのこと)。まあまあのお値段。前日にネットで調べた感じだと、大人12ポンドくらいが最安値のようなので、ちょっと高い。
前日調べた結果、”事前予約が必要”と言っても、当日にネットから購入するので問題ないようだったので、(ちょっと歩くことになるけれど)安い方にしましょうという事になった。結局、頼んだところは大人12ポンド、子供6ポンドだったので、合計42ポンド。
チケットを購入してその会社の乗り場に行ってみると、次の船まで1時間待ち、とのこと。仕方がないので1時間待っている間に友達を別のカレッジ(トリニティ)に案内して時間を潰した。
どこの会社も45分位のツアーで(多分、見どころを往復すると大体そんな時間になるということだと思われる)、我々が乗ったのもそんな感じ。流石に仕事としてやっているだけあって、我々を担当してくれたオニイチャンも上手に船を操縦しており、パンティング自体は楽しいものだった。ただ船をこぐだけではく、ちゃんと見えているものの説明もしてくれるのだけれど、途中でなんか情報に怪しいところが、と、ダーウィンがクレア・カレッジにいた(実際はChrist's Collegeのはず)、というところで思ってしまい、そこから先ずっとオニイチャンの喋っている情報を疑わなければいけない羽目になった。が、まあ、感じの良いオニイチャンではあった。
ケンブリッジでのパンティングの実用的な情報を…

今回ケンブリッジを案内していて初めて知ったこと

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知り合いを連れてケンブリッジ観光をするのは何回目かになるけれど、今回はじめて知ったことがいくつか。

the apple tree(ニュートンのりんごの木)は、これだったのね
ケンブリッジには31のカレッジがあるのだけれど、ケンブリッジ大学で最も権威のあるカレッジの一つがトリニティ・カレッジ。ケンブリッジで一番リッチなカレッジでもあり、最も多くノーベル賞学者を輩出しているカレッジでもある。そんなトリニティ・カレッジの一番の有名人といえばアイザック・ニュートンであり、ニュートンのりんごの木というのがトリニティの敷地のどこかにあるというのは知っていた(いや、まあ、ニュートンがホントにりんごが落ちるのを見て万有引力に思い至ったかどうかは置いておくとして)。私は、どこかで裏の方の通りからみえるみたいなことを読んだことがあった気がするのだけれど、今回トリニティで働いている人にきいてみたら、トリニティの正門の脇にある木がその林檎の木(いや、もちろん子孫なんだけど)であるとのこと。これなんだ・・・。 
確か大学の植物園の方にも子孫がうわっている。

旧cavendish laboratoryは街の中に
時代はニュートンから随分と下るけれど、DNAの二重らせんを発見したグループはケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所で研究をしていた。生物関連の勉強やら研究やらに関わった人は、ケンブリッジに来ると猫も杓子もという感じでEagle pubへ向かう。私は、まともに利用したことがなかったのだけれど(待ち合わせで一回だけ店内に入ったことがある)、生物系のお友達を案内するにはここでしょ?ということで、昼飯を食べに行ってみた。店の外にはプレートがあり、曰く、キャベンディッシュで研究していたDNAの二重らせんを発見したグループが、”近く”にあるこのパブを使っていたとある。  現代のケンブリッジしか知らない私は、”近く”というのがずっと気になっていた(が、調べてなかった)。今もキャベンディッシュ研究所は存在するのだけれど、それは全然このパブから近くはない街の外れのサイトにある。確かに現在の研究所近くにパブってないので、他のパブに比べたら”比較的近い”かもしれないけれど、やはり”何が近いのか??”と思っていた。今回やっとその疑問の答えを発見した。 Eagle Pubで昼食をとって店を出ると…

子供の英語

自分の語学をどうするかってのも問題だけれど、子供の語学もまた問題。それはまあ、このご時世、海外に住んでいる方だけの悩みではなくなっているのだろうと思う(とか、言っても、大半の方は未だ30年前の感覚と変わらないのではと疑っているのだけれど・・・)。もしかしたら近い将来に”ホンヤクコンニャク”レベルの翻訳マシーンが登場するのかもしれないけれど、語学はやっておいて損はないというのが現状ですよね。
いろんな人に話を聞いたり、本を読んだり、実際に日系の方のご子弟とお話したりしてみると、外国に暮らし、現地の学校に通わせる限り、ある程度の言葉は話せるようになるのだろうけれど、どっちの言語も一人前に使えるというレベルとなるとまた話は別らしい。
多くの方が、幼稚園に通い出すと途端に英語が強くなる、と言っていることでもあるし、我が家では親は(特殊なシチュエーションを除いては)完全日本語で通している。まあ、どうせ我々は変な英語しか話せないし、他の言葉は学校でということで良いのではないかと思う。ただまあ、子供と英語で話したりもしたほうが、”私のためには”良いような気がしないこともないのだけれど、子供の為をという意味ではこれでいいのかなと。
今朝、子供が”ボートだよ”と日本語でかじりかけのパンを見せてきたのだけれど、それに対して私が、”ボートなんだ?”と日本語で返すと、”そう”と言って日本語で返ってきたのだけれど、試しに英語っぽく”Boat?”と言ってみると、”Yes!”と英語で返事が返ってきた。英語、というほどのものでもないのだけれど、そんな感じで多言語のコミュニケーションが自然に身についていくもんなんだろうなと、ちょっと感慨深かった。
そして夕方、今日から子供は結構な長時間幼稚園に行くようになっているのですが、仕事から帰って子供と遊んでいると、今度は”Come on, Mammy!”とか言い出し、笑ってしまった。そうやって、段々と英語が増えていくのでしょうね。恐くもあり、楽しみでもある。

軟弱な精神

また少し間があいてしまったが、再び剣道の練習に参加した。今回はケンブリッジ大学の方。大学は休み期間中ということもあって参加人数は5人(!!)。リーダーのSさんが、日本で8段の先生に習ってきたことを披露しつつ、根本的なことを改善する取り組みが行われた。スマホでムービーを撮ったりしながらだったので大変参考になったのだけれど、かなり反復が多かったので老体には堪えた。 ムービーにして見せられると(テクノロジーの進歩は恐ろしい。スマホでとって、その場でコマ送りしてフィードバックができるのだからなあ)、若い頃の剣道の癖があって(ていうか、若い頃にしかやってないのだから、長い間やってないことによって改善されたりはしないわけだけれど)、そのへんは直したほうが良いなとは思わされる。が、しかし、練習量が足りないよな。お金と時間があればもう少しやりたいと思えるのかもしれないが、できる範囲で、ということになりそう(続けるかどうかも不明だけれど)。
別に剣道でなくても良いのだろうけれど、瞬発力を使うスポーツもしたほうが、頭にも良いんじゃないかという感覚は多少ある(なんとなくスッキリしたような気分になる)。普段から通勤で結構自転車をこいでいるのだけれど、頭がスッキリしたという感覚にはならない。ただ、あの重い防具を担いで移動するという行為がどうだろうという気もしてしまう。
海外で初めて(ちゃんと)運動してみて思うのは、日本におけるスポーツと海外におけるそれとは全く別物にならざるをえないな、ということ。あの日本の気候では、のんきにスポーツに集中することは難しい。剣道なんて防護をつけようものなら散々なわけで、あれをスポーツとして楽しむ、というのはある程度の狂気が必要なのではないかと思う。そういうところを通り抜けてくると、やはり精神論、根性論を語りたくなるのも自然なのかもしれないとすら思えてくる。
日本で剣道を続けるのは、ちょっときついなあ・・・と、この気候の中で剣道をやってしまうと思うのですよね。軟弱。

Daddy pigと私(または世間のお父さん)

今日はsalary exchange schemeの書類を提出にchild care officeへ。以前の記事にも書いたけれど、salary exchange schemeを使うことによって、ケンブリッジ大の幼稚園(ケンブリッジ大が運営委託している幼稚園)に通わせれば実質的な税金の控除が受けられるのだけれど、これはchildcare officeのwebページから書類をダウンロードして入力し、childcare officeに提出する必要がある(幼稚園側からは多分なんの打診もないのでご注意を)。
フィッツウィリアムミュージアムの向かいくらいにあるオフィスを訪ね、書類を提出。ついでに近所のカフェで買い物をして、さあ仕事へ、と思ったところで書類の不備に気づく。そういえばどのナーサリーなのか(大学が委託しているnurseryは今の所3ヶ所ある)指定し忘れているような気が・・・。コピーを取り出して見返すと、やはり記入漏れ。ということで、もう一度オフィスの呼び鈴を鳴らし、書き込ませてもらう。
しばしばボーッとしているので、こういう事はよくある。しょうがないじゃないか、と思うのだけれど、世間の目は厳しい。
最近(ちょっと前からだけれど)子供がよくpeppa pigを見ているのだけれど(英語でみたり日本語でみたり。最近は日本語が多いらしい)、daddy pigに共感するのである。出来もしないことを言ったり、分かってもいないことをわかったようなふりをしたりして(ホントに分かっているつもりだったりするのだけれど)、ときにずぶ濡れになり、ときに蜂に追いかけ回され、ときにパンケーキを顔にのせたりする。まるで中年男性の悲哀を描くヒューマンドラマのようなのだけれど(そもそもヒューマンではないけれど)、劇中では最後にみんなで笑い飛ばしてお開きになる。こんなニュースを読んでいると、劇中にでてくるような小さな失敗は、現代日本においては、なかなか”笑い飛ばして終わり”とはしてもらえないようだけれど(現代イギリスにおいて、そうしてくれているのかどうかは知らない)、こういうpeppa pig的なお話を小さい頃から見ていたら、大人なんてまあこんなもんだ、と気楽に笑い飛ばし飛ばされるようになっていくのかもしれないな、なんて思う。
しかし、イギリスに於いても(多分)daddy pig的なものが典…

なんだか面倒なことです:ベジタリアンとかヴィーガンとか

母屋のカフェテリアを”月曜日はベジタリアンデーに”という話が持ち上がっているというのをNさんから聞いた。一応メーリングリストで流れてくるのでチラッとはみていたけれど、スルーしていた私。だって、最近カフェテリアではサラダバー野菜とチーズと卵をとるだけというベジタリアンみたいな生活をしているので・・・。
私は雑食なのだけれど(昼は自分で握ってきた納豆おにぎりに上記のサラダなので、ほとんどベジタリアン)、ケンブリッジというハイソな土地柄なせいか、実際身の回りにベジタリアンという人は結構いる(ヴィーガンという人にはイギリスに来てからは会ったことがないけれど)。理由は色々なんだろうけれど、私としては、やりたいならどうぞ、という感じで、否定も賛成もしていない。ただまあ、人に押し付ける(月曜日はベジタリアンとか)のは頭にくる。そもそも母屋のカフェテリアにはちゃんとベジタリアンメニューがあり、ほぼ平等だと思うんですけど。そのバランスを崩すのであれば、”肉の日”でも作ってもらわなければバランスが取れないような気が・・・。
という身近なところの話題があったのだけれど、ケンブリッジ大学はケンブリッジ大学で牛肉とラム肉をメニューから外すという取り組みにより、温室効果ガスの放出の削減に貢献しているというのがニュースになっていた。2016年10月から、ということなので、私が来たときにはすでに始まっていたということか。大学関連の食堂を利用することは少ないけれど、確かに牛とかラムとか食べたことないかも。環境に配慮という大義名分のもとにされているわけだけれど・・・大学の食堂が減らしたからと言って地球温暖化に一体どれほどの効果が期待できるのか。時々牛肉やラム肉が無性に食べたくなる私としては、肩身の狭いことです。
記事の中でも、牛、ラムを減らし、更にベジタリアン&ヴィーガンオプションを充実させていくようなことを言っているので、これから大学の食堂も肉なしの方向に進んでいくのは間違いないのだろう。sustainable・・・ですよねえ・・・・。
ベジタリアンが痩せているわけでもなく、ベジタリアンが穏やかな人々というわけでもないので、一体何の効果を求めてベジタリアンをやっているのだかと常々思っているのだけれど、なんで?ってみんなに聞いて回るのも面倒だし、なんか敵対しているみたいなので放置している。…

ケンブリッジ・アメリカン・セメタリー訪問

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最近随分と涼しくなってきたケンブリッジ。日曜日は昼前から自宅を空けないといけない事情があり、息子とともにケンブリッジ郊外にあるアメリカンセメタリーに出かけた(実は、前日にも相方が出かけている間に子供を誘ってみたのだが、あえなく却下。”ちっちゃいこうえん”に行きたいとのことだったので、それに従った。この日は、アイスを食べたあと、何故か素直に”せめたりーいく”といい出した。当然”せめたりー”がなにかは分かっていない)。近所なので、ずっと行ってみたいとは思っていたのだけれど、これが初訪問(自転車で敷地内を外から眺めたことはあった)。
アメリカンセメタリーは、第二次世界大戦中のヨーロッパ戦線におけるアメリカ軍戦死者を弔うための施設で、その方々の墓碑と、戦争に関する展示がある。今ではケンブリッジの観光スポットの一つとなっていて、ケンブリッジ周遊ツアーのバスもここまでやってくる。
ケンブリッジの近くではあるのだけれど、小高い丘の上にあり(ケンブリッジ市内はほぼ平らなのだけれど、郊外に行くとある程度の高低差がある)、自転車で行くには少し骨が折れる。特にビジターセンターなどの建物から近い正面の入り口の方に行こうとすると、更に一段急な坂を登る必要があったので、(一瞬そちらに行こうと思ったのだけれど)断念。裏口からお邪魔することにした(子供を後ろに乗せていない自転車であれば、それほど苦労はないと思われる)。
観光スポットの一つになるだけあって、アメリカンセメタリーは、芝生がきれいに整備され、花なんかも植えられて美しい施設であった。正面の入口付近には誇らしげに星条旗がたなびいていた(まあ、主観かも)。


それはいいのだけれど、最近トイレトレーニングに取り組んでいる(それほど苦労することなく、ほぼ完璧にこなすようになってきているのだけれど)息子は、セメタリーに着いた直後に「おしっこ」と言い出し、前述のように裏口からトイレまではそれなりの距離があるので(しかも上り坂)息子を抱えて駆け足。ただでさえ自転車で疲れているところに、これが加わって、出だしからかなり疲弊。とりあえず息子は無事に小用をたし、一安心(まあ、念の為、おむつをパンツの上に履かせていたので、漏らしても問題ないのだけれど、トイレに行きたくなると、かなり強硬にトイレに行くことを主張するところを見ると、やはり一度パンツに切り…

JSTVに別れを告げる

イギリスに来て長らく利用して来たJSTVの利用をやめることにした。子供の日本語習得編のモチベーションに、とか思っていたが、結局大人の方がよく見ていたわけだけれど、別れを迎えてJSTVのいいところと悪いところをまとめておこうと思う。

JSTVとは
JSTVはNHKの子会社がヨーロッパと中東に向けて日本語放送を提供している会社。視聴方法はアンテナ、ケーブルテレビ、インターネットがある。チャンネルは2つあるが、どちらのチャンネルも時間をずらして同じ番組を放送している感じ。NHKの子会社なので、NHKの番組をメインに放送しているが、民法の番組(バラエティとかドラマとか)も放送している。

JSTVのいいところ
JSTVのいいところは、著作権を気にせず、自信を持って日本語の放送を見られるということ。NHKの子会社だけに、そういうことはしっかりしている。 NHKの番組はほぼリアルタイムで見られる。  パソコンや携帯からも視聴可能。

JSTVの良くないところ
利用料が高い:JSTVの利用料はイギリスで30ポンド、ユーロ圏では50ユーロ。正直高い。NHKの視聴料と考えれば、まあ、それなりに納得のいく料金と思えるのかもしれないけれど、素直にそう思えない理由がある。 番組編成がいまいち:NHKの番組を放送していて、2チャンネルあるわけだけれど、2つのチャンネルは時間をずらして同じ番組を放送しているので、実質は1チャンネルみたいなもの。その1チャンネル分の放送時間で、NHKの各チャンネル(総合とEテレ、BSとBSプレミアムの番組までをカバーしなければならないし、更に一部民放の番組まで組み込むものだから、NHKでもみたい番組が放送されないことが結構ある。 民放の番組が古い:民放の番組が放送されるが、それらはかなり古い番組だったり、同じものを繰り返し放送していたりする。Youは何しにニッポンへ、とか、2−3年前の番組をやっていたりする。

ということで、JSTVの評価はあまり高くない。更に、我が家の特殊事情としては、北米で日本語放送を提供しているテレビジャパンと比較しているというのもJSTVの評価を下げている原因となっていた。テレビジャパンは、結構おもしろい番組を、比較的都合の良い時間に放送してくれていて、料金的にも当時25ドルであったので、納得して利用していた。JSTVはイン…

そんなの嫌だからやめるって言ってやればいい:日本の奨学金問題(博士課程)に憤る

最近、日本の大学院生の不遇についてのツイートをしばしばみかける。そんな話は前からあって、要は、大学院生は学費を払って労働力を提供しているおかしな存在だと自嘲しているわけだけれど、そんなに嫌なら辞めるなり、デモするなりしたらいいがな、と、ちょっと憤っている。そこで自嘲して終わっている人ばかりだから、いつまでも経っても制度が変わらない。 ご存じない方に補足しておくと、海外では大学院博士課程の学生の学費免除とサラリーの支給は結構普通のこと。日本では、選ばれた者たちのみが返還不要の奨学金を受け取ることができる。
優秀な人たちの多くが海外に行ってしまうようになったら、流石にこれはまずいと制度を変えることを考えるようになるんじゃないかと思うのだけれど。
でもまあ、優秀な人は大抵学振DCだったり、その他の”本当の”奨学金をもらえてしまうことなんだろうな。それはいい制度のようで、実は問題の解決を阻んでいるのじゃないかと思っている。優秀なら奨学金がもらえるはずで、優秀じゃないお前が悪い、という論理が成り立つから、大きな声で叫べなくなるし、そもそも貰っている人は黙らざるをえない。奨学金があることで、海外に行くことのしきい値が最も低い優秀な層の海外進学欲を減退させる。
私はというと、日本の修士のラボに残っていたら、マスター2年の時点で比較的重要なタンパクの構造も解けていたことだし、DC2か、某研究所の某奨学金くらいはもらえていたような気がするけれど、海外進学欲もつよかったし、選ばれた人というか、”選ばれた環境にいる人”だけがぬくぬくとしているってことに、納得がいかなかったのもあって日本国内の博士課程には進まなかった。
とはいえ、皆さん自分の生き方を考えて借金を背負ってでも日本の博士課程に進学されているわけで、それはそれで尊重されるべきことだとも思う。だったら文句も自嘲もなしで頑張ってもらいたい。他の誰かがなんとかしてくれたりはしない。文句を言うなら、運動するなり、海外進学するなり考えてほしい(だから私は苦労しているんだという部分がないとは言えないけれど、日本にいたから順調にいっていたかというと、どうだろう?)。 昔のように”ご奉公”が後の就職に直結するような時代ならともかく、アカハラに耐えパワハラに耐えてタダ働きをした挙げ句、じゃああとは自分で頑張ってよ、って言われて借金が残…

新学年のはじまり

ここ何日か、子供が夜中に起き出してきてその対応のために眠れないというのが続いていて、かなり寝不足だったのだけれど、昨晩はちゃんと寝ていてくれていたので、私の方も比較的まともな睡眠がとれた。しかし、まだ睡眠時間は短いし、生活リズム自体も変えないといけない。
ケンブリッジでは、昨日今日で始まる学校が多く、一気に街が動き出している感覚がある(まだラボは静か。カフェテリアとか、ガラガラだった)。バスにも行列。 いつも思うことだけど、これから日がどんどん短くなって、薄暗く、寒い季節がやってくるこのタイミングで、新学年、っていうのはなんだか辛くないんですかね(のは日本人だからなんだろうけれど)。どういう経緯で9月始まりになったんだろう?と、ちらっと調べてみると、欧米では”7−8月は農作業の季節だったからー(チコちゃん風)”という説が有力らしい。子供が農業の手伝いも学校にも両方参加できるように、ということ。いや、もう、そんなのは昔のことですから、ここは日本に合わせて4月はじまりにしたほうが、新学年の心躍る感覚も高まるというものですよ!とか言っても誰も聞いてくれないだろうな。現代的には、農繁期の代わりに夏のバケーションの期間になっていて、一年頑張って、夏に遊んで、さあ新学年、というリズムがあるんだろう。学校が始まって、しばらくするとクリスマス休暇というのも都合がいいのかもしれない。
うちの子供も、明日からnurseryのinduction(慣らし期間のこと)が始まるので、私の方のリズムを整えるのにも良い時期だと言える。

イギリスの学校を見ていると、夏休みは当然のように長いし、ちょっと学校に行ったかと思ったらhafl-termとかいって一週間休みになるし、クリスマスの休みも比較的長いし、休みだらけ、な感じ。つまり、家庭の負担は大きい。休みのたびに、やれキャンプだのスポーツのクラスだのと子供を預けられる場所を探すの親は大変そう(探すのも大変だし、金銭的にも大変だよな。ああ、恐ろしい。なんとかなるようにしていかないといけない。)。逆に、そういうアクティビティが、産業として成り立つという意味でもあるのだけれど。しかし、日本のような教員の過剰な労働時間を改善しようと思ったら、こういうシステムになるのかもしれない。医療にしろ、最低賃金にしろ、労働時間にしろ、正義の名のもとに歪んだも…

不安定な世界

日本でも随分ニュースになっているようだけれど、英国議会が荒れている。結局また離脱は延長という方向になりそうだけれど、ボリス・ジョンソンの言うようにEUに対する脅しの効果が弱くなって、いつまで経ってもなんにも決まらず、ダラダラしている間に粛々と英国から海外に拠点を移す企業が増え・・・というようなイギリスにはよろしくない方向に行くような気がするのだけれど。だったら強行離脱してしまうか、解散して、うまいこと離脱しない方向に切り替えるか、どっちでも良いからさっさと決めることが求められているように見える。ということで、今回の離脱の再延長は(少なくともイギリスにとっては)最悪手と思っているんだけれど、どうなんですかね?しかし、議会の3分の2が賛成しないと解散もできないとは、なかなか厄介ですね。ちなみに、かつてはイギリスの首相にも議会の解散権があったのだけれど、2011年の法律改正で議会の3分の2の賛成が必要になったらしい。

香港の問題。今更最初の要求を飲んでも遅いように思う(うちの中国人学生さんは、これで収束に向かうだろう的なことを言っていたけれど。冷静に見ているとそうなのかもしれないけれど、現地で権利を脅かされ、ここまで盛り上がっちゃった人たちが、それほど簡単に鉾を収めるものなのかな?)。どうせ飲むことになるのなら、騒ぎが大きくならないうちにそうするべきだった。どうせ問題が大きくなるならば、大きくなる前に香港を切り離すべきだった、みたいな話になりそうで恐ろしいが。

イギリスにしろ、中国にしろ、アメリカにしろ、ロシアとかにしろ、急激に不安定化している感じがする。イギリスで投票権があるわけでもないし、別にできることはなにもないけれど、ぼやぼやしているとぶっ飛ばされそうな気もするし、とりあえずちゃんと見ていたいなと思う(ニュースウォッチャーをしているような余裕もないけれど)。

怒りのメールの顛末:E-car club問題

先日、E-car clubを利用しようと思ったら、メンテナンスチームが持っていっているとかいう理由で、なんの連絡もなく予約した車がないという事態が発生し、子供の誕生祝の一環で行こうと思っていたトーマスランドを断念せざるを得なかったという話を記事にした。
懇切丁寧な文句のメールを送り付けてみたものの、1週間経っても返事がなく、まあだめかな、と諦め、そろそろ罵倒する記事でも書こうかなと思っていたところに返事が来た。

曰く、 大変申し訳なかった メンテナンスチームの問題であった 普通はちゃんと連絡が行くようにしている 無駄になった遊園地のチケットに関しては返金する(返金のトランザクションのメールが別に来ていた) ドライビングクレジット50ポンドを別途支給する(サイトをチェックすると本当に支給されていた)

とのことであった。ちょっと返事が遅かったのがアレだが、とりあえず、誠意ある対応、と判断して良いかなと思う。ちゃんと対応を検討するのに時間がかかったということなのだろう。

ということで、E-carに関しては、”問題が発生し得るが、発生した問題にはちゃんと対応できる会社である"という評価をつけることができる。今回起こったことには頭に来るとしても、あくまでそれは例外的な事象で、例外的な事象が起こった際にもきちんと対応できると認識できたことは非常に喜ばしい。そうでないと今にも車の購入を検討しなければならないような事態に陥いるので、こちらとしても有り難いことではある。
あくまで、n=1の事象なのだけれど、イギリスにおけるカスタマーサービスの質というか、企業のリスクマネージメントの考え方というか、そういうものに疑念を抱き始めていたので、ちゃんとした対応をしてもらえた、というのは一企業のみならず、社会全体の信用を押し上げたことになったりもしているのである。責任ある行動って大切ですね、と改めて思う。自分もちゃんとしないとね。

ああ、スッキリした。

剣道:別の道場の稽古にお邪魔させていただく

しばらく素振りくらいしかしていなかった剣道なのだけれど、相方のお知り合いのJさんに紹介していただいて、ケンブリッジの近くにある別の道場の稽古に参加させていただいた。少人数でやっていらっしゃるのだけれど、リーダーの方を含め4段の方が3名もいらしゃっていて、なかなかしっかりとした剣道をしていた。大学の”棒を振り回している”雰囲気とは違う(いやまあ、ちゃんとやっている人もいるんだけど)。経験の浅い、初段のおじさんもいたのだけれど、その方はアーミーの人らしく、経験が浅いながらもそれなりの動きをしていた。体の捌き方がちゃんとしていれば、剣道自体の経験は浅くてもすぐに上達するのだよな。大学の場合、ひょろひょろしたエリートが、体そのものを整えることなしに竹刀を握ってしまうからああいうふうになるんだなと。だからといって、体幹トレーニングから始めたら、どれだけ学生が残るのか、ってとこなんだろうけど。
行き帰りの道すがら、Jさんとイギリスの他の道場のことなんかも聞いたのだけれど、なかなか興味深かった。某ロンドンの道場は勝つこと重視、基本は疎かなんだそうで、やんちゃな少年たちのストレス発散の場としては良いのだろうけれど、長くやるって視点からだとちょっとね・・・と思われる。そこの先生方がどう考えているのかはわからないけれど、昇段審査よりは、試合の方が子供のモチベーションを維持するためには良さそうな気もするから(人にもよるんだろうけど)仕方がないということかもしれない。しかしまあ、昇段審査という建前と、試合という本音がある競技なので(前者が武道部分で、後者がスポーツ部分だとも思う)、基本をすることも勝つこともどちらも大事というか、本人次第、なんだろうな。無自覚にやってしまって、どちらかが絶対的だと思うのは危険だけど。しかし、なんで小学生段階だと(イギリスの中学生のレベルは日本の小学生程度と思われる)、ガチャガチャやってたほうが強かったりするんだろうな、という疑問はわく(当たれば一本っていう審判のしかたによるのか?)。(日本の)中学レベルくらいになると、変則的な剣道で勝てる人ってあまり見かけなかったように思うのだけれど。
かなりの短時間しか稽古に参加できなかったのだけれど(渋滞に捕まってだいぶおそくなった)、楽しく剣道ができました。久々なのにもかかわらず、ついつい真剣にやってしまって今…

それっておかしくないですか?2:E-Car Club

怒り案件が続く今日このごろ。今日はカーシェアリング。 我々は現在の住居に引っ越してきて以来、Europecar(大手のレンタカー会社)系列の会社が運営するカーシェアリングサービスであるE-Car clubを利用している。住んでいるサイト(Eddington)にカーシェアリングの車が3台あるので、非常に便利なのである。が、今回、初めて問題発生。あまりに腹が立つので、電話で怒りをぶつけた上に、メールで怒りをぶつけ、更にブログで怒りをぶつけるのである。

子供の誕生日のためにトーマスランドへ行く予定が
問題が発生した当日は子供の誕生日の翌日の土曜日であり、誕生祝いのイベントして車を借りてトーマスランドへ遊びに行く予定だった。準備を終えて、車を探しに出発(大体同じ場所に止めてあることが多いのだけれど、その場所に他の車が停まっていたり、借りた人の都合なんかによってサイト内の別の場所に駐車してあったりするので、サイト内を一周する必要があったりする)。しかし、見つからない。普通は道沿いに停めるのだけれど、場合によっては道沿いではない駐車場に停められていることもあるので、あらゆる駐車スペースを探索するがみつからない。仕方がないので、自転車に乗ってもう一周したあと、検索範囲を広げてサッカーグラウンドの方にまで行ったが(Eddingtonにお住まいの人なら、どんな感じかお分かりだろう)やはり見つからない。

E-Carへ電話
どうやっても見つからないのでE-Carへ電話。なかなかagentにつながらない。待つこと20分くらいだったか。やっとつながってagentと話す。電話番号から通話主の予約履歴は確認できるらしく、”これこれの予約で間違いありませんね”と確認された。そしていうことには、”その車は前の借り主が持っていることになっているので確認する”とのこと、はあ???という話。数分の超過とかならわかるが、念の為長目に借りた予約開始時間からはすでに2時間半は過ぎているのである。確認後、agentが話すことには”車は前の借り主が持っているのではなく、メンテナンスチームが持っていっている”とのこと。ああ???となる。更に続けることには、”他の車も借りられていて、替わりの車を手配することはできない。この予約に関する料金は発生しないし、10ポンドのドライビングクレジットをあげるから許してね…

それっておかしくないですか?:英国での携帯端末料金の過払いについて

なんか、どこかのテレビドラマで聞いたようなセリフだけれど、イギリスに於いて(というか、海外において)初めてコントラクトを結んで携帯を購入した結果、おかしな経験をすることになった。
セット割引で携帯を購入
思い起こせば2年少し前、相方がこちらに合流して、その時携帯を手に入れた。2年以上は当地にいる予定だったので、2年契約で、端末と携帯料金のセットを購入、端末はローンで2年の分割、携帯料金は2年契約、したつもりでいた。が、実際は、日本の携帯購入の場合と(多分)同じで、携帯料金に端末の料金が合算されてそれを2年間で割った料金を支払う形になっていた(日本でしばらく携帯の契約をしてないんで自信がない)。

何故か2つの契約、契約期間が終わっても誰も教えてくれないし、契約は自動的に継続される
私の想定では、2年経ったら自動的に端末の支払いは終わり、その後は通信料金だけを払うということでいいと思っていたのだけれど、2年たった今でも端末の料金を支払い続けている・・・・っぽい。おかしい。ということで、まずは支払状況をチェック。支払いはダイレクトデビッドになっているので、自動的に銀行口座から引き落とされている。相方の端末に対する携帯電話会社からの請求は、2つに別れていて、一つは通信料金、一つは携帯代金、だと思っていた。ネットから利用状況を調べることができるので、通信料金を調べてみると、2つの請求のうちの一つと金額が合致し、こちらが通信料金であることは間違いない。しかし、もう一つの請求は一体どういう仕組で請求されるのか不明であった。 考えてみると、契約を結んだ時、2つのSIMを渡されて、片方は端末へ、もう片方はスペアだ、とか言われたのを思い出した。スペア??なんだそりゃ?と思ったのだけれど、考えてみるとそちらが端末の請求のための契約に付随するSIMで、そっちの契約をなんとかしないことには端末の料金を支払い続けることになるのではないかと推測。そこで携帯ショップへ。 お兄ちゃんに、「もう2年の契約終わっていると思っているんだけど、どうなってんのか教えてくれますか?」と言って、契約を調べてもらうと、「あなたは2つの契約があって、一つは通信料金の契約であり、もう一つはdummy handsetの契約である」と言う。dummy handset??と、言っている本人も首を傾げていてよく…

優雅な人たち

今日は久々に剣道に行くつもりだったのだけれど、実験が長引いたために断念。 lysisからカラム3本をかけるとなるとやはりそれなりに時間がかかる。 素振りだけすることにする。

今日は、ボスがバケーション、学生さん1人は論文書き、ほか数人が電顕の実験の準備でラボにいない人が多かったりして静かだった。 さらに今週末から何人かバケーションに出かけるそうなので、更に静かになりそう。しかし、その人達はほんの少し前にもバケーションに出かけていたような。どこにそんなお金が・・・と思ったりもするが、考えてみれば我々が日本に一回帰国する予算で、家族のバケーションと、帰省(ヨーロッパ内)x2くらいの費用は出るのかもしれない。いろいろあって日本に帰らないといけないとは思っているけれど、時間もお金も大変だな、と。どこでもドアがほしい。
日本の学生さんの不遇についてのツイッターを最近よく見かけるのだけれど、UKの学生さんは優雅なもので、適当に実験しながら、時に旅に出かけたりして人生を楽しんでいる(私の周りは)。そのへんの話をまとめて書きたいなと思っているのだけれど、奨学金の種類にもよるのだけれど、良い奨学金だと(税金が取られないのもあって)手取り収入は普通のポスドクよりも多くなったりするらしい。多くは独り身なわけで、そりゃ旅にもでかけますよね、という感じ。

延焼中

この前の炎上問題は、なんとなく落ち着いた感じがしていたのだけれど、ラボ内の不満は別の案件で再び湧き上がっている。今度は契約更新の問題なんだけれど、雇われる側の不満も、雇っている側の不満もわからんことはない。個人的には、しかたねーんじゃね?結果出せてないんだし、というところで落ち着いている。まあ、でも、個人的には”結果が出せてないから”そいう雇用形態(1年更新)でも仕方がない、そういうプレッシャーなんでしょ?と思っていたのだけれど、今日になって、”みんなそうだから”というメールが送られてきた結果、”何をやっても評価しない”という平等主義なんだということがわかり、モヤモヤした気分になる。現在、新ポスドクを募集中だけれど、その人に関してもそういう方針を貫くのか、その人は別枠なのか、そのへんもよくわからない。
現行の雇用関係にある人達に不満があるなら(あるんだろうけど)、信賞必罰をはっきりさせたほうがいいし、それを明言(&実行)したほうが良いのだろうと思う。某超優秀な元同僚やら、某超優秀な構造生物学者が言っているように、ポスドクたるもの年に1報は論文を書くつもりで臨まねばならぬわけで、お前ら甘いんじゃ、と言われれば、おっしゃるとおりであると私なんかはひれ伏すのみ。みんながそうだから、とか意味のわからない理由で方針を転換するのは、愚策だと思われる。”みんな平等”で問題が起こらないのって、みんなそれなり、って場合で、みんな平等に待遇が悪いと悪影響しかないんじゃないかと思うのだけれど。
しかし一方で、みんなお前らのせい、みたいな態度に見えるのも正直なところかもしれない。特に思うのは人口のバランスなのだけれど、PI1,ポスドク5、学生5、テクニシャン1(産休中)って、もうちょっと考えてくれてもいんじゃないかと・・・。学生枠を1減らしてテクニシャンを雇うとか。(産休前の)テクニシャンのカバーする範囲も、明確なルールがなく、結局声の大きい人のサンプルが優先されるという感じで、不公平感がある。戦える陣容を整えて、なんでできないんですか?という話でもなく、お前ら働きが足りんのじゃ!と言ってしまうのは、どうなんですかね?って感じ。

日本に帰りたいかどうかとか

先週話し合った契約更新についての話は、結局、一年契約、更新オプションあり、ということで落ち着いた。なんだか知らないけれど、ビザ費用は支払うみたいな文言もわざわざ書いてあり、ある種のプレッシャーをかけられているのだろうなと思うけれど、スルーしておく。毎年ビザ費用を負担してくれるなら、当座の出費が少なくなる1年契約のほうがありがたいというのもあるし(2400ポンドを一気に支払うのは、かなり堪える)。これで来年更新する事になって、その時HISが値上がりしていたりしたら目も当てられないのだけれど・・・まあ、そのときはその時だな。

契約更新のこともあって、日本に帰りたいのか?みたいなことを、ボスにも相方にも聞かれるのだけれど、まあ、科学みたいなことを続ける限りにおいて、できれば帰りたくない、というのが本当のところ。それは、こっちのほうが仕事がしやすいとか、英語余裕っすとか、こっちでやれる自信があるとか、そういうことでは全然なくて、日本にはあまりに未来がない、っていう消極的な理由。一部の恵まれた場所でポジションが得られるなら別の話だけれど。しかし、そういう場合、焼け野原の真ん中に立つ立派なマンションで暮らすみたいなことが心楽しいかどうかは考えてしまう。
ムーンショットとか、今日話題になっていたこんな話とか、突き抜けて馬鹿げていて、科学者のディストピアと化している日本。美味しいものも多いし、日本語が使えるから楽で良いなあ、みたいなことは思うけれど、科学技術に関しては、国を挙げて諦めたほうが良いんじゃないかと時々思う。だからといって、日本の科学難民を他国が受け入れないといけない理由もないし、他の国でも同様にPhDはだぶついている傾向にあるのだし、優秀じゃなければどこに行ったってだめ、ではあるのだけれど。しかし、未来になにか感じられなければ(それが幻想であれ)、困難な境遇に耐えるのは難しい。
ところで、某首都圏の大学の公募を見ていたら、ポスドクで採用の場合で20万円、特任助教では30万円の月給だと言う。別段輝かしい業績を叩き出している研究室でもなく、それでも人が雇えるからいいという話なのか、そういうものだから、なのか、なんか見ているだけで辛い。大学の規定ってわけではないですよね?”大学が定める規程に基づいて”と募集のページにあるのだけれど、給与もやはり規定なのか。
博士を取…

炎上中

先日の複雑な話は、やはり権利の問題となってラボ内の一部で炎上している。私も関係者なのだけれど、炎上している話し合いの場には呼ばれることなく蚊帳の外。まあ、いいんだけど。やることをやるだけ。
これ関連の他の人の話を聞いていて思ったこと。 私はボスはお金さえとってきてくれたら基本的には満足しないといけないと思っている。そこから先はおまけみたいなもの。メンターシップとか、あればあったに越したことはないのだろうけれど、なかったら自分でなんとかしていくしかない。日本みたいに”メンターシップどころか論文だってろくに書けない”なんて人は流石にいないだけ断然マシだと思ってしまうのは、生国のおかげというか、なんというかなんだろうな。 人員配置のまずさが今回の問題の発端な気もするのだけれど、そちらはこれからの参考にさせてもらうとして、今はやれることを頑張るしかない。

今日は先日切々と書き上げたラボプロトコールに関する意見を検証する実験。断然収量が上がり、とりあえず私がやっていることは正しいような感じ。難しいサンプルはメソッドを見直す機会にもなるのがいいような気がするが、やはりポスドクのワンオペでこういうことをするのは辛い。学生時代だったらいい経験なんだろうし、流れ作業をテクニシャンがやってくれるとかいう優雅なポスドクだったらいいのだろうけれど。まあなんにしてもいい方向に向かいつつあるのは嬉しい。

変なタンパク

結晶化に取り組んでいる某タンパク質は、なかなか結晶化しない。前任者がいろいろとコンストラクトを作ってくれているのだけれど、彼のノートを見ていても、どこまでやっているのかよくわからない(電子ノートなのはいいんだけど、gelの写真とか貼ってないので、どんなサンプルだったのかよくわからなかったりする)。なんか、引き継ぎのときに聞いた話と、ノートの記載とが一致しなかったりするし、精製から先のことはあまり信用せずに、良さそうなのを片っ端からやってみることにした。
基本的な性質は大体わかってきているので、コンストラクトを変えても発現・精製は比較的簡単にできるようになっているのだけれど、こんかいのコンストラクトは他のものとちょっと性質が違うようだった。
今回のコンストラクトは可溶性を高めるであろう某タンパクとのフュージョンタンパクなのだけれど、これが何故か可溶性を高める方に行かない。精製途中では問題にならなかったのだけれど、いざ結晶化のために濃縮してみると、濃縮途中で白濁してしまった・・・。あちゃー、と思いはするのだけれど、そこは年の功で焦ったりはしない。ピペットで混ぜていると、段々と白濁が消えていく。何度か同じことをしていると、どうもある程度の濃度で温度が下がると沈殿して、温度が上がればもとに戻るらしい(そんなタンパク前にもあったぞ)。残念ながら、普通のバッファーでは濃度を高くすることができなかったので(常温での濃縮は試してないけど)、低濃度、ドロップサイズ大きめで6プレートほど仕込んでみた。さてどうなるか。

事情は複雑

色んな所でラボ内コンペティションな状況が生まれていて、なんだか疲れることである。あるコンプレックスについて、何人かでやるとこういうことになるという好例。しかし、このコンプレックスについて、ポスドク1人ですべてがカバーできるかといえばそうではないだろうし、仕方がない、と思うところもある。仲良くやりたいところだけれど、そんなに歩調が揃うわけもなく、難しい。
今回のは、コラボレーターが出したデータをどう使うのか、という案件。某氏がやる某ドメインは機能には大事であるが、コンプレックスの形成には重要ではなく、私(たち)がやる某ドメインは、機能にもコンプレックス形成にも重要であるということを示したデータ。某氏は、”機能に重要だがコンプレックス形成には重要でないから”私はこのドメインをやったんだ、というような話の展開のためにこのデータを使おうとしている。論理としては、わからんこともないけど、なんか、まあ、釈然としない論理展開な気がする。そもそも、結合する、というデータが、結合するためだけに存在する、ということは意味しないわけだし。結合しないから、というのを理由になにか始めるってあまりリーズナブルな説明ではない。その他に某氏のやる某ドメインの機能について説明するデータがあまりないので、付け足しのように我々のやっているドメインのストーリーに使えるデータを無理やり使っているような気がしないこともない。というか、ファンクションのデータが有るなら、結合についてのデータを使う必要はなくね?とこちら側としては思うわけである。トータルして、それが最も効果的なデータの使い方ならばいいけど、さてさてどうなんですか?というところ。しかしこれは、私達がやっているドメイン側の話をだすときに、”結合とは別の”ファンクショナルなデータを要求される公算がたかくなるという多分に個人的な事情でそう思っている可能性も高く、客観的に見てどうなんかというところ。
更にボスから話を聞いていると、事情は更に複雑であり、コラボレーターが何年か前に出したデータを、(適当なところで)パブリッシュしようとしたのをこちらが止めた(止めている)という経緯があり、相手側の元ポスドクの意見も重要になってくるということらしい。そのへんの事情を説明されれば、今の流れも納得せざるを得ないところがあるのだろうけれど(そもそも他の人のデータだ…

ケンブリッジ大学はどこですか?

先日、ケンブリッジのまちなか(pembroke collegeの前)のバス停でバスをまっていると、観光客らしい家族連れの気の良さそうなお父さんに話しかけられた。エジプトとか、あのへんの人かな、という感じの雰囲気。 ”ケンブリッジ大学はどこでござるか?” と申される。その質問は非常に難しいので、一瞬考えてしまった。すると、 ”け・ん・ぶ・り・っじ・だ・い・が・く、どこ?” と、区切って言ってくれたんだが、いや、聞き取れないんじゃなくて、その質問の答えが難しいってことなのだよ。 気を取り直して、 ”目の前のカレッジもケンブリッジ大のカレッジだし、あれもそうだし、街中にケンブリッジ大のカレッジやら研究所やらがいっぱいありますよ” と教えてあげたら、 ”おう、そうかそうか。あっはっはっは。そうなんだってよ(家族に向けて)。ありがとよ” といいながら陽気に去っていった。まあ、楽しげだったので面白かった。
ケンブリッジには31のカレッジがあり、その他に学部やら研究所やらがある。そもそもケンブリッジの街って大きな街ではなく(人口12万くらい)その小さな町に大学の施設がそこかしこに散らばっているので、まちなかを歩いていればその視界の中には大学関連の施設があることが多い。
ケンブリッジ大学の本部って一体どこなんでしょうね?知りません(用がないし)。
同じような経験をサンディエゴでもした。その時は、”UCSDってどこ”と、UCSDの敷地の端っこあたりで車に乗った女性に言われて、”眼の前に見える建物全部ですけど”と答えると、”ああ、そう”と走り去っていった。なんとなく、その施設関連の立場にいると、知っていることが当たり前、という気分になってしまうけれど、関係ない人にとっては、知らなくて当たり前なんだよな。

アプレイザル:ビザ費用はとりつけた

先日提出したあぷれいざるフォームを元に、本日あぷれいざるが行われた。 ネチネチと文句を言われたりはしないが、まあ、なにせ何もうまく言ってないので、それほど心楽しい時間ではない。まあ、でも、とりあえず1年でやるべきことをはっきりさせるためにはこういうのも良いかもしれないと思う。ネチネチと書いた昆虫細胞についての所感に関しては、ああそうね、って感じで流されたのだけれど、そのへんのうちのボスの態度というのはよくわからない。ああそうね、って感じで流していたものが、別のところで積極的に宣伝されていたりする例が結構あるので。昆虫細胞についての取り組みが宣伝されるか否かは、ひとえに今やっている実験にかかっているのかもしれないけれども、とりあえず基本に返ろうというメッセージにはなっているだろうと思われる。いや、マジでいい加減すぎるんだ。

そろそろ契約が切れるので、アプレイザルの場でここ1年のプログレスと、これから1年のプラントともに、契約更新についても話し合い。
プロジェクトの終わりはまだ見えないけれど、まあ、今やっていることの終わりは、年ベースで見ていけばいいかなと思ってはいる。あんまり長くポスドクもしていられないので、いい論文出して、どこかの”まともな”ポジションにアプライしたいとも思っているので、これからは基本的に年度ごとの更新で、と言われたけど、まあ、それでいいと思う(思った)。が、問題はビザなのである。UKのビザのアプリケーションフィーは非常に高額で(イギリス国内で延長する場合、お一人様704ポンド。家族3人ですと・・・)、そんなもん年ベースの更新で払ってたら死んでしまう。
ということで、”でもさ、ビザの費用が・・・・”と、おずおずと交渉を始めてみる。”ビザ更新費用にこれだけかかって・・・”と申し上げると、”ああ、毎回そんなにかかるんだ・・・”とボス。”でも、大学ってビザの費用は払ってくれないんですよね(と聞いてるんですけど)??”と、私が言ってみたら、なんと、”それは払ってやろう”という段取りになった。え、マジで?大学の規定で払っちゃいけないのかと思っていたけれど、グラントのお金からビザ費用は払うことができるらしい。でも、毎年っていうのは結構な出費だな、とボスは言っていて、契約期間に関してはちょっと保留(だが、是が非でも1年で出て行け、という感じでもなかった…

悪童たちに遭遇

先週は非常に暑かったのだけれど、今週は普通のイギリスの気温に戻る予報。確かに涼しくなっている。というかすでに秋の風が吹いている感じ。
先週の木曜日のケンブリッジは、イギリスで一番暑かったらしく、その最高気温は38.1度。イギリス観測史上2番目とかいう話だった。今年は特に暑かった、というような話を去年聞いたような気がするけれど、今年もやはり暑いと思うのは私だけだろうか?日本ほどの湿気はないにしても、それでも蒸し暑かった。そんな日でも、ダブリンの気温は何度だろうなと調べてみると、24度。さすが。
先週土曜日に、同じ研究所のOさん宅に招待していただいて、ガーデンパーティーに行ってきた。妻は体調不良ということで、私と息子の二人での参加。Oさんの娘、Kちゃんが子どもたちの相手をしてくれて、私は子供をしばらく放って他の人と話せたし、子供は子供で楽しい時間が過ごせた模様。ありがたかった。
その帰り、子供は遊び疲れてバギーで眠ってしまった。バスを乗り継いで自宅近くのパークアンドライドで降りて、自宅までは徒歩。雨が降ってきていたので、やや小走りで家に向かう。その途中、何人かの子供のグループが前方を歩いていた、その子どもたちを抜かした直後、”run run run”とかいう声が聞こえ、その後、バシャー、っと水をまいたような音が。振り返ってみると、どうも持っていたred bullを私に向かってかけようと撒き散らしたらしい。その後、チャイニーズがどうのこうのとこっちに向かって叫んでいるので、”すみません、日本人でござるのよ”と言って走り去ろうとすると、そのグループの女の子が走り寄ってきて、またなんかこっちに向かって言っている。そっちに警戒してなかったのでなにを言ったのか聞いてなかったけど、明らかに敵対姿勢であり、(穏やかな大人であるところの私は)たちどまってガンつけてやると、距離1メートルほどに近寄ってきて手を振り上げて叩くポーズをとってくる(大人が子供に、メッって感じでやるあのモーション。それ、喧嘩には使えないですよ・・・)。(ポーズは間抜けだけれども)目は本気だし、かなり憎たらしいけれども、正直その短い腕では届かないと思いますよ・・・と思いながら思わず(やってみいやという感じで)前傾姿勢をとってしまう(辰吉ポーズというか・・・)。その間合いでしばらくにらみ合いになったが(おそ…

ラボの手法についてせつせつと異議を申し立てる:昆虫細胞の発現系

大学には、あぷれいざるという年度評価をする機会があり、基本的にはPIとミーティングをして進捗について議論する。とりあえずはフォームを埋めてPIに提出。それをもとにPIと議論する。まあ、なんにもうまく行かせていない私が悪いといえば悪いのだけれど、言わせてもらいたいこともあるので、(売り言葉に買い言葉というところもあるのだけれど)そのへんについても書くことにした。
うちのラボでは大腸菌、昆虫細胞、哺乳類の細胞を扱っている。大腸菌は、ずっとやってきたことなので、まあ(大体)いいとして、今使っている昆虫細胞に関してはここに来るまではほとんど知識がなかった。昆虫細胞については、”我がラボでえすたぶりっしゅされている”ということであったので、ラボの他の人に聞いてやってきた。が、まあ、結果は芳しく無く、そのプロジェクトに関する進捗がよろしくない。ということで、自前で調べていくと、基本的な事項をスキップしているところがあって、それじゃねえ・・・という感じになっている。それだけで解決するかどうかは知らないが、何かのプロジェクトでうまくいった、というのはえすたぶりっしゅしている、ということにはならない(と、はっきりあぷれいざるのふぉーむに書いたりはしないが、せつせつと問題点について書いた)。
そんなわけで昆虫細胞発現系について、基本的なことを(いい加減に)まとめておく(ここにフラストレーションを読み取れたら不味い) 1.昆虫細胞そのものについて、 有名なものに、sf21、sf9、High Fiveなんかがある。sf9の細胞数は大体1日で倍になる。個人的な意見だけれど、あまりにも早い場合、ちょっとコンタミとか考えたほうがいいのでは?High Fiveとか、分裂が早いので(半日で倍とか)、一度コンタミしたらそちらが勝つよね・・・。入れ替わっていてもタンパク発現については問題ないような気もするけど(ただ間違ってるってだけで)、baculovirusのamplificationに関しては問題がある(Tni系の細胞はプロモーターに変異が入りやすい)。ので、ウイルスの増殖には”ちゃんとした”sf9またはsf21を使用する。 2.ベクターについて 大腸菌同様、いろんな市販のバキュロウイルスベクターがある。タンパク質発現の段階でウイルスのtiterが問題になるので、titerを測定しや…

即席友達募集

高校の同期の同窓会のためのライングループが立ち上がったとかで、ほう、と思って仲間に入れていただいたけれど、その主旨を要約すると、学校の(学年じゃなくて)同窓会をこの年の卒業生がせねばならず、そのための”幹事&お手伝い募集”と言った風情であって、”まあ、そうだよね”と思うと同時に大いに興ざめした。それと共に、高校時代のヌメーっとした嫌な記憶が思い出されて、悩まされる。
出身高校は、地方の中規模都市では立派な進学校であった。しかし、色がはっきりしない感じの進学校で(バリバリでない進学校なんてどこもそんなものかもしれない)、真面目なかたから、キャピキャピした感じの人まで色々といた。私はキャピキャピはしてなかったし、勉強でも落ちこぼれで、なんだか居場所のない高校生活だった。落ちこぼれに至る色々があり、それがまあより一層高校生活を暗くしていたわけだけれど、それはここでは触れない。
キャピキャピした人たちにとっての一大イベントは文化祭でのダンスパーティーであって、私立文系、KO大学進学希望みたいな感じの人達がそれらのイベントを仕切っていたと記憶している。冴えない高校生だったわたしは、ダンスパーティーなんて中を覗いたことすらなく、一体中でどんなことが行われていたのか知る由もない。私なんかは、そんなのとは縁遠い、お茶会、とかに参加したような記憶しかない。
で、当然今回の一大イベントの幹事といえば、そのような”ダンスパーティーを仕切ってた”人たちが立ち上がるわけである。そういう人たちのイメージは、要領のいい、爽やか系司令官という感じで、今も昔もそんなものなのかなと思う。
要領の良さ、の要点は、人を上手に使う、ということで、つまりまあ、今回のグループ結成は、私には使う人が必要だ、というメッセージであると判断した。なんか、”みんなにつながれて嬉しいぜ!”みたいなことを形式的に書いてくれたりするわけだけれど、このご時世、そういった声の大きい人は”ほんとに会いたいなら(つながりたいなら)”この機会より前に何らかのつながりを持つことはできたであろうし、今回のような形で即席友達(兼兵隊。いや、兵隊兼即席友達か?)なんかを募集してしまうあたり、流石だな思ってしまうのである。そういう底の浅さについて、当時も今も納得ができず、それが頭の中から昔の嫌な記憶を色々と引っ張り出してきてくれる。い…

サンディエゴからの刺客

先日、ラボのカフェテリアに行って、ヨーグルトを買い(遅めに行ったので、いつものサラダバーには食べたいものが残っていなかった)水を汲もうとしていると、なんか見たことのあるような後ろ姿の女性が水をくんでいる。いや、でも、そんなことないよなあ、と振り返るのを待っていると、そんなことがあった。 なんと元ボス・・・
流石にサンディエゴにいるはずの人にイギリスの研究所の食堂で前触れもなく出会うとびっくりする。だれか一言教えておいてくれたら良いのに・・・・。あまりのことに聞き逃したようだけれど、JBラボにサバティカルに来ていて、夏中滞在する予定だと、今ボスが聞き出してくれた(今ボスは前ボスと知り合い)。
別に今やなんの関係もないので良いのだけれど、微妙な緊張感を感じている。まあ、頑張れってことだろう。
そして、それ以来、コンフォーカルでなにかやっているらしく、使い方がわからなかった前ボスとその面倒を見ているポスドクがうちの学生さんをさがしてうちのラボに毎日やってきている。なんか非常に奇妙な感覚なのである。まあ、前ボスがここにいるということ自体が奇妙な感じなのだけれど、その前ボスが実験している(彼女は、ポスドクほぼなしでPIになっているので、実験すること自体15年ぶりとかそういうレベルなんだと思う)というのはダブルで奇妙なのである。

雨続きのケンブリッジ:Uバス情報のアップデート

ケンブリッジで一日中雨という日はそれほど多くはないと思うのだけれど、今週は月曜日からそんな日が続いている。今日も雨。
日曜日の夜から風邪の症状を感じ、寝れば治るだろうと寝床に入ったものの、朝起きたときには発熱し、38度半ば。しかしやらなければならない仕事が少しあって月曜日は少しだけ出勤。火曜日も熱は治まらず一日欠勤。火曜日の夕方くらいには熱がだいたい引いて、水曜日から復帰した。まだなんかおかしいけれど、回復傾向なのは間違いなさそう。
そんなこんなであっという間に木曜日になってしまった。雨の日にはバスを利用することにしているのだけれど、今日のバスはひどかった。全くスケジュール通りに到着しない。電光掲示板に到着時刻は表示されているのだけれど、それすらも右往左往している感じ。バス停で待つ人も多いのだけれど、雨も降り込んできて心地よくない。だからと言って、こんな不安定な時刻表を前にして家でのんびり待っているとバスを乗り逃すかもしれず、仕方がないのでバス停付近にあるコミュニティーセンターに陣取って(基本的に自由に出入りしていいようである)バス停を横目に見ながら待つことにした。こういうシチュエーションはなかなかないので、大して有益な情報でもないのだけれど、こんな目にあったときには役に立つ(あと、一時的にネットの回線が使えないときとかもfreeのwifiがある)。
バス情報でもう一つ。ケンブリッジ大学が出資して運行しているバス(Uバス)に最近カードでの支払いシステムが導入された。大きな進歩だ!と思って、試しにコンタクトレス(デビッドカード)で支払って見ようと試みたのだけれど、シグナルが悪いからできないと言われ、断念。その後、他の客がカードでの支払いを試みているのをアデンブルックスで見かけたが、そこでもやはり駄目だった模様(一体どこにいったらシグナルがあるのだろう?センター付近だけ?)。機械だけ導入しても、使えないのなら意味がない。バスの端末ごと入れ替えるというのではなく、横に小さなカード用の端末を導入して、小手先で対応しようとしているのだが、使えない&(とは言え試さないわけにもいかないから)時間がかかるわで、ろくなことがない感じ。
更にUバス情報だけれど、最近(なのかどうかよく知らないけれど)university用の1-dayチケットというのが売られているのを知った(…

ポスドクセンターに登録

今日はなんだか肩こりが酷い。先週末の暖かさから急転しての天候の悪さに原因があるような気もする。 まあ、それ以外のストレスを多めに感じているというのもあるのだけれど。

昨日は、ポスドクセンターに行ってきた。 ケンブリッジ大学にはポスドクセンターと言われる施設が3ヶ所あり、我々が住むサイトにあるのが一番新しい施設。大学のスタッフはこれらを利用することができるのだけれど、我々のサイトのものだけは対面のinductionを受けて初めて利用できるようになるそうで、仕方がないのでinductionを受けに行ってきた(毎週火曜日、9時半から15分程度。一応要予約)基本的には、きれいに使ってくださいね、とか、予約はウェブからしてくださいね、とか、コーヒーはこちらから、とか、そんなもの。これで利用できるようになった。使えたら便利な気がするのだけれど、さて本当に使う機会があるのか?というところ。

某研究所の某スタッフが去った問題について、先週うちのラボでも話題になっていたのだけれど、某さんとたまたま話す機会があって、事の顛末を聞いた(どこで誰にチェックされているかわからないのでぼかしまくりなのである)。 なんだかまあ、世知辛い話であった。 後任はすでに決まっているとの情報なので、そのへんは一安心。 ポジション的には最先端の知識よりも、世話好きであることの方が優先されるような気がしないこともないが、どちらも大事なのは違いない。 そのスタッフと仲の良かった学生さんにどこに移ったのか聞いてみたが、去ったことすら知らなかった。誰にも告げずひっそりといなくなったということか。まあ、事情を鑑みると仕方がないのかな?

中国のスピード感

習慣を一度止めてしまうとどうにも続かなくなるものですね。 まあ、取り立てて書くこともなかったのも大きな原因ではあるのだけれど。
週末から少し涼しくなっていたケンブリッジも、また暖かくなってきている。 今週末は26度の予報がでている。住居とか、寒いことを前提に作られているので、 26度はちょっと高すぎるんですよね。外はいい陽気なんだろうけれど・・・。

読ませていただいているブログの方が、中国でポジションをゲットしたらしい。 素晴らしい。 人が頑張っているのを見て、自分にも刺激になる。
しかしまあ、その関連の話を読んでいると、中国の大学のスピード感は 恐ろしいものがある。 読んでいるこっちが、夢でも見てるんじゃないのか?というレベルのスピード感。 このケースは特例なのかもしれないけれど、 人口12億の国では、特例だってそれなりの頻度で起こっているに違いないだろうから、 採用に時間が掛かるは、お金はかかるは(応募者の負担、大きすぎませんか?)、 って感じで動いている国に勝ち目はないよなと思う。

悪天候のケンブリッジ

今日のケンブリッジは朝からひどい雨で、昼過ぎにピークを迎えた模様。夕方には雨が上がる予報だったけれど、なかなかの雨だったので久々のバス通勤。ここしばらく朝の通勤時間帯に雨に振られることがなかったなあ。昼過ぎには雹も降っていた。
そんな雨のせいか、頭痛がひどく、一日中頭痛に悩まされた。実験はうまくいかないし、色々と無いものがあるしで、散々な一日であった。
そんな感じでうまくいかないもので、帰りが遅くなり、久々にNさんに出会う(自転車で通り過ぎるYさんにも出会った)。
未だに頭が痛いのもあり、早めに切り上げて寝ることにします。偏頭痛なんて、あまりない症状なんだけれど・・・。

連休はブルーベルウォークに行ってきた

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イースター以来ブログをサボってしまいました。イギリスも連休明けなので、このへんでブログを再開することにします。
連休、と言ってもただの3連休だったのだけれど、今年もブルーベルウォークに出かけてきた。今回はBlickling Estate。
前回Blickling Estateを訪れたのは8月で、そのときは常設の駐車場に車を停められたのだけれど、今回はoverflow parkingが開いていて、そちらに停めることになりました。3連休ということもあったのだろうが、ブルーベルを見に来たというひとも多かったのではないかと思われます。
ケンブリッジでは既にブルーベルは枯れ始めているので、あまり期待しないで出かけたのだけれど、幸いBlickling Estate付近では先週末がまさに見頃という感じだった(ケンブリッジよりも1−2週間くらいの遅れがある模様)。残念ながら天気がいまいちだったのだけれど、見られないかもという不安があったので、まずは見られてよかった。
昨年訪れたAshridge Estateのブルーベルは、(天気が良かったせいもあるけれど)圧倒的に美しかったので、それと比べてしまうとBlicklingの方は見劣りしたが、それでもきれいだった。花の密度のせいもあるかなと思っていたのだけれど、写真を見ていると、やはり天気の影響が大きかったかという気もしてくる。どうなんだろう?  ちょうどGWと重なるので、日本でも”ブルーベルを見にイギリスへ”なんていうツアーがあっても良いような気がするけれど、日本では知名度低そうですよね(私なんかはイギリスに来るまで聞いたことなかったし)。

明日からイースター休み

今日も暖かかったケンブリッジ。もう、ジャケットを着て自転車をこいでいると暑いくらいの気候になってきました。
昨日は博士論文提出後に短期のテクニシャンとしてうちのラボで働いていたSさんのお別れ会ということで、パブに行ってきました。場所はSalisbury Arms。イースターなので、既にケンブリッジにいない人もいますが、それ以外は全員参加。皆さん楽しまれていたように思います。 Salisbury Armsは、息子とSeoul Plazaに行くときに前を通るので、中が気になっていたのだけれど、ピザを売りにしたパブという感じでした。peskyとか言う名前のアンチョビを使ったピザを食べましたが、ちょっと癖があるけれど、なかなか美味しかったです。オリーブとケッパーの分布に偏りがあって、それのバランスが良ければアンチョビの癖をうまく消してくれてもっとよかったかなと思います。少しは自分で配置し直しましたが。 飲み物は、久々にIPAを飲んだ。IPAもやっぱり美味しいよねえ・・・。一番搾りがオンタップになっていて、それを飲んでいる同僚もいた。もう少し暑くなると一番搾りもいいかもしれない。
今日は明日からのイースターに向けて休みに入っている人が多く、ラボは閑散としていた。他のラボは比較的働いているんですけど。まあ、うちのラボはまとめに入っている人が多いという事情もあるのですが。 そのせいで暇だったのか、母屋で働いている日本人のMさんがラボを訪ねていらしゃって、しばし雑談。  わたしも明日から休みなので、やることだけやって終了。予定よりも少し時間がかかってしまったけれど。  帰りにソウルプラザに寄って少し買い出し。キャラメルコーンが入荷しているという情報を得ていたのだけれど、行ってみると大袋(そんなに大きくないけれど)のもので、先日買った小袋がつながったものではなかった。買ったけど、子供のおやつとして考えているので、小袋で売ってくれたほうがありがたいんだよなあ・・・。

気を取り直して

今日のケンブリッジは、比較的気温が上がって春らしい陽気(しかし、薄曇りだったり、曇りだったり)。暑くもなく、寒くもなく、歩いていればちょうどいい陽気なのだろうけれど、自転車通勤者としては衣服の調節に悩む時期。
先週末の予定変更から、気を取り直して実験している(しようとしている)のだけれど、結晶化の方はなかなかうまく行っていない。とりあえず先週末に仕込んだものは待ちで、他の条件を試してみる。 別プロジェクトの方は、昆虫細胞(sf9)の調子が悪くなり足止め(おそらくコンタミ)。母屋から新たに細胞をもらってきた。原因がよくわからないのが悩ましい。自分の手技の問題なんだったら、それはそれでどうにかしないといけないのだけれど、培地を共有することになっているので、何がコンタミの原因なのかはっきりしない。
私も少し手伝いをした、学生さんが某P誌に出した論文の返事がやってきて、なんかよくわからんけど、マイナーリビジョン?みたいな返事だったらしい。レビュアーは二人で、一人目はポジティブ、二人目ははっきり言わないまでも、P誌には十分ではないというコメントだったらしいが、あとはエディターの判断という感じなんだろうか。

買い物の日曜日

日曜日は昼から買い物。
本当は車を借りて近場の庭園でも見に行こうと思っていたのだけれど、気温が上がらないという予報だったので予定を変更。
ケンブリッジのお店は(イギリス全体なんだろうと思うけれど)、日曜日はかなり営業時間が短く、昼前に開店して、16時くらいには閉まってしまう店がほとんど。なので、オトナのショッピングには向かないけれど、子供連れだと子供の方も飽きてくるので、ちょうどいい気がしないこともないです。
見るものは、子供の服とか、靴とか、バッグとか、子供のものがほとんど。まずは、しばしば購入するPolarn O. Pyretがセールをしていたので(結構頻繁にセールをしているのだけれど)買おうかどうしようかと迷っていた子供のオーバーオールを買ってしまった。靴は、(幼稚園でつかう)子供用の上履きを探していたのだけが、迷った末、結局ネット(Clarks)で注文することに。バッグはセールをしていたCath Kidstonで幼稚園グッズを入れるバッグを購入。
しかし、今回は子供の機嫌が終始悪く、はぐらかすのが大変だった。彼も楽であろうとバギーに乗せていたのだけれど、それが返ってストレスであったのだろうと推測する。

farm animalsを見に近くのガーデンセンターへ出かける

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土曜日の朝、相方がfirst aidの講習に参加するということで、息子と二人で留守番。 掃除機をかけたり、昼飯を作ったりとか色々やっていて忙しそうに見えたせいか、概ね息子は一人でいい子に遊んでいた。
午後は家族でOakingtonにあるガーデンセンターに動物がやってくるという情報を聞きつけてお出かけ。自転車で片道約30分。乗り慣れない自転車に子供を乗せての移動なので、足が痛くなった。
動物はいたのだけれど、想像していたよりこじんまりとした感じ。動物に触れ合える機会はそれほど多くないから、近所でこういうのがあるといいのかもしれないとは思う。息子は動物にはあまり興味が無いのかなと私は思っていたのだけれど、意外と自ら手を出して触れようとしていたので、良い経験になったのだろうと思う。

しかし、水鳥、鶏、ブタ・・・新型インフルエンザのインキュベーターかと思うのは私だけでしょうか?

ところで、このイベントをしている区画の横に、子供の好きそうなおもちゃが売っているスペースがあり、そこにあるショベルカーに子供が食いつてしまって往生した。むやみにものを買い与えない方がいいだろうし、同じようなものを買ってすぐに壊れた記憶もあるので買わなかったが、商売になるんだろうけど、あんなところで関係ないものを売るのはやめてほしい。牧場で取れた牛乳とか卵とかいうなら理解できるが、逆にそういうものは売っていないっていう・・・。

ほんまかいなそうかいな

今日は快晴のケンブリッジ。気温はそれほど高くないけれど。
相方の協力の元、昨日の早寝は比較的うまく行った。やはり、風呂のタイミングのせいか、布団に入ってからやや暑くて(私にしては)寝付きが悪かったという問題はあるので、早めに風呂に入れるように努力しないといけない。 ということで、比較的頭のスッキリした一日であった。
朝、自転車でいつもの道を走っていると、脇道から、なんか見覚えのある絵の描いてあるトラックが出てきた。 あのパンダのマーク、あれは・・・そう、引っ越しのサカイ 振り返ると、日本語で大きく”引越のサカイ”と書かれていた。イギリスでも仕事しているんですね。 ”ほんまかいなそうかいな”と鼻歌を歌いながら通勤。
仕事は、良さそうかなと思っていた結晶化条件が全然駄目なことがわかり、他の条件を試すことに(ほんまかいなそうかいな?)。まあ、早めに結論が出て良かったような気がするが、その条件をoptimizeするつもりだったので、方針が大きく変わって帰宅時間が遅くなった。なかなか難しいが、地道にやるしか無いです。

早寝に失敗

今日は比較的天気が良かったけれど、でもやや寒いケンブリッジ。風はここのところ北西からの風。

昨日から心を入れ替えて早寝をしようと思って始めたのだけれど、初日は失敗。風呂に入るタイミングとか、その他諸々の事情により寝付きが悪かったり、夜中に目覚めたりして、早寝の効果はほとんど感じられなかった(いや、むしろ大きくマイナス)。慣れていかないと、ただ早くベッドに行ったところであまり意味は無いことがわかった。

そんな感じなので、すこぶる眠かったのだけれど、実験はしないといけない。まあ、眠すぎてデスクワークメインだときついので、体を動かす仕事があるのは嬉しいのだけれど。
さて帰るか、というところで、バキュロウイルスの回収をするのを忘れているのに気づき、大慌てで回収。ボケている。あぶない。  UKのEU離脱問題は10月末までの延期で落ち着いた。ここで落ち着いちゃうと、また何も決まらないような気がするけれど、どうなるんだろう?メイ首相が要求していたように、6月末とか、EU側が検討していたようなさらなる長期の延期とかにしたほうが、それぞれにプレッシャーが掛かって何か決まりそうな気がする。フランス(短い延期を主張)とその他の国(長期の延期を主張)の間をとったようだけれど、中途半端が一番良くないって言うやつでは?

amazon.co.ukから米が届く

今日も曇り空から始まったケンブリッジだけれど、昼頃には明るくなってきて、夕方には少し肌寒いながらもいい天気になっていた。 今日は、起床時間直前に起きたのだけれど、2度寝してしまい、かなりの寝坊。にもかかわらず、頭は一日中ボーッとしていた。とりあえずもう少し睡眠時間を長くしないといけない。
今日もタンパク精製と昆虫細胞のお世話。このタンパクは、凍結できない上に、4度でもそれほど長持ちしないサンプルなので、延々と精製を続けないといけない。しかたがないけれど。午後、あまりの眠気に耐えられず、デスクで15分ほど昼寝。

先日amazon.co.ukで注文した米が届いた。届いた時点で袋が破れていたのだけれど、どの段階で破れてのかは不明。ドライバーが不明瞭な英語でなにか言っていたらしいけれど・・・。まあ、中身は大丈夫そうなので、そのままにすることにした。偽物の可能性については、近い内にレポートしようと思います(大丈夫だとは思うけれど)。

今日から、少し早く寝られるように頑張りたいと思います。

破綻したサプライズパーティー

今日は朝から霧。昼間には気温がだいぶ上がり、過ごしやすい(自転車通勤者にはやや暑い)一日だった。

今日は、先日ディフェンスが終わったSさんのお祝いの会が催された。本当はサプライズパーティーにするとAさんがメールを回していたのだけれど、”内緒にね”という部分を読み飛ばしたQさんが、Sさんに”パーティーにはダンプリングを持っていくからね”と嬉しそうにいってしまったところで計画が破綻。普通のお祝いパーティーとなった。
内部の人は12時半に集合して、”まずは内輪で始める”と金曜に言っていたのだけれど(それもどうかって話だけれど)、今日の朝になってAさんから、”13時から”というメールが大学のセクション全体向けに回ってきたために混乱をきたし、”あれ13時からでしょ?”みたいになり(Aさんとしては、12時半の予定はキープしつつ、外部の人は後から参加してね、というつもりをキープしていたらしい)、ややグズグズに始まった(そもそも主役が13時までやってこなかったし)。
結局、大事なことを強調してメールしないAさんの問題なんでは?という気がしないこともない。
ベジタリアンであるSさんを考慮して、今回は肉無しで、という注文のもと、皆さんそれぞれに持ち寄っての開催。私は日本から持ってきた日本酒と枝豆と横着な事を思っていたのだけれど、アルコールはたくさんあるとのことだったので、枝豆とソフトドリンクを買ってくることで許してもらった。肉なしって、適当なものが思いつかなかった。海外パーティー対策に、なんかパーティーっぽい肉なし料理のレパートリーがあるといいかもな、とか思ったりする。ビーガン、とか言われちゃったら、手も足も出ないかもしれないけれど。そういえば、野菜の巻きずしなら何でもいけますよね。練習しようかな。
枝豆は、世の中に結構普及しているかなと思ってただ置いていたのだけれど、中には皮ごと食べようとする人もいて、監視・監督することになった。枝豆は、食べる人はよく食べるけど、食わず嫌いもある感じ。が、まあ、枝豆は、飲み会の一品として(海外でも)安くて便利です。

アマゾンで米が買える

土曜日はソウルプラザへ息子と二人で買い物に出かけた。いつものように自宅から駅までバス。そこから歩き。
バス停で知り合いの中国人家族に会って、会話した。子供はバスに乗ったからなのか、知らない人の前だからなのかわからないが、じーっとおとなしく座っていた。バス停からは徒歩でソウルプラザまでは1キロ位の道のり。息子氏は、今日はいつもよりも色んなものが気になるらしく、立ち止まって、あれなに?あれなに?といいながらゆっくり進むことになった。ソウルプラザでは、コメとか、納豆なんかを購入。帰りもゆっくり駅に戻った。今回は一度も抱っこと言わなかったのは偉かった。
帰りのバスでは、前方にある一人席に子供を座らせていたのだけれど(本人の希望)、バスが交差点で右折した際に目を離してたら、見事に席から落ちてしまった。持っていたお菓子を捧げ持つ感じで横に落ちたのでダメージは少なかったらしく、特に泣くこともなく、頭を打ったりもしなかったのだけれど、本人も私もびっくりした。バスのドライバーにも心配をさせてしまった。気をつけないといけない。

夕方はBar Hillの美容師Rさん宅へでかけ、髪を切ってもらった。今回も自転車で。自宅から、40分弱って感じだろうか。帰りはもう少し短いけれど。天候のせいか(ちょっと寒かった)、いつもはよく出会うロードバイクの集団に全く出会わなかった。集団どころか、自転車に乗っている人をみかけたのも、帰り道の一人だけ。
Rさんと話をしている中で、アマゾン(amazon.co.uk)で米(いつも買っているyumenishiki)が買える、という事実を知り、衝撃を受けた。あんなに苦労して10キロの米を担いて帰っていたのに(10キロの米だけだならともかく、10キロプラス歩くのを拒否する2歳児とかいうパターンになると地獄)アマゾンでは無料で家まで運んでくれるという・・・。値段も、むしろアマゾンの方が安くて、ちょっと疑ってしまうほどの衝撃。
子供の散歩にちょうどいいし(バスにも乗せてあげられるし)、納豆なんかはやはり実店舗でなければ難しいので(アマゾンでも納豆売ってるんだけれど、なんかちょっと不安だし、高い)、ソウルプラザの買い物はいいのだけれど、コメばかりはアマゾンで注文するのが良さそうだな。いい情報をいただいた。しかし、アマゾンで米が売っているとは思わなかった。
Rさ…

一時帰国6:ロンドンシティエアポートの良いところと悪いところ

今回の一時帰国シリーズもやっと最終回。最後は今回の復路で利用したロンドン・シティエアポートについての感想を少し。
これまでロンドンではヒースロー、ガトウィック、スタンステッド空港を利用したことがある。日本からの便ではヒースローのみ。多くの場合日本からはヒースロー着なんじゃないかと思うけれど、今回のLOTの乗り継ぎ便(ワルシャワ発)ではロンドン・シティエアポートがもっとも時間的に良さそうだったので、この空港に到着する便を選択しました。

ロンドンシティエアポートのいいところ ロンドン・シティエアポート、どこそれ?  そもそもロンドンシティエアポートってどこよ? という人も多いのではないかと思います。私もその一人でした。場所はここ。

上の地図でわかるように、ロンドン・シティエアポートはロンドンの中心から少し西に行ったテムズ川沿いにあります。今回着いたのは既に暗い時間帯だったのであまり実感がなかったのですが、街の真上を飛んで着陸って感じですね。


小さい空港で入国審査もラクラク  空港の規模はかなり小さく、滑走路も短いので、小型の旅客機のみが着陸可能ということらしい。

小さい空港なんで、パスポートコントロールとかってどうなってんの?と思ったけれど、パスポートコントロールは他と変わらない(当たり前か?)。ただ、到着便が少ないからだろうけれど、順番待ちはほとんどなく、10分も待たずに入国審査が終わってしまった。
ヒースローだと、変な時間に当たると1時間以上とか待たされることもあるので、これは大きい。


交通アクセス  公共交通機関ではロンドン市内からDLRまたはバスを利用したアクセスが可能。我々はタクシーを予約した。 ロンドン中心街への距離も近いし、我々の住むケンブリッジからの距離もヒースローに比べると近いので、タクシー運賃も抑えられるし(我々は100ポンド弱)、時間的にもかなり短縮できたように思う(ヒースローだと1時間半以上かかるが、ロンドンシティからは1時間程度で自宅までたどり着いた)。National Express(長距離バス)という選択肢がないのがちょっと痛いけれど、我々は家族で空港に移動する場合はタクシーを利用しているので、家族で移動の場合はロンドンシティの方が良いということになる。


ロンドンシティエアポートの悪いところ こんないいとこずくめに見えるロ…

金曜日

今日は30分ほど寝坊。にもかかわらず一日中眠い金曜日。風がかなり強く、往路はひどい向かい風で、なかなか前に進まなかった。途中、Uバスが交差点付近で停車しているのを見かけたが、何かあったんだろうか?事故?みかけた時点では乗客はそのまま乗っていた。風向きが変わったのか、帰りも向かい風の区間が多く、なかなか辛かった。

今日は、朝方非常に忙しく、時間がなかったため、ボスとのミーティングは飛ばさせてもらった。すみません。グループミーティングまでには一通り作業を済ませて参加。

うちの研究室は、主に3つ(か4つ)のプロジェクトがあって(小さい研究室にしては、手を広げ過ぎな気がしないこともないが、ボスの知識と興味がそこに追いつくのはすごいなと思う)、(一応)ウイルスと自然免疫というくくりで研究をしている。ただまあ、そうはっきり言うにはちょっとウイルス色が薄いので、”一応”とさせてもらう。私のやっているものなんかになると、今の所、そりゃまあ、ウイルスとも自然免疫とも関係ないわけじゃないけどさ・・・くらいの感じなのだけれど、将来的にはそういうくくりの中に大手を振って入っているかもね、という感じがしないわけでもない。
今日のプログレスの発表者は、自然免疫方面の新しいプロジェクトをやっている人で(こちらは、ガッツリ自然免疫とウイルスという感じ)、そのへんの話は昔はフォローしていたけれど、いまはちょっと自分の勉強で忙しくって・・・と言い訳しつつあまりフォローできておらず、何が大事なのかよくわからなかった。昼食の話題でも、あれをあれするのはどうなんだ?みたいなことを言っている人がいたけれど、(確かにそんな感じはするけど)見えている人にしか見えていないなにかがあるんだろうなと思ったりするので、コメントは控えていた(これ関係の前のプロジェクトも、そんなの何が面白いんだ?と個人的にはおもっていたけれど、それなりに良い雑誌に載ったし、バックグラウンドがない話の重要性を見極めるのは難しい。そっちも少しずつ勉強しようと思う)。

今週も金曜日。お疲れ様でした。良い週末を。

一時帰国5:

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今日も、少し雨の降っていたケンブリッジ。気温も低めで、朝方には霜がおりていた。
今日は特に書くこと思いつかないので、シリーズ日本一時帰国の続きをアップしてみる。


一時帰国1 一時帰国2  一時帰国3 
一時帰国4


なんだかんだと用事を済ませているうちにケンブリッジへ戻る日になりました。 お義父さんの車で成田まで送っていただいた。ここも圏央道で、あっという間に成田空港。でも、ちょっと怖かったけど・・・・。
往路と同じLOTのフライト。成田空港発で、ワルシャワを経由してロンドンシティ空港着という旅程。妻と子供は片道航空券での渡航。
何も警戒しないでチェックインしようとすると、ここで問題が発生。いろいろと日本で買ったものやらもらったものやらを詰め込んだ結果、スーツケースを含めて預け入れ荷物が5つになっていた私達。一人2つ荷物を預けられるはずなので(自分は往路で私は2つ預けているのでそう思い込んでいた)余裕、とか思っていたのだけれど、 なんと、 ”預入荷物は、おひとりさま1つになります” とのお言葉。一瞬凍りつく。私が航空券を買う時に確認しなかったのがいけないのだろうけれど、残り2つどうするよ?と思いながら、気を取り直して確認。”来るときには2つ預けられたんですけどね?”と伝えると、確認してくれて、私の分の航空券は荷物2つ、(片道で私とは別に購入した)妻と子供の分の航空券は荷物1つとなっていることが判明。そういえば、前日日本語サイトで調べるとエコノミークラスは荷物1つと出ているのに対し、英語サイトでは荷物2つとなっていた・・・日本発だとそういう設定になるのだろうか?まあ、どうしようもない。ということで、預けられる荷物は4つ。幸い、5つの荷物のうちの1つは小さめのダンボール箱であったので、それを手荷物として持ち込むこととして、事なきをえた(荷物は増えたけど)。
チェックインを済ませて用を済ませ、セキュリティーに向かうと、”Youはなにしに日本へ”のクルーを発見。比較的空港を利用するのだけれど、はじめての遭遇。曜日で決めているんでしょうね。これまではあまり選択してこなかった曜日だったので出会えたような気がします。
セキュリティーを通り、LOTのゲートへ。ゲートの近くには子供を遊ばせられるスペースがあり、ここで子供を遊ばせることにした。そこで日本語のできるポーランド人女性と…

壬生義士伝(浅田次郎)、読了

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日本に帰った際に買ってきた壬生義士伝(浅田次郎)を読了した。
主人公である新選組隊士、吉村貫一郎の人となりやら、生き様やらが、本人によるモノローグと、その周辺にいた人へのインタビューによって明らかになっていくという形。某大人気右翼作家の人気作品とそっくりだなと思ったのだけれど(話の進め方もそうだし、設定が違うにしろ、主人公の人となりについてもかぶるところがあるように感じた)、やはり盗用疑惑があるらしい(壬生義士伝の方が古い)。吉村貫一郎は実在する人物なのだけれど、実在の吉村貫一郎の履歴とは一致しないところが多く、基本的には実際の話を下敷きにした寓話。
巧いな、と思ったが、やや話の調子が良すぎて胡散臭くなっているきらいがあったりなかったり(そこでその人とその人(歴史上実在する人物同士)をそうやってつなげてしまうのは余りに無理やりだろう、というのがちょこちょこ。新選組のあの人と、南部藩出身のあの人とか。)。まあ、読んで損は無い作品だと思うけれど、でも、結局、同じ浅田次郎氏の「蒼穹の昴」と同じで、ホントみたいな(史実とリンクさせた)寓話であり、寓話感が「蒼穹の昴」に比べると薄いために、ホントの話なんだけど、なんか胡散臭いことが書いてある、みたいに読めてしまう部分があるのが私には難点だった。ファンタジーならはっきりファンタジー感を出してもらったほうが(私は)安心して読める。
まあ、なんにしろ、面白いお話でした。苦労している主人公の境遇と自分を重ねたりして、(自分を含む)そういう境遇に置かれた人にはなおのこと共感できる(or 身につまされる)作品なのではないかという気がする。自分の持ち分の中でベストを尽くせ、というのが「蒼穹の昴」と共通するメッセージですかね。ないものねだりをしても始まらないので、持ち分のなかでできる限りのことをしないとな、と改めて思うのでした。

随分前に映画化されているのは知っていたけれど、漫画も発売されているんですね。表紙を見る限り、画も美しそうだし、読んでみたいかも。
壬生義士伝 上 (文春文庫) [ 浅田 次郎 ]
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壬生義士伝 下 (文春文庫) [ 浅田 次郎 ]
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