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剣道:別の道場の稽古にお邪魔させていただく

しばらく素振りくらいしかしていなかった剣道なのだけれど、相方のお知り合いのJさんに紹介していただいて、ケンブリッジの近くにある別の道場の稽古に参加させていただいた。少人数でやっていらっしゃるのだけれど、リーダーの方を含め4段の方が3名もいらしゃっていて、なかなかしっかりとした剣道をしていた。大学の”棒を振り回している”雰囲気とは違う(いやまあ、ちゃんとやっている人もいるんだけど)。経験の浅い、初段のおじさんもいたのだけれど、その方はアーミーの人らしく、経験が浅いながらもそれなりの動きをしていた。体の捌き方がちゃんとしていれば、剣道自体の経験は浅くてもすぐに上達するのだよな。大学の場合、ひょろひょろしたエリートが、体そのものを整えることなしに竹刀を握ってしまうからああいうふうになるんだなと。だからといって、体幹トレーニングから始めたら、どれだけ学生が残るのか、ってとこなんだろうけど。
行き帰りの道すがら、Jさんとイギリスの他の道場のことなんかも聞いたのだけれど、なかなか興味深かった。某ロンドンの道場は勝つこと重視、基本は疎かなんだそうで、やんちゃな少年たちのストレス発散の場としては良いのだろうけれど、長くやるって視点からだとちょっとね・・・と思われる。そこの先生方がどう考えているのかはわからないけれど、昇段審査よりは、試合の方が子供のモチベーションを維持するためには良さそうな気もするから(人にもよるんだろうけど)仕方がないということかもしれない。しかしまあ、昇段審査という建前と、試合という本音がある競技なので(前者が武道部分で、後者がスポーツ部分だとも思う)、基本をすることも勝つこともどちらも大事というか、本人次第、なんだろうな。無自覚にやってしまって、どちらかが絶対的だと思うのは危険だけど。しかし、なんで小学生段階だと(イギリスの中学生のレベルは日本の小学生程度と思われる)、ガチャガチャやってたほうが強かったりするんだろうな、という疑問はわく(当たれば一本っていう審判のしかたによるのか?)。(日本の)中学レベルくらいになると、変則的な剣道で勝てる人ってあまり見かけなかったように思うのだけれど。
かなりの短時間しか稽古に参加できなかったのだけれど(渋滞に捕まってだいぶおそくなった)、楽しく剣道ができました。久々なのにもかかわらず、ついつい真剣にやってしまって今…

それっておかしくないですか?2:E-Car Club

怒り案件が続く今日このごろ。今日はカーシェアリング。 我々は現在の住居に引っ越してきて以来、Europecar(大手のレンタカー会社)系列の会社が運営するカーシェアリングサービスであるE-Car clubを利用している。住んでいるサイト(Eddington)にカーシェアリングの車が3台あるので、非常に便利なのである。が、今回、初めて問題発生。あまりに腹が立つので、電話で怒りをぶつけた上に、メールで怒りをぶつけ、更にブログで怒りをぶつけるのである。

子供の誕生日のためにトーマスランドへ行く予定が
問題が発生した当日は子供の誕生日の翌日の土曜日であり、誕生祝いのイベントして車を借りてトーマスランドへ遊びに行く予定だった。準備を終えて、車を探しに出発(大体同じ場所に止めてあることが多いのだけれど、その場所に他の車が停まっていたり、借りた人の都合なんかによってサイト内の別の場所に駐車してあったりするので、サイト内を一周する必要があったりする)。しかし、見つからない。普通は道沿いに停めるのだけれど、場合によっては道沿いではない駐車場に停められていることもあるので、あらゆる駐車スペースを探索するがみつからない。仕方がないので、自転車に乗ってもう一周したあと、検索範囲を広げてサッカーグラウンドの方にまで行ったが(Eddingtonにお住まいの人なら、どんな感じかお分かりだろう)やはり見つからない。

E-Carへ電話
どうやっても見つからないのでE-Carへ電話。なかなかagentにつながらない。待つこと20分くらいだったか。やっとつながってagentと話す。電話番号から通話主の予約履歴は確認できるらしく、”これこれの予約で間違いありませんね”と確認された。そしていうことには、”その車は前の借り主が持っていることになっているので確認する”とのこと、はあ???という話。数分の超過とかならわかるが、念の為長目に借りた予約開始時間からはすでに2時間半は過ぎているのである。確認後、agentが話すことには”車は前の借り主が持っているのではなく、メンテナンスチームが持っていっている”とのこと。ああ???となる。更に続けることには、”他の車も借りられていて、替わりの車を手配することはできない。この予約に関する料金は発生しないし、10ポンドのドライビングクレジットをあげるから許してね…

それっておかしくないですか?:英国での携帯端末料金の過払いについて

なんか、どこかのテレビドラマで聞いたようなセリフだけれど、イギリスに於いて(というか、海外において)初めてコントラクトを結んで携帯を購入した結果、おかしな経験をすることになった。
セット割引で携帯を購入
思い起こせば2年少し前、相方がこちらに合流して、その時携帯を手に入れた。2年以上は当地にいる予定だったので、2年契約で、端末と携帯料金のセットを購入、端末はローンで2年の分割、携帯料金は2年契約、したつもりでいた。が、実際は、日本の携帯購入の場合と(多分)同じで、携帯料金に端末の料金が合算されてそれを2年間で割った料金を支払う形になっていた(日本でしばらく携帯の契約をしてないんで自信がない)。

何故か2つの契約、契約期間が終わっても誰も教えてくれないし、契約は自動的に継続される
私の想定では、2年経ったら自動的に端末の支払いは終わり、その後は通信料金だけを払うということでいいと思っていたのだけれど、2年たった今でも端末の料金を支払い続けている・・・・っぽい。おかしい。ということで、まずは支払状況をチェック。支払いはダイレクトデビッドになっているので、自動的に銀行口座から引き落とされている。相方の端末に対する携帯電話会社からの請求は、2つに別れていて、一つは通信料金、一つは携帯代金、だと思っていた。ネットから利用状況を調べることができるので、通信料金を調べてみると、2つの請求のうちの一つと金額が合致し、こちらが通信料金であることは間違いない。しかし、もう一つの請求は一体どういう仕組で請求されるのか不明であった。 考えてみると、契約を結んだ時、2つのSIMを渡されて、片方は端末へ、もう片方はスペアだ、とか言われたのを思い出した。スペア??なんだそりゃ?と思ったのだけれど、考えてみるとそちらが端末の請求のための契約に付随するSIMで、そっちの契約をなんとかしないことには端末の料金を支払い続けることになるのではないかと推測。そこで携帯ショップへ。 お兄ちゃんに、「もう2年の契約終わっていると思っているんだけど、どうなってんのか教えてくれますか?」と言って、契約を調べてもらうと、「あなたは2つの契約があって、一つは通信料金の契約であり、もう一つはdummy handsetの契約である」と言う。dummy handset??と、言っている本人も首を傾げていてよく…

優雅な人たち

今日は久々に剣道に行くつもりだったのだけれど、実験が長引いたために断念。 lysisからカラム3本をかけるとなるとやはりそれなりに時間がかかる。 素振りだけすることにする。

今日は、ボスがバケーション、学生さん1人は論文書き、ほか数人が電顕の実験の準備でラボにいない人が多かったりして静かだった。 さらに今週末から何人かバケーションに出かけるそうなので、更に静かになりそう。しかし、その人達はほんの少し前にもバケーションに出かけていたような。どこにそんなお金が・・・と思ったりもするが、考えてみれば我々が日本に一回帰国する予算で、家族のバケーションと、帰省(ヨーロッパ内)x2くらいの費用は出るのかもしれない。いろいろあって日本に帰らないといけないとは思っているけれど、時間もお金も大変だな、と。どこでもドアがほしい。
日本の学生さんの不遇についてのツイッターを最近よく見かけるのだけれど、UKの学生さんは優雅なもので、適当に実験しながら、時に旅に出かけたりして人生を楽しんでいる(私の周りは)。そのへんの話をまとめて書きたいなと思っているのだけれど、奨学金の種類にもよるのだけれど、良い奨学金だと(税金が取られないのもあって)手取り収入は普通のポスドクよりも多くなったりするらしい。多くは独り身なわけで、そりゃ旅にもでかけますよね、という感じ。

延焼中

この前の炎上問題は、なんとなく落ち着いた感じがしていたのだけれど、ラボ内の不満は別の案件で再び湧き上がっている。今度は契約更新の問題なんだけれど、雇われる側の不満も、雇っている側の不満もわからんことはない。個人的には、しかたねーんじゃね?結果出せてないんだし、というところで落ち着いている。まあ、でも、個人的には”結果が出せてないから”そいう雇用形態(1年更新)でも仕方がない、そういうプレッシャーなんでしょ?と思っていたのだけれど、今日になって、”みんなそうだから”というメールが送られてきた結果、”何をやっても評価しない”という平等主義なんだということがわかり、モヤモヤした気分になる。現在、新ポスドクを募集中だけれど、その人に関してもそういう方針を貫くのか、その人は別枠なのか、そのへんもよくわからない。
現行の雇用関係にある人達に不満があるなら(あるんだろうけど)、信賞必罰をはっきりさせたほうがいいし、それを明言(&実行)したほうが良いのだろうと思う。某超優秀な元同僚やら、某超優秀な構造生物学者が言っているように、ポスドクたるもの年に1報は論文を書くつもりで臨まねばならぬわけで、お前ら甘いんじゃ、と言われれば、おっしゃるとおりであると私なんかはひれ伏すのみ。みんながそうだから、とか意味のわからない理由で方針を転換するのは、愚策だと思われる。”みんな平等”で問題が起こらないのって、みんなそれなり、って場合で、みんな平等に待遇が悪いと悪影響しかないんじゃないかと思うのだけれど。
しかし一方で、みんなお前らのせい、みたいな態度に見えるのも正直なところかもしれない。特に思うのは人口のバランスなのだけれど、PI1,ポスドク5、学生5、テクニシャン1(産休中)って、もうちょっと考えてくれてもいんじゃないかと・・・。学生枠を1減らしてテクニシャンを雇うとか。(産休前の)テクニシャンのカバーする範囲も、明確なルールがなく、結局声の大きい人のサンプルが優先されるという感じで、不公平感がある。戦える陣容を整えて、なんでできないんですか?という話でもなく、お前ら働きが足りんのじゃ!と言ってしまうのは、どうなんですかね?って感じ。

日本に帰りたいかどうかとか

先週話し合った契約更新についての話は、結局、一年契約、更新オプションあり、ということで落ち着いた。なんだか知らないけれど、ビザ費用は支払うみたいな文言もわざわざ書いてあり、ある種のプレッシャーをかけられているのだろうなと思うけれど、スルーしておく。毎年ビザ費用を負担してくれるなら、当座の出費が少なくなる1年契約のほうがありがたいというのもあるし(2400ポンドを一気に支払うのは、かなり堪える)。これで来年更新する事になって、その時HISが値上がりしていたりしたら目も当てられないのだけれど・・・まあ、そのときはその時だな。

契約更新のこともあって、日本に帰りたいのか?みたいなことを、ボスにも相方にも聞かれるのだけれど、まあ、科学みたいなことを続ける限りにおいて、できれば帰りたくない、というのが本当のところ。それは、こっちのほうが仕事がしやすいとか、英語余裕っすとか、こっちでやれる自信があるとか、そういうことでは全然なくて、日本にはあまりに未来がない、っていう消極的な理由。一部の恵まれた場所でポジションが得られるなら別の話だけれど。しかし、そういう場合、焼け野原の真ん中に立つ立派なマンションで暮らすみたいなことが心楽しいかどうかは考えてしまう。
ムーンショットとか、今日話題になっていたこんな話とか、突き抜けて馬鹿げていて、科学者のディストピアと化している日本。美味しいものも多いし、日本語が使えるから楽で良いなあ、みたいなことは思うけれど、科学技術に関しては、国を挙げて諦めたほうが良いんじゃないかと時々思う。だからといって、日本の科学難民を他国が受け入れないといけない理由もないし、他の国でも同様にPhDはだぶついている傾向にあるのだし、優秀じゃなければどこに行ったってだめ、ではあるのだけれど。しかし、未来になにか感じられなければ(それが幻想であれ)、困難な境遇に耐えるのは難しい。
ところで、某首都圏の大学の公募を見ていたら、ポスドクで採用の場合で20万円、特任助教では30万円の月給だと言う。別段輝かしい業績を叩き出している研究室でもなく、それでも人が雇えるからいいという話なのか、そういうものだから、なのか、なんか見ているだけで辛い。大学の規定ってわけではないですよね?”大学が定める規程に基づいて”と募集のページにあるのだけれど、給与もやはり規定なのか。
博士を取…

炎上中

先日の複雑な話は、やはり権利の問題となってラボ内の一部で炎上している。私も関係者なのだけれど、炎上している話し合いの場には呼ばれることなく蚊帳の外。まあ、いいんだけど。やることをやるだけ。
これ関連の他の人の話を聞いていて思ったこと。 私はボスはお金さえとってきてくれたら基本的には満足しないといけないと思っている。そこから先はおまけみたいなもの。メンターシップとか、あればあったに越したことはないのだろうけれど、なかったら自分でなんとかしていくしかない。日本みたいに”メンターシップどころか論文だってろくに書けない”なんて人は流石にいないだけ断然マシだと思ってしまうのは、生国のおかげというか、なんというかなんだろうな。 人員配置のまずさが今回の問題の発端な気もするのだけれど、そちらはこれからの参考にさせてもらうとして、今はやれることを頑張るしかない。

今日は先日切々と書き上げたラボプロトコールに関する意見を検証する実験。断然収量が上がり、とりあえず私がやっていることは正しいような感じ。難しいサンプルはメソッドを見直す機会にもなるのがいいような気がするが、やはりポスドクのワンオペでこういうことをするのは辛い。学生時代だったらいい経験なんだろうし、流れ作業をテクニシャンがやってくれるとかいう優雅なポスドクだったらいいのだろうけれど。まあなんにしてもいい方向に向かいつつあるのは嬉しい。

変なタンパク

結晶化に取り組んでいる某タンパク質は、なかなか結晶化しない。前任者がいろいろとコンストラクトを作ってくれているのだけれど、彼のノートを見ていても、どこまでやっているのかよくわからない(電子ノートなのはいいんだけど、gelの写真とか貼ってないので、どんなサンプルだったのかよくわからなかったりする)。なんか、引き継ぎのときに聞いた話と、ノートの記載とが一致しなかったりするし、精製から先のことはあまり信用せずに、良さそうなのを片っ端からやってみることにした。
基本的な性質は大体わかってきているので、コンストラクトを変えても発現・精製は比較的簡単にできるようになっているのだけれど、こんかいのコンストラクトは他のものとちょっと性質が違うようだった。
今回のコンストラクトは可溶性を高めるであろう某タンパクとのフュージョンタンパクなのだけれど、これが何故か可溶性を高める方に行かない。精製途中では問題にならなかったのだけれど、いざ結晶化のために濃縮してみると、濃縮途中で白濁してしまった・・・。あちゃー、と思いはするのだけれど、そこは年の功で焦ったりはしない。ピペットで混ぜていると、段々と白濁が消えていく。何度か同じことをしていると、どうもある程度の濃度で温度が下がると沈殿して、温度が上がればもとに戻るらしい(そんなタンパク前にもあったぞ)。残念ながら、普通のバッファーでは濃度を高くすることができなかったので(常温での濃縮は試してないけど)、低濃度、ドロップサイズ大きめで6プレートほど仕込んでみた。さてどうなるか。

事情は複雑

色んな所でラボ内コンペティションな状況が生まれていて、なんだか疲れることである。あるコンプレックスについて、何人かでやるとこういうことになるという好例。しかし、このコンプレックスについて、ポスドク1人ですべてがカバーできるかといえばそうではないだろうし、仕方がない、と思うところもある。仲良くやりたいところだけれど、そんなに歩調が揃うわけもなく、難しい。
今回のは、コラボレーターが出したデータをどう使うのか、という案件。某氏がやる某ドメインは機能には大事であるが、コンプレックスの形成には重要ではなく、私(たち)がやる某ドメインは、機能にもコンプレックス形成にも重要であるということを示したデータ。某氏は、”機能に重要だがコンプレックス形成には重要でないから”私はこのドメインをやったんだ、というような話の展開のためにこのデータを使おうとしている。論理としては、わからんこともないけど、なんか、まあ、釈然としない論理展開な気がする。そもそも、結合する、というデータが、結合するためだけに存在する、ということは意味しないわけだし。結合しないから、というのを理由になにか始めるってあまりリーズナブルな説明ではない。その他に某氏のやる某ドメインの機能について説明するデータがあまりないので、付け足しのように我々のやっているドメインのストーリーに使えるデータを無理やり使っているような気がしないこともない。というか、ファンクションのデータが有るなら、結合についてのデータを使う必要はなくね?とこちら側としては思うわけである。トータルして、それが最も効果的なデータの使い方ならばいいけど、さてさてどうなんですか?というところ。しかしこれは、私達がやっているドメイン側の話をだすときに、”結合とは別の”ファンクショナルなデータを要求される公算がたかくなるという多分に個人的な事情でそう思っている可能性も高く、客観的に見てどうなんかというところ。
更にボスから話を聞いていると、事情は更に複雑であり、コラボレーターが何年か前に出したデータを、(適当なところで)パブリッシュしようとしたのをこちらが止めた(止めている)という経緯があり、相手側の元ポスドクの意見も重要になってくるということらしい。そのへんの事情を説明されれば、今の流れも納得せざるを得ないところがあるのだろうけれど(そもそも他の人のデータだ…

ケンブリッジ大学はどこですか?

先日、ケンブリッジのまちなか(pembroke collegeの前)のバス停でバスをまっていると、観光客らしい家族連れの気の良さそうなお父さんに話しかけられた。エジプトとか、あのへんの人かな、という感じの雰囲気。 ”ケンブリッジ大学はどこでござるか?” と申される。その質問は非常に難しいので、一瞬考えてしまった。すると、 ”け・ん・ぶ・り・っじ・だ・い・が・く、どこ?” と、区切って言ってくれたんだが、いや、聞き取れないんじゃなくて、その質問の答えが難しいってことなのだよ。 気を取り直して、 ”目の前のカレッジもケンブリッジ大のカレッジだし、あれもそうだし、街中にケンブリッジ大のカレッジやら研究所やらがいっぱいありますよ” と教えてあげたら、 ”おう、そうかそうか。あっはっはっは。そうなんだってよ(家族に向けて)。ありがとよ” といいながら陽気に去っていった。まあ、楽しげだったので面白かった。
ケンブリッジには31のカレッジがあり、その他に学部やら研究所やらがある。そもそもケンブリッジの街って大きな街ではなく(人口12万くらい)その小さな町に大学の施設がそこかしこに散らばっているので、まちなかを歩いていればその視界の中には大学関連の施設があることが多い。
ケンブリッジ大学の本部って一体どこなんでしょうね?知りません(用がないし)。
同じような経験をサンディエゴでもした。その時は、”UCSDってどこ”と、UCSDの敷地の端っこあたりで車に乗った女性に言われて、”眼の前に見える建物全部ですけど”と答えると、”ああ、そう”と走り去っていった。なんとなく、その施設関連の立場にいると、知っていることが当たり前、という気分になってしまうけれど、関係ない人にとっては、知らなくて当たり前なんだよな。

アプレイザル:ビザ費用はとりつけた

先日提出したあぷれいざるフォームを元に、本日あぷれいざるが行われた。 ネチネチと文句を言われたりはしないが、まあ、なにせ何もうまく言ってないので、それほど心楽しい時間ではない。まあ、でも、とりあえず1年でやるべきことをはっきりさせるためにはこういうのも良いかもしれないと思う。ネチネチと書いた昆虫細胞についての所感に関しては、ああそうね、って感じで流されたのだけれど、そのへんのうちのボスの態度というのはよくわからない。ああそうね、って感じで流していたものが、別のところで積極的に宣伝されていたりする例が結構あるので。昆虫細胞についての取り組みが宣伝されるか否かは、ひとえに今やっている実験にかかっているのかもしれないけれども、とりあえず基本に返ろうというメッセージにはなっているだろうと思われる。いや、マジでいい加減すぎるんだ。

そろそろ契約が切れるので、アプレイザルの場でここ1年のプログレスと、これから1年のプラントともに、契約更新についても話し合い。
プロジェクトの終わりはまだ見えないけれど、まあ、今やっていることの終わりは、年ベースで見ていけばいいかなと思ってはいる。あんまり長くポスドクもしていられないので、いい論文出して、どこかの”まともな”ポジションにアプライしたいとも思っているので、これからは基本的に年度ごとの更新で、と言われたけど、まあ、それでいいと思う(思った)。が、問題はビザなのである。UKのビザのアプリケーションフィーは非常に高額で(イギリス国内で延長する場合、お一人様704ポンド。家族3人ですと・・・)、そんなもん年ベースの更新で払ってたら死んでしまう。
ということで、”でもさ、ビザの費用が・・・・”と、おずおずと交渉を始めてみる。”ビザ更新費用にこれだけかかって・・・”と申し上げると、”ああ、毎回そんなにかかるんだ・・・”とボス。”でも、大学ってビザの費用は払ってくれないんですよね(と聞いてるんですけど)??”と、私が言ってみたら、なんと、”それは払ってやろう”という段取りになった。え、マジで?大学の規定で払っちゃいけないのかと思っていたけれど、グラントのお金からビザ費用は払うことができるらしい。でも、毎年っていうのは結構な出費だな、とボスは言っていて、契約期間に関してはちょっと保留(だが、是が非でも1年で出て行け、という感じでもなかった…